全人物記録(第3躍まで) <ネタバレ注意>
第3躍・第47話で登場人物が多くなってきたのでまとめました。一番上から読んでる人にとってはネタバレになっています。ご了承ください
平野陸:この話の主人公(ver.1)。引きこもりのアニキモオタ高校生。好きなアニメはオタクの学校ライフ、好きなキャラクターは〇〇、好きな食べ物はマグロの中トロ、嫌いな食べ物はトマトとゴーヤ。にじみ出る臭さと暗さのせいで近づく生徒は誰もおらず、逆にクラス全体(+教師)でいじめられていたので中学2年からネットに生きる引きこもり野郎となった。
ある夜、溜めていたアニメが全部見終わったために気分転換にゲームセンターに行き、帰る途中で段差につまずいて転び、その先にあった尖った石に頭が刺さって死亡。享年18。
リク・ソヴァール:主人公(ver.2)。平野陸が異世界『タグリア』に18歳のまま転生した時、使っていた名前。”危神”を倒した後は英雄”復活”のリクと呼ばれ、308年生き、家族に見守られて老衰で死亡。妻は魔王(後の大魔王)カナティアで、タグリアで脅威を倒した後は夫婦で王国の端にあった大きい森をダンジョン≪英雄の森≫に変えてそこで住み続けた。王国での地位は公爵。享年326。
カナティア・ソヴァール(カナティア・アレイ・フェリックス):ヒロイン。リク・ソヴァールの妻で、宮廷魔術師カエシリウス・アレイ・フェリックスの娘。12代目大魔王。いかにも魔王な風格が出ており、ワインレッドの髪の毛を長く伸ばした髪型である。リクの死後、王国との約束は守り続け、カナティアが死ぬまで魔界との貿易は続けられたが、死後、13代目大魔王が貿易の契約を反故にした。享年600。
アムール・ウォースパイト:カエシリウスの一番弟子。貧民街出身。リクと会ったときは藍色のローブを好んで使う中年。リク・カナティアのパーティメンバーでともに”危神”を討伐した。その後、日常に役立つ魔道具を開発し続け、リクたちに見守られ死んだ。享年97。
山口多聞:リクのパーティで最も謎が多い人物。奇怪な力を持ち、リクらとともに”危神”を倒した後、消息はわからない。享年???。
産神:異世界タグリアを創りし神。英雄リクにたくさんの助言を与え、その後の勇者にも脅威が去るように助言を授けた。地球の神と親しい。声はジジイだが、身体にはところどころモザイクがかけられている。リクが英雄の森を創ってからはやることも少なくなり、暇な生活を送っている。
冒険者ギルドの受付嬢:郭暦2000年代の冒険者ギルドは受付嬢に勝てるレベルの者しか受け付けなかったため、受付嬢枠に尋常じゃない程強い人材が置かれていた。3000年代になると、その考え方も廃止された。
”危神”アウスグライヒの分身1体目:”危神”の3分身のうちの1体。黒い靄に包まれている。自己紹介もままならぬまま、リクに倒され”危神”の力になった。
2体目アウス:自己紹介は出来たが、1体目と同じ末路を辿った。”危神”の3分身のうちの1体
3体目フローズン・ステージ:”危神”の3分身のうちの1体。分かりやすい自己紹介の後、パワーアップしたリクにあっけなく倒された。
ガハマ:”危神”四天王の1人。一説では危神四天王のなかで一番強いと言われているが、その正体は謎。他の四天王はカエシリウス・ガルーダコンビにあっさりと倒されていた。
コバヤシ:”危神”四天王の1人。ゴブリン・キング。前世の記憶を持つらしい。”危神”討伐戦”危神”側最大の功労者。
カエシリウス・アレイ・フェリックス:様々な過去を経て魔界からタグリアに下り、歴代最高の宮廷魔術師として働いた。リクの妻、カナティアの父。ガルーダの旧友。”危神”討伐後当時の王女だったアナスタシア、国王とともに余生を静かに暮らした。享年624。
ガルーダ:カエシリウスの旧友。カナティアとも仲が良く、リクの師匠である。”危神”討伐後は黒平原に住んでいた。享年746。
”危神”アウスグライヒ:2代目の英雄”飛竜マギー”が封印したが、500年経ったことで封印結界がゆるくなり復活した。その後、”危神”の復活を待っていた分身・四天王を呼び寄せ、人間族に戦いを仕掛けるも、リクらに倒される。別称は大魔帝。
国王:26代目カルーセル王国国王。王女アナスタシアの父。他にも3人の息子がいた。武術にも長けており、余生はカエシリウスとアナスタシアとともに暮らす。享年100。
