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異世界でも鍵屋さん  作者: 黒六
第14章 だいじなもの
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苛まれる心

更新遅れてすみません。

「お、あんたがカウンター業務なんて珍しいな」

「今回の探索は俺が出張るほどでもないらしいんでな。偶にはこういう仕事もいいもんだ。アンタみたいにこういう品物を持ち込んでくれる連中もいることだし」

「ははっ、違いねぇ」


 ギルドの受付カウンターの一番奥、簡易的に設置された椅子に座って探索者から渡された小箱を観察する。それは綺麗な宝石類で飾られた小さな宝箱で、探索者たちからは宝石箱と呼ばれている。ダンジョンから持ち出しできないはずの宝箱だが、こいつだけは例外だ。常に施錠されており、無理にこじ開けようとすると中身が消えてしまうらしい。ダンジョンのアイテムの中でも未だ謎が解明されていないものの一つだそうだ。


「でもよぉ、ここは安泰だよな。あんたもいるし弟子だって最近めきめきと腕を上げてるらしいじゃねぇか。メルディアがあるから拠点をここに移そうっていう探索者も多いんだぜ?」

「それは嬉しい限りだな」


 目の前の探索者に心にもないことを言いながら宝箱を解錠する。ここでは問題なく開けられるんだ、ここでは……



 クランコでの俺の異変から数日後、もう一度試してみることにした。今度は関係者以外立ち入り禁止になっているダンジョン、ウィクルだ。ここならば他の探索者はおらず、ダンジョンマスターである黒竜はノワールの母親なので知らない間柄ではない。多少のことは目をつぶってもらえると想定してのことだ。

 ボスの部屋でもある最下層の巨大な部屋にて、再びミシェルに宝箱化してもらい、俺に起こった異変が一時的なものであると証明しようとした。


 結論から言えば、最悪の結果だった。まず錠に相対した途端、腕が激しく震えだして道具をつかむことが出来なかった。それでも何とか道具を手に取り、鍵穴に挿そうとした途端に痙攣が始まった。さらには全身に走る悪寒、倦怠感、そして謎の激痛は腕、胸、腹、そこから全身に回り、やがて意識を失ってしまったのだ。当然ながら俺が覚えているのはそこまでだ。

 だがその後の現地は酷かったらしい。まず俺の異変にパニック状態に陥った桜花が不安を拗らせて号泣、アイラとセラはあの時の勇者の件を思い出し、桜花に引きずられるように号泣。焦ったミューリィは気付けにと水魔法を使おうとするが、集中を乱して制御を誤り階層全体を水浸しにする。なぜか黒竜(母)も取り乱してしまい、暴れたせいで治りかけていた傷跡が開く。などのことが起こり、収拾がつかなくなってしまったそうだ。俺はというと、ロニーに担がれて外に連れ出され、気付いたのはウィクルの外だった。結局判明したのはたった一つだけ。ただそれだけだが、決して信じたくない事実。ダンジョンでの鍵開けの時のみ、俺の体が変調をきたすということ。その証拠に、ギルドの受付カウンターでの鍵開けは問題なく解錠できた。


 ダンジョンでの作業が出来ない俺は単なる足手まといでしかない。属性魔法などまったく使えず、無属性魔法もサポートなしでは使えない。それもかなりの時間をかける必要があり、探索時の戦闘には使えない。さらに物理攻撃では全力でもアイラに力負けするという非力さ。そして追い打ちは治癒魔法が効かないという俺の体の特性。


「たまにはカウンター業務でもしてみれば? いい気分転換になるかもよ?」


 ミューリィの提案で今こうしてカウンター業務をしているが、本当のところはこう思っているのだろう。


 俺を護りながらでは仕事に支障がある、と。


 確かに探索ガイドをしながら俺を無事に、というのは無理がある。だがそんな折に現れたのがミシェルだ。彼女はミミックでありながら、師匠の教えを短期間ではあるが受けている上に経験も豊富、アイラ達よりも技術は上だ。上級ダンジョンレベルになれば違うのかもしれないが、中級くらいであれば三人で力を合わせれば対応できるかもしれない。事実、現在彼女たちは三人で一組となって探索ガイドに出向いている。


 カウンター業務が嫌な訳じゃない。ただ俺が無学なせいで上手く表現できないが、孤独感というか、疎外感というか、嫌な感情が内側に溜まっていくのが自分でもわかる。さらにこのままずっとダンジョンでの鍵開けが出来ないのではないかという焦燥感が拍車をかける。そんな感情を抱いてはいけないと頭では理解できているのだが、どうしても心に溜まっていく。



