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神聖の転生者  作者: 薄明
閑話1.英雄の友
47/231

///5 結婚!?

翌日、朝5時。


10分ぐらい待っても起きてこなかったので、騒音魔法を使う準備をして彼女のところへ向かうと、やはり、まだ寝ていた。


「起きろーーーーーーーーーーーーーー!」

「・・・・・・はっ。ここは?」

「起きたか?早く店に行くぞ。」

「あっ、すいません。寝坊してしまって。」

「敬語に戻ってるぞ。」

「あ、ごめんね。じゃあ、早く着替えるから下で待ってて。」

「言われなくてもそうするつもりだ。」




◇◇◇









イースルーが酒場へ来ると、常連がよりいっそう騒がしくなっていた。


「おい、そこのお嬢ちゃんは誰だ?恋人か」

「ち、ち、ちがいますよ。」

「違うって。」

「本当に違うのか」

「「違うわ」」

「「「「「ヒューヒュー!」」」」」


周りがうるさい。


さすが酒場。


「で、いつ結婚するんだ」

「結婚なんかしねぇよな「結婚してください、お願いします。」」

「ほら、イースルーもそう言ってくれてるじゃねぇか・・・・・・・ええええええ!?

えっ、本当に俺とで良いのか?」

「はい。私が襲われてたところも助けてくれましたし、働く場所がない私にここで雇ってくれましたから。何より、一目惚れしました。だから、私と結婚してください。」

「・・・・わかった。」

「「「「「ヒューヒュー」」」」」


やはり周りがうるさいが、それが酒場というものだ。


「結婚おめでとう。幸せに暮らせよ。クラインが死んでも、この店、引き継いでくれよ、嬢ちゃん。」

「はい・・・・・・・え、死ぬ?」

「うそだ。ははは」

「おい、困ってるじゃねぇか、イースルーが。」

「すまんな。」














その後、話がトントン拍子に進み、結婚式は身内だけで小さく行った。


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