第20話 師匠
翌日、床で寝たからか少し肩が痛かったが、ステータスを確認することにした。
<<ステータス>>
氏名:平野陸、リク・ソヴァール、????、????
年齢:22歳
性別:男
体力:∞
魔力:1564889457
気力:∞
神力:100(基準として、産神は210、危神は450)
レベル7
~~~~~能力~~~~~
・コピー能力
・神魔法
・闇属性
・空間魔法
倉庫(又の名を、アイテムボックス)
~~~~~スキル~~~~~
・魔力自動回復
・千里眼
・探知
・????
・????
~~~~~パーティー~~~~~
・リク・ソヴァール
・カナティア
・アムール
・山口多聞
となっていた。
(なるほどわからん。そもそも神力ってなんだ?それと気力も。体力と魔力の欄が増えてたな。あと、????って何が入るんだ?スキルはまだ予想できるが、名前のところにあるのはいまいちわかんねぇな。このステータス、見る限り俺ってどんどん神に近づいていってないか?)
「どうした?リクよ。」
「いや、ガルーダに闇魔法を教えてほしいかな、なんて。」
「了解した。では、明日からやろう。とりあえず他のやつを起こせ。」
「言われる前に起きてるわよ。この借金泥棒。」
「あんたに言われたくないね。堕天魔王さんよ。」
ガルーダの一発が相当効いたようだ。
カナティアはおとなしくなった。
「他のやつも起きたか?」
「「はい。」」
「じゃあ、聞くぞ。ここへ来た目的とはなんだ?」
「ねぇ、その前に朝ごはん、食べよう。「お前は黙れ。で、なぜ、ここへ来た?」」
「魔物を倒して、リクの身体強化をするためよ。」
「何をするために強化するんだ?全国の魔王にでも会うのか?」
「その通りよ。」
「俺たちは”危神”を倒すのさ。」
「そういう目的だったんなら協力をしてやる。この恐谷の奥に”危神”の分身が一人いる。先に言うが、我の訓練を受けるなら、最終ミッションは”危神”の分身を倒すことだぞ。そいつは他のやつより強いから、真面目に取り組むことだな。」
「わかった。よろしく頼む。」