***********



「ただいま、ロック! 今日も上手くいったよ! ね、セラ?」

「ええ、連携がとれたおかげですね」

『この二人を組ませたのは正解ね、これから化けるわよ』


 探索者姿のミシェルが二人の仕事を絶賛する。この二人にはそれぞれ無いものがある。だが組んで仕事をすればお互いに無いものをフォローし合える。その歯車が嚙み合い始めているのだろう。

 満面の笑みを二人を目にして思う。俺はこんなところで何をやっているんだろう、と。そして二人の成長は喜ばしいはずなのに、それを素直に受け止められない自分がいる。考えが自然と暗い方向へと進もうとしている。そんな自分に嫌悪感を抱く……


「ほう、カウンター業務もなかなか様になっておるのう」

「ディノ……」


 突然声をかけられて顔を上げると、ディノが立っていた。なぜディノがアイラ達と一緒にいるんだろうか。


「偶然街で会ったんじゃよ。それよりもロック、おぬしこの後時間をとれるか?」

「もうすぐ今日の受付分が終わるからその後でよければ」

「ああ、構わん。終わったらワシの部屋まで来てくれんか」


 それだけ言うと、ディノは奥へと消えていった。間違いなく俺の異変についてのことだろう。だが俺も自分なりに解答を見出している。ただその解決策がどうしても見つけられないでいるからこそ、こうして慣れないカウンター業務に就いている。いや、今の俺にはこのくらいのことしか出来ないと表現したほうが正しいか。ダンジョン探索に貢献することが出来ず、皆に取り残されたという疎外感を味わい続けている。いったいいつまでこんな気持ちに苛まれなければならないのかを考えれば考えるほど、思考がマイナス方向に向かってしまう。



**********



「ディノ、ロックだ」

「開いとるぞ、入ってくれ」


 扉を開けると、執務机に向かうディノは分厚い書物と格闘している最中だった。俺の姿を確認すると、本を閉じてこちらに向き直る。心なしかその顔には疲労の色が見える。


「調子はどうじゃ?」

「変わらずだな。カウンターで作業しているぶんはまったく問題ない。ダンジョンでの作業でのみ異常が起こる」

「それについてじゃが、ワシも色々と調べてみたんじゃ。数少ない例じゃったが、過去に似たような症状で苦しんだ者がいたと記録があったんじゃよ。その者は探索者じゃったが、ダンジョンで瀕死の重傷を負ってのう、パーティに治癒を使える者もおらず、ポーションの類も切れておったそうじゃ。幸いにも別のパーティに救出されて助かったそうじゃが、それ以降その者はダンジョンで戦うことが出来なくなったんじゃよ。ダンジョンの外では問題なく戦えたそうじゃ。よく似ておるじゃろう、おぬしの状況と」


 似ていると言えば似ている。共通点はダンジョンで瀕死の状態に陥ったことだろう。その点については俺も考えていた。

 頭に浮かんだのはかつてテレビ番組で見た元ボクサーのエピソードだった。その元ボクサーは接近しての乱打戦を好んでいたが、とある試合で強烈な一撃をもらい昏倒してKO負けをした。搬送された病院で数日間生死の境を彷徨い、奇跡的に回復して復帰しようとしたときに判明したのは、貰った一撃を体が記憶してしまっていたこと。ボクシングはおろか、リングに上ることさえできなかった。俺と同様に悪寒や嘔吐、頭痛などの体の不調を訴えていた彼はもうボクサーとして生きていくことができなかった。番組はそこで終わっていたが。


「俺なりに色々と考えてみたんだが、おそらく瀕死の俺の体が無意識のうちにダンジョンが危険な場所だと認識してしまったんだろう。その原因を作った【鍵開け】の作業をさせまいとしているんじゃないか?」

「ふむ、その考えは説得力あるのう。じゃがそれを解決する方法はわかっておるのか?」

「いや、詳しいところまでは……」


 実はその解決策……というか、こうすれば軽減できるのではないかという方法はいくつか知っている。だがそれは俺としては極力避けたいと思っている。そこにはとある手段が第一条件となるからだ。出来ればディノがその結論に辿り着かないことを願う。


「そこでワシからの提案じゃが……ロック、おぬし少し現場を離れてはどうじゃ?」


 来た。やはりそこに辿り着いてしまうか。


「幸いにもアイラとセラのコンビは実績もあげてきておるし、ミシェルという鍵師の先輩もおる。余程の不手際をせん限りは中級ダンジョンでもなんとかこなせるじゃろう」

「上級の探索の場合はどう対処するんだ?」

「上級ダンジョンはしっかりと下準備をしてから挑むのが通常じゃ。最低でも一か月ほどの準備期間を作ってコンディションを整えるんじゃよ。それに長期間という訳ではない。だいたい十日を目安に静養してはどうかと言っておるんじゃ」