”閃光”のマヒト:タイウィン帝国出身。リク・ソヴァールがタグリアに転生する1000年前、魔族を束ねてこの世界を征服しようとした”魔神”を倒した。初代英雄であり、戦う時のスピードから”閃光”の英雄と称された。以後、この名前は国が変わっても受け継がれた。
”飛竜マギー”:神国出身。神国トップの教皇に名前をもらい、当時暴れまわっていた”危神”を倒そうとするも自分の身を犠牲にしての封印しかできなかった。が、”危神”の封印は500年続き、一時期のタグリアに平和をもたらした。2代目英雄。
石井(坂田)正弘:主人公(ver.3)。前世はタグリアで大活躍した”復活”の英雄であり、前前世は単なるキモオタであった。タグリアで”危神”を倒したことにより、産神から褒美として転生することを受け、平野陸の姉の坂田圭織を母、坂田芳和を父に持つ家庭に生まれる。3歳の頃、病弱だった芳和が他界し、12歳で小学校を卒業すると石井家を紹介され、新しい父親と同級生である海里が家族になる。今は中1。有紗に好かれている。
石井(坂田)(平野)圭織:タグリアで英雄となった陸の三歳上の姉。後に坂田芳和と結婚し、正弘の母となる。3年後、元々病弱だった芳和が末期がんで他界し、仕事に専念する日々を送る。その頃から昔の髪型であるロングから後ろの一括りに変えた。また、正弘が小学校時代には担任である新井の家に泊めてもらってもいた。しかし、芳和が他界した9年後、海里の父親であった卓人と再婚し、たくさんの困難がありながらも幸せな日々を送る。
坂田芳和:正弘の父。圭織の夫。正弘が3歳の頃、末期がんで死亡。それからは天国(霊界)で正弘と圭織を見守っている。
足立颯太:正弘とまどかの小1からの親友。友達にも丁寧語をつけ、いじめは悪だと考えている。中学入学後では正弘との交流はゼロに近い。
池井まどか:正弘と颯太の小1からの親友。新井のスパイ。海里の友人で天真爛漫な少女。小学校生活をともに送っていたが、父の転勤についていくことになり、福岡へ引っ越す。
佐渡紘毅:生まれながらのいじめっ子。自分より全てが劣る者を見ると無性にいじめたくなる。茉莉と付き合い始めてからその勢力は女子にまでも及び、修学旅行時に正弘に成敗されたことで親へその話が行き、地元の中学への進学を辞めさせられて他の地域へ引っ越した。
羽橋茉莉:紘毅の恋人で女子グループのリーダー。もともと中学で番を張っていた姉に教えてもらったいじめ方で海里をいじめ倒す。モデル顔負けの茶髪を長く伸ばし、耳の上にかけた髪型で気取っていた。海里や卓真をいじめられたことに怒った正弘の一連の復讐により、教師の信頼を失い、修学旅行での一切の自由行動を禁じられた他、親が激怒したことで地元の中学への進学もやめ、引っ越していった。
吉田卓真:正弘の小学校のクラスメート。いつも紘毅のグループにいじめられていたが、正弘が海里を助ける頃にはそのいじめもなくなっていた。一度ほど、紘毅が自分をいじめたせいで正弘をキレさせたことがあり、密かに正弘を慕い、尊敬している。将来の夢は正弘みたいになること。
石井海里:石井卓人の娘。紘毅や茉莉にいじめられていたところを正弘らのグループに助けられ、以降彼らのグループに所属することになった。そして彼らと一緒に過ごしていくうち、次第に正弘に好意を抱くようになっていく。薄い茶色の髪の毛をハーフアップにしており、ちゃんとすれば茉莉に匹敵する美しさを持つ。父親が正弘の母と結婚したことにより、正弘と戸籍上の家族となり、正弘に告白することはかなわなかった。身長は157cm。
新井先生:正弘や海里、まどかたちの担任教師で、小学校の教師にしてはかなり怪しいものをたくさん持っている。海里や卓馬がいじめられていることを知り、正弘たちとともに解決に走る。そのやりかたは法律違反すれすれだがかまわないらしい。また、父親を失った正弘とその母親の圭織を自分の家に泊めたりするなど優しい一面も持っている。圭織が再婚すると同時に彼自身も他の学校の教師と結婚した。
川口幸成:小学校の修学旅行のとき、たまたま正弘と同じ部屋になったときに正弘と知り合った。人の意見に流されやすく、クラスでは非常に目立たない存在。幼稚園の頃のあだ名は「影」で、今でもそれを密かにかっこいいと思っている。
酒場の店主:本編では名前が出てこなかったが、実はリク・ソヴァールの親友。彼は初代から『ブーズ』という酒場を受け継いで2代目店主となる。が、種族に罹った病気のせいで妻と子を残して早死にする。享年35。死後、その酒場は一旦初代へ店長が戻り、初代が死んだ後はクラインの息子が受け継いでいる。また、彼は日本のある旅館の従業員として転生している。
