第5話 神の確認
友人にタイトル・作者名・あらすじが面白くないと断言されたので近々変えたいと思っています。
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その夜、陸の夢に神が現れ、画面が白くなった。
「言い忘れてたことがあったんじゃ。」
言い忘れるも何も二言三言しか話してなかったじゃないか。
「カナティアのことか?」
「それはまた後で言う。前、わしが言った他の能力の件じゃが・・・」
「ああ、それか!そういえば、何の能力も感じてないな。」
「お主に授ける能力は、”コピー能力”、”空間魔法”、”回復魔法”、”天気魔法”、風(雷)属性、闇(炎)属性となった。」
「いきなり、チートじゃねぇか!」
「そう、決まったんじゃ。嫌じゃったか?」
「良かったよ!」
「レベルを上げるごとに魔法が覚えられるから、ステータスを見て確認できるようになっとる。ステータスは、”ステータス”と念じるだけで出てくるから安心せぇ。それと、”パンツを盗む魔法”以外は極力他人に見られないようにしなされ。」
「意味ねぇじゃねぇか!」
「もっとレベルアップしたら見せてもいいが、それ以外のときは控えてくれ。まぁ、ピンチのときは見せていいぞ。それじゃあ、今から能力の説明を行う。まずだな、・・・・・・・・」
話、長ぇ。でもまぁ、だいたいわかったから、少しまとめておくか。
・コピー能力:他人が自分に魔法をくらわせると、その他人のその時使った能力をそのまま自分の能力として扱える。また、レベルがアップするにつれてその他人の能力の上位の技をコピーできる。
・空間魔法:レベルがアップするにつれて、どこへでも行けるようになる。転移魔法や過去、未来を旅する時間転移魔法、死ぬ間際に数百年先の世界に転生できる転生魔法や人、魔物などを召喚できる召喚魔法、異世界へと転移できる異世界転移魔法。そして、生きている者以外を収納できる収納魔法など様々な空間に関係した魔法がある。
・回復魔法:その名の通り、ある程度の怪我なら治すことができる(レベルに関係する。)上位階級魔法として手術魔法、蘇生魔法、上回復魔法など多数ある。
・天気魔法:自分がいる場所の天候を一定の範囲だけ変えることができる。その天候を2時間、持続したいときは普通の人の10倍の魔力が必要になる。
ここらへんかな。
「魔力はどうなるんだ?」
「お主の魔力に関しては、もとの魔力の1万倍ぐらい入れといたわい。つまり普通の人の1億倍ぐらいかのう。ただ、いきなりいっぺんには使えんぞ。」
俺の元の魔力はどんなだったんだよ。
「なぜだ?」
「それはお主の魔力が”パンツを盗む魔法”1回分しかなかったからじゃ。」
「それは仕方ないな。・・・・・・ってええええぇぇ!あんなクソ雑魚い魔法1回分は損だろ。ってか俺、弱すぎだろ。」
「あぁ、それでのぉ、カナティアというやつは魔王だ。魔王と言っても今は50人ぐらいいて、前の魔王を倒す、もしくは推薦されるかしてなれる。でも、安心せぇ。魔王は今は人間らの味方じゃ。少なくとも、”危神”の味方ではない。」
「魔王か。だから結構強そうだったのか。」
「それじゃあ、また今度お主の夢に顔を出すのでな。それまで、今授けた能力をきちんと使いこなしておくのじゃぞ。・・・おくのじゃぞ・・・・じゃぞ・・・・・・・。」
ジジイのエコーが聞こえながら、陸の意識は薄れていった。
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