 十日か……そこまで長く仕事をしていなかったことなどこれまで無かった。それよりもアイラとセラに対しての高評価は師匠としても鼻が高い。だがその反面……


「ロックが来てからは普段ではあり得んようなことばかり起こっておる。ワシらでも初めて経験するようなことばかり、おぬしにとってはかなりの負担になっておるのではないか?」

「それは否定しないが……本当にいいのか?」

「かまわんよ、おぬしには感謝しきれんほどじゃ。このくらいは当然じゃて」


 ディノの言葉に素直に頷けないところもあるが、今の俺ではダンジョン探索の戦力にならないのは明らかだ。いつまでも俺がカウンターにいるのも対外的に良い印象を与えない。まさか私室に引き籠っているわけにもいかないだろう。となれば俺の居場所はどこにある?


「わかった。少しの間休ませてもらうよ」

「安心して休養せい。そうなれば気分も落ち着くじゃろう」


 

 その翌日、倉庫の四駆に乗り込んだ俺を見守るギルドの仲間たちがいた。今回は俺一人で戻ることになっている。休養なのだからそれも当然か。


「ロック! お土産よろしくね!」

「ゆっくり静養してください」


 笑顔で見送るアイラとセラ。探索での鍵開けが順調なせいか、二人の表情は明るい。その笑顔が陰鬱な俺の心に突き刺さる。


『マスター……』

「本当はお前も連れていきたかったんだがな……向こうでは実体化できないだろうから我慢してくれ」


 桜花が俺の心境を察知したのか、作業着の裾をつかんで離さない。桜花と俺は既に魔力リンクが出来ているので、俺が日本に帰っても転移魔法陣を経由して魔力が供給されるのでこちらで実体化できないということはない。仲間たちにも可愛がられているから、俺がいない間も大丈夫だろう。

 すまん、今の俺にはお前のことを考える余裕すらない。こんなダメな主人で本当にすまん。


「ロック……大丈夫? 顔色が悪いようにも見えるけど……」

「余計な心配させてすまん。ゆっくり休ませてもらうよ。気分転換すればきっと良くなるさ」

「そう……それならいいんだけど」


 いつもの陽気な雰囲気が嘘のように静かに立っていたミューリィが重い口を開いた。こいつの人間の機微を見る目は侮れない。俺の言葉に若干の違和感を感じたようだがそれ以上追求してくることはなかった。


「では十日後の同じ時刻に召喚するが、それで良いか?」

「……ああ、問題ない」


 問題ないなんてことはない。だがどうすることもできないもどかしさから一秒でも早く解放されたい。それ以外考えられなくなるほど追い詰められていた。

 やがて光を帯び始める魔法陣。その輝きがすべてを飲み込む眩い光と化し、いつもとは違う感覚に戸惑っていた。それが何を意味するものなのか、俺には理解することができなかった。いや、やっと解放されるという安心感が優先されて、理解することを体が拒否していたのだろう。



**********



「ディノ……まさか本当にロックにそれを言ったの?」

「なんてことしてくれるのよ、あんたは! ロックよりあんたが向こうに行けば良かったのよ!」

「ワシだってあんなこと言いたくなかったわい! じゃがワシはロックを招いた責任があるんじゃ! ロックにもしものことがあればゲンに合わせる顔が無いわ!」


 ロックが日本に戻った後、ディノの執務室から響く怒声。ロックの様子がどこかおかしいことに違和感を抱いたミューリィが、同じく違和感を抱いていたロニーと共にディノのところへ確認に来た。そして聞かされたのが、今回ロックが休養することになった経緯だった。

 確かにロックの状態は良くなかった。いつもは飄々としているミューリィですら声をかけることを躊躇ってしまうほど、ロックは心の中に負の感情をため込んでいた。だがかろうじてではあるが、それを爆発させることなく抑え込んでいたのだ。


「あのね、さっきのディノの口ぶりだと今のロックには「お前はもういらない」って言っているようにしか聞こえないわよ」

「僕もそう思う。今のロックには支える人が必要だよ。ロックのことを考えるなら、誰かが彼を支えないといけないのに、独りで送り返すなんて……」

「ワシはただ……負担を軽くしてやろうと……」

「これだから天才型の人間って嫌いなのよ。上から見ているだけでどうにかできると考えてる」

「そうだよ、ディノ。僕だって自分を見失って荒れていた時にゲンが親身になって支えてくれたから今の僕があるんだ。僕らがロックの支えにならなくて誰が支えるのさ」

「せっかくロックを元気づけられるかもしれない物を持ってきたのに……ロックが戻ってくるまで待たないといけないわね」


 ミューリィが不安な様子を隠さない。ミューリィだけならともかく、ロニーも彼女と同じ懸念を抱いていた。それを知った彼女はすぐに今回の方針を打ち出したディノの元へとやってきたのだ。ロックが別れ際に見せた力のない笑み、その顔が彼女の脳裏に焼き付いてしまって消えなかった。


