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第五章 /後日

ロウソクを購入した日から、人生が変わった。

あの日の夕食は夢で見た通り、ハンバーグだった。

その後、あのロウソクを付けて夢を見ると、必ず現実になった。

夢は楽しく幸せに満ちたもので、現実も楽しく幸せだった。

素敵な彼氏ができたり、テストが満点だったり。おこづかいが上がったり、街でモデルの雑誌の人に声をかけられたりした。


―まるで一生分の幸せを味わっているみたい―


ロウソクの香りに包まれながら、ぼんやりそう思った。

しかしふと気付くと、ロウソクは残り少なくなっていた。

思えば不思議なロウソクだ。

火を付け続けていたある日、蕾の天辺が溶けて、一気に花びらが開いた。

それはまるで生花のような美しさだった。

香りもさることながら、こういう仕掛けのあるキャンドルならば、あの店の人気商品だというのもうなづける。

そろそろ残りも切れるだろう。

明日、またあの店に行こうと考えながら、眠りについた。




翌日。腕時計を見て、渋い顔になった。

帰ろうとしたら、担任に捕まった。

内容はモデル雑誌社から学校へ連絡が入り、芸能界入りを認めているかどうかの問い合わせがあったと言うのだ。


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