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列車の道  作者: かばしら
5/12

5-世界は

森。私はピザを頬張りながら次の目的地のことを考えていた。

「次の街はどんな街だろう」

俺は靴を取り出し、磨く。

うんうん、靴を磨くのは楽しいなぁ!

靴はピカピカだ!!

「さて片方の靴も!」

ごしごし。

はぁ、この瞬間がたまらないなぁ!

なぜ、靴を磨くのかというと俺にもわからない。しかし、磨けとそうソウルは叫んでいるのだ!。

もうわかんねぇな。

すると、気配が!

「むむ!」

そこには白き少女がいた。

「なんだ。リアか、どうした」

リアは俺が昔助けた少女だ。すごく強い。

「あなたはどうして逃げ出したの」

「なに、ああ、魔王退治か」

「あなたがいなくなってから、大変なのよ」

「もう三年か、長いな」

「ピザなんて食ってないで魔王を倒して」

「悪いがもう、魔王はいいんだ。俺はもう魔王は倒せる」

「倒してよ」

「魔王は倒してもいずれまた復活する。意味のないことなのだよ」

「それでもいいの」

「俺はピザを愛して、変わったんだ。もうこの世界は俺を必要としていない」

「私は昔みたいに頑張ってたあなたが見たいの」

「そうか」

俺は考え、軽く空を見る。

「この世界は広い、まだ見てない街もあるんだ。一緒に旅に出ないか、また昔みたいに」

「嫌よ。魔王は今も人々を傷つけてる」

「彼らだって、生きているんだ。人間の持つマナを必要としている」

「だからって、ほっといていいの」

「消滅魔法、ピザホールなら、存在事消し去ることはできるかもしれんな」

「やって」

「しかし、魔王がいなくなれば、マナが蔓延し、マナ中毒で人間は滅ぶ」

「……」

「仕方のないことなのだよ。リア」

「私はあなたを殺すわ」

ヒュン。

閃光が首元をかすめる。

「本気かリア……」

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