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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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満員電車で犯罪者に! ~痴漢? いいえ、人殺し~

作者:大海
その日、わたしはいつもと同じように、クソ暑い中出勤していた。

いつもと違っていたことがあったとしたら、その日はたまたま、痴漢で捕まった男の人を、初めて生で見ちゃったってことくらい。

それに衝撃を受けつつ、乗り込んだ満員電車の中。
いつもと同じギュウギュウで、身動きを取るのも難しい状態。
オマケにその日は、途中で急ブレーキが掛かって、わたしを含む、大勢の人が転びそうになる始末だ。

とりあえず立ち上がった、その時だった……

「きゃー! 人殺しー!」

そんな悲鳴が聞こえた。
そして、よくよく見てみると、わたしの手には、血の着いたナイフが……


これは、わたしが殺人の冤罪で捕まってから、裁判になるまでを描いた、そんな日々のお話し……
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