カイト:復活の英雄リク・ソヴァールと大魔王カナティアの長男。カナティア・リクの庇護下の元で英雄の森を少し改良し、そこに父リクとともに住んだ。晩年は息子より長く生きる父と母、妻と子、弟の家族、王族などたくさんの人に囲まれてその生を終わらせた。享年95。葬式はひっそりと行われたが、参列者には数多くの有名人が並んだ。
カタラタス:復活の英雄リク・ソヴァールと大魔王カナティアの次男。カイトを兄に持つ。カイトの補佐をし、兄との仲もとてもよかった。カイトの死後、兄と同じく英雄の森を少し改良した。又、家族で誰もしなかった国立学院の教師を請け負って早くに校長となり、国立学院の進化に力を注いだ。享年97。
陸の母:陸、圭織の母親。正弘、海里の祖母。圭織らが住んでいる市内からそう遠くない場所に住んでいる。80を超えた高齢ながら腰が曲がることもなく一人でスタスタと歩いている。なぜか女侍の佇まいを見せており、小さな子供には怖がられるがそのキャラを買われてよく幼稚園の豆まきの鬼役に呼ばれる。
石井卓人(海里の父):中学・高校の体育教師。海里の父。圭織の今の夫。正弘の義父。大阪で生まれたが、すぐに東京に引っ越し、そこからはずっと東京に住む。親は大阪におり、再婚する前の長い休みの日には海里を連れてよく大阪へ帰っていた。正弘の通う中学校出身で異世界部の創立者。その頃の武道部の部長とは未だに親しくしており、大親友となっている。
森(学年主任・数学):正弘の担任になる3年前に教育委員会から今の学校に送られてきてわずか3年で一学年を持つ。数学の教師としては怖いが、評判は良く、生徒のことを第一に考えている。現在妊娠中の妻には尻に敷かれている。
神村大志:正弘とは中学校で知り合った。自己紹介時には「かみちゃん」と呼んでくれ、というネタを入れることをモットーとしている。正弘に色々なことを気づかせてくれる正弘の親友的存在。
羽山達人:異世界部の部長。部長にしては頼りない箇所がいくつもあるが、学問は非常に優秀で先生からの信頼も厚い。忘れ物が多い。
徳井翔:異世界部の中3で和希と違い、少し地味である。和希と逆に暗記系が得意。だが化学や物理なども得意なご様子。どちらかと言うと文系。雑学なら誰にも負けない自信があり、「知識系はいざとなれば徳井を頼れ」が中3内の常識である。
長屋沙也加:異世界部の2年生。だが部長の羽山と同じ目線で話しており、佇まいも3年生と同格である。黒髪にロングストレートであり、大人な空気を漂わせる。ずっと紅茶の飲んでおり、自分で幾つかの紅茶をブレンドしたりもしている。彼女に出された紅茶は飲むのが異世界部の鉄則であるがその美味しさから誰からも文句が出ていない。時々カフェイン中毒を心配されるが本人は大丈夫と言い張る。身長は164cm。
名端海輝:異世界部の中2。夏休みに来たときに初めてちゃんと自己紹介した。兼部はしていない。異世界部に来てやることは自分で作った物語をすすめること。とにかく明るいが行動が雑。身長は168cm。
山谷和希:異世界部の中3。賢くて夏休みの数学の宿題を一日ですべて終わらせる。あっという間に。だが残念ながら暗記系はあまりできないご様子で社会、などの文系科目は理系科目で補っている。今のところ正弘と和希が話したことはない。運動系の部活でなかなかイケメンだがバレンタインのチョコはひたすらに断っていく。その様子を見て色々な憶測が上がっているがその真相は定かではない。170cmの高身長。
八島隼人:異世界部兼武道部の中1である。そこらへんのジャニーズjrよりも顔が整っており、ルックスは抜群に綺麗。架澄とはいい関係になっていると思っている。武道は初めての経験だが、経験豊富な正弘より上手い。
滝村架澄:異世界部兼武道部の中1である。ほんわかとした雰囲気であり、隼人といい関係になっている。黒に若干茶色がかったのセミロングヘア。武道部のときは後ろでひとつにくくっている。異世界部に最初に来たとき、長屋とお互いを褒めのかす発言をする。そのかわいさとは裏腹に武道の腕もなかなか立つようで襲ってきた男は投げ飛ばすと宣言していた。身長は155cm。
