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神聖の転生者  作者: 薄明
第2躍 日本転生~小学生時代~
53/231

第4話 いじめの一端②

投稿するスピードが遅くなると思います。日を開けて投稿するときが多くなります。

いじめっこ3人組は新井と校長にしぼられ、翌日、教室に行くと男子のいじめグループはなりをひそめ、女子のグループのみが堂々といじめをしていた。


「どうやら紘毅は女子のグループの相談役になったらしい。」

「え。まだやるの?」


驚いたように話すまどかをみて、正弘は(懲りないやつ)と思った。


「ひとまず次大きな事件が起こるとすれば次の遠泳合宿だな。気をつけろよまどか。女子のグループがなにするか分からんぞ。」

「大丈夫よ。前ので懲りたから一人にはならないようにするわ。」





場所は変わり、ここは学校の門を少し入ったところである。


「おーい、海里。今日は、コンビニにあるオレンジジュースと音を立てないうまそうなお菓子を買ってきてほしいな。ね、紘毅。」

「あ、それと、屋台で売っているたい焼きも。」

「ええ!あと10分しかないのにコンビニまで行ったら、遅れちゃうよ。しかも、屋台は隣町しかないよ。今、買いにいける距離じゃないし、お金だってぎりぎりあるかぐらいだもん。」

「自分の分は入れるなよ!さあ、早く行ってきて!じゃないとどうなるかわかってるわよね?紘毅!」

「ああ。さあ、早く行け!先生には忘れ物をしたと言っておくから。(まあ、言う気はないけど)」

「はい!」

そう言うと、海里は学校の門から追い出された。

「さあ、行ったわね。私たちは、あと5分ぐらいしかないから速く教室に入ろう!」

「「「「「「イエッサー。」」」」」」










そして、4時間目

教室の扉がソロリ、ソロリと開いた。誰かと思ってみてみると、赤いランドセルを背負った海里だった。


「どうしたの?そんなに遅く来て、石井さん?」

「ぼそぼそ。・・・・え、えっと、お腹が痛くて公園で少し休んでました。」

「あら、そう。もう大丈夫なの?」

「はい。」


そうして4時間目・給食が終わり、昼休憩になると茉莉は5人と海里を連れて校舎裏に行くのが見えた。


「さて、買ったものを見せてもらうわよ!」

「あ、あの、その・・・・。」

「はやく出せ!」

「うん。」


「さて、確認をしようか。えーと、オレンジジュースはあるな、おっと、お菓子はチョコか。あとはたい焼きだな。1、2、3、・・・5人分しかないじゃない!ということは買っていない1人分は私?それとも紘毅?」

「お金が足りなくて・・・。」

「どちらにしても一人分買っていないということがわかったわ。じゃあ、そういうことであなたは罰を受けてもらいましょうか。どんな罰が良い?」

「罰!?」


「しかも、朝のうちに買ってこいと言ったのに、なんで昼になったの?これは追加ね。あなたにはクラスメートが提案した罰を2つ、私達からの罰を2つ受けてもらうわ。覚悟しときな!

じゃあ、そうね、明日は学校が休みだから、明日の9時に倉庫番号B-K-2というところに来てもらうわ。じゃあね。」


このとき、すでにあの3人が物陰にいたのは言うまでもない。

「よし、明日の9時にB-K-2だね、まさくん、颯太。明日はもうけるよ!」

俺らはどんな立場なんだろうか。









〜〜〜〜〜〜〜


その夜、正弘は翌日のためにステータスを確認しようとしていた。

すると突然、産神が顔を出した。


「どんな調子だ?」

「まあまあだ。ただ一回だけ魔法を使った。」

「見ておった。あれはしかたがない。おそらく明日もお前は使うだろう。」

「助けてやりたいんだ。」

「わかった。ちょっとした攻撃魔法を追加しておいてやろう。ただしあくまでも正当防衛またはやむを得ない状況のみだぞ。」

「ありがたい。助かる。」


〜〜〜〜〜〜〜


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