「時間が解決するなんて言葉、信じたくはないが……今はそれに縋るしかないんじゃよ」

「そんなのただの先延ばしじゃないか。その間に勝手に元に戻ることを期待するなんて……無責任だよ」


 ディノとロニーが覇気のない声で言い合う。あまりにも醜い言い争いにミューリィは怒りを覚える。だがそれは二人に対してだけではない。ロックの支えになれなかったという点で言えばギルドのメンバー全員に対してでもあるが、それ以上に自分自身に対しての怒りがあった。

 彼女はエルフである。その寿命は人間よりはるかに長く、容姿は二十歳そこそこくらいに見られることが多いが、ディノすら遠く及ばないほど年を重ねている。その長い人生において、辛い別れを何度も経験してきたが、その中でも最も辛かったのはゲンとの死別である。この世界の常識がまったく通用しなかったゲン、彼もまた治癒魔法の恩恵を受けなかったがゆえに亡くなってしまったのだ。

そしてロックまでが同様に恩恵を受けられずに苦しんでいる。にもかかわらず、彼女は何も出来なかった。自分の無力さが許せなかった。覚悟の無さが妬ましかった。彼のことを理解しているつもりが、まったく理解できていなかった自分が情けなかった。


「もういいわ。あとはロックが戻ってきてからにしましょう。本人がいないところで話しても意味がないことだから」


 それだけ言うとミューリィは執務室を後にする。だが彼女には声に出せなかった思いがあった。


(戻ってくれば……だけどね)


 そして十日後、倉庫において行われた転移魔法陣の起動。眩い光が収まったそこには……


「あ、あれ? ロックは?」

「……荷物だけです」


 魔法陣の中央には数々の荷物が積み重ねてある。孤児院の子供向けであろう菓子や玩具の箱、タニア向けであろう食材と調味料の数々、そして仲間向けと思われる嗜好品の類。ロックの姿はどこにも見えなかった。


(やっぱり……こうなると思っていたわ)


 彼女はこの状況を危惧していた。それはロックが別れ際に見せた笑みがきっかけだった。彼女がこれまで見てきた悲しい別離の数々、その中でも辛い別離の際に見た笑みがロックのそれと重なったのだ。二度と還らぬ旅に出る者たちが見せる、永遠の別離を心配させまいと気丈に振る舞う者のなけなしの勇気の欠片。

 ロックは生きている。だが二度とこの世界に戻らないという意志が固ければ、それは死出の旅に出ることと如何ほどの違いがあろうか。そこまで思い詰めている者に対して、一体自分たちはどれほどのことが出来たのか。忸怩たる思いがミューリィの胸を締め付ける。


 彼女はメルディアに参加するまで各国を放浪していた。その道中で様々な「勇ましい者」を見てきた。剣術に優れる者、魔法に優れる者、そのいずれも高名な者たちであったが、ゲンやロックを知った後では霞んでしまう。

 この世界の人間は治癒魔法、条件さえ整えば蘇生という反則じみた魔法の恩恵を受けている。勇猛さを誇る者はたくさんいるが、治癒魔法を受けたことの無い者は一人としていないだろう。もし治癒や蘇生が無い状態で彼らが勇猛さを示せるかどうか怪しいものだ。

 だがゲンやロックは違う。大怪我はそのまま死につながる。ましてやロックは奇跡的に回復したが、瀕死の状態だったのだ。それを経験したために体が恐怖を覚えてしまったとしても不思議ではない。

この世界の誰がそんな彼を弱いと責められようか。恐怖に竦む体を必死に動かそうとする彼を誰が情けないと馬鹿にできようか。心が折れかかって苦しむその姿を笑うことができようか。


『マスター……苦しんでいます……』

「そう……そうよね。当然よね。でも大丈夫……私に任せて」


 大きなルビーのような瞳から大粒の涙を零しながらミューリィの服の裾を掴む桜花。魔力リンクを通してロックの苦しみが伝わっているのだろう。主人を苦しみから救うことが出来ない自分が悲しいのだろう。

そんな桜花の頭を撫でながら彼女は決意する。大事な人を失うという悲しみをもう味合わないために、苦しみ続けるロックを支えるために、自分は彼に大事なものを届けなければならないのだ、と。



読んでいただいてありがとうございます。

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新作始めました。現代日本を舞台にしたローファンタジーです。片田舎で細々と農業を営む三十路男の前に現れたのは異界からの女冒険者、でもその姿は……。 よろしければ以下のリンクからどうぞ。 巨人の館へようこそ 小さな小さな来訪者
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