遠藤絢香:海里の中学での友人。中間考査前に海里の家で勉強会をしていた。クラスの中ではそこそこ目立つほうで、体育のときなどに活躍するスポーツ少女。黒茶色のショートボブであり、身長は160cmというそこそこの長身でバスケ部所属で結構強いらしい。
荒山有沙:正弘が教室で出会った少女。海里とは一応の顔見知りであり、出席番号は正弘のひとつ前。茶色のポニーテールで陸上部の中長距離。細身だがかなり走れる。正弘に急接近したことで海里が嫉妬するも一応円満に終わっている。身長は156cm。
石井彩花:卓人の兄、和彦の娘。弟の将吾と3歳離れている。とても明るい。海里と仲がよく、弟の将吾はよくほって置かれていたが正弘が来たことにより、べったり。海里よりもだいぶ背が高いが精神年齢的には同じくらい。茶髪で髪の先が少し巻いたポニーテール。大人な雰囲気を漂わせているがまだ高校生である。どちらかというと母親の由希乃似。身長は163cm。
井笠一三:剣道8段の実力者。正弘の先輩には彼のことを「神」と呼ぶ人も多い。上段の構えが特に強く若かりし頃は横によけるコテ打ちなどで強かったらしい。彼を慕う人も多く、教え子も多い。ちなみに正弘の一番の印象は「優しそう」だった。
セルロヴァ:自称地球を総べる神。ただし、本当は地球の神の一柱。産神の元部下で、非常にまじめな性格。髪は整えられており、メガネをかけ、スーツはしわひとつまく着こなし、理知的な面を見せている。ごくたまに興奮したとき、そのキャラが崩壊し、口調も崩れ、腹も痛くなる。トイレに行くと治る。
海里の祖母:大阪に住んでいる海里の祖母。親戚が増えても優しく見守る。大きな実家の掃除を一人ですべてこなす家事のエキスパート。お手伝いさんを雇ったらという提案をすべて断るが別段頭が硬いわけではなく、自分の家は自分で大切に掃除したいというだけである。
石井和彦:卓人の兄で大阪の貿易会社に勤めている。彩花と将吾という二人の子供を持っている。二人の兄である和彦はしっかり者だがお酒を進められると飲んでしまい、人前では強く振る舞うが一人になるとフラフラになり、妻の由希乃に心配される。短髪でメガネをかけた180cmの高身長。
石井由希乃:和彦の妻。優しいため、和彦の家族だけでなく、亜里沙や瑞希も会ったときはふとしたときに甘えを見せる。純粋な黒の巻き毛ロングで、家事をするときはひとつにくくる。中学時代は弓道部だったそうだがそんな面影は今はない。身長は166cm。
石井将吾:和彦の息子で彩花の弟。明るい姉とは違い、ひっそりと行動するがいつの間にか自分がしたいことをしている。海里と同い年。本をたくさん読んでいるせいで大量の知識を蓄えていて時々それが爆発し、長々と語る。それに付き合えるのは彩花と数人の親友。顔は父親似だがメガネはかけていない。身長も160cmと平均。
石井修希:和彦、卓人の弟。旅行会社に勤めており、大阪にいないことも多い。末っ子であることも手伝って少し抜けてたりする。兄の和彦、卓人とは違ってお酒に強い。だが妻の真奈美はお酒は飲まないため、修希もあまり飲まないが呼ばれれば飲む。一人暮らしをするかしないかで対立する瑞希と真奈美に対して中立の立場を取っているためよく巻き込まれる。メガネだったが仕事の関係でコンタクトに変えた。兄より若干長いが短髪であることに変わりはない。身長は175cm。
石井瑞希:修希の娘で姉。親戚の少女一同の中で一人だけ成人している。身長も170cmと親戚の中でもかなり背が高い。しっかり者だがひとり暮らしをしたいと言っては真奈美と喧嘩している。大学でバンドのボーカルをやっている。黒髪の毛の先が少し巻き毛。真奈美と修希のいいところだけを取ってきたとよく亜里沙に文句を言われる。
石井亜里沙:修希の娘、妹。彩花のひとつ下で、吹奏楽部のクラリネット所属。おっとりした性格で、将吾と仲がいい。黒茶色のミディアムヘアで親戚の少女一同のなかで一番背が低い。瑞希に心配をかけるのが嫌なため、かなりのことを自分でこなす。だがそれでちょこちょこミスをし、結局瑞希に手伝ってもらってしまう。父親の修希似と言われるがどうも真奈美似らしい。身長は153cm。
石井真奈美:修希の妻。昔からアルコール系の食べ物が苦手なため、お酒は一切飲まない。一人暮らしをしたいという瑞希に賛同しかねてちょくちょく喧嘩している。修希を味方につけて瑞希を説得しにかかろうとするが修希がつかないためなかなか苦戦している。由希乃ほどの優しさではないがかなり優しい。ここまで喧嘩が続くのは珍しいらしい。黒のサイドテール。身長は153cm。