店員は何処へ、あなたはだーれ? あとはあと
『大丈夫ですか〜? 怪我してませんか〜?』
彼女…彼女?はそう私に問いかけた。
「怪我は…してません。」
『怪我「は」、ですか? なにか良くない事がありましたか〜?』
「実は…」
私は、彼女に洗いざらい全ての事を話した。
家族の事、起きてからの事、今日までの事。
彼女なら、きっと私のことをわかってくれると信じて…。
『order»» ますたー、ますたー、いますか?』
「response»» どした。卵でも割ったか?」
『女の子を一人、助けたいのですけど…。』
「……訳ありだな? どんなやつなんだい?」
「…なるほど。 まぁ、『フーセブルーム子爵』とやらが黒幕でほぼ間違いなさそうだな。で、その被害者の村八分ガールを引き取りたいと。」
『はい…。』
「別に構わないさ。レンジアだって引き取ってるんだ。さらにうちに一人増えようが消えた分と合わせてプラマイゼロさ。」
『では、後ほど連れて行きますね。』
「あいよ。」
『では。 ««order is stoped.』
『…ねぇ、貴方。』
「…なんですか?」
『よかったら、うちに来ない?』
「えっいいんですか?」
『もちろん。』
「なら、…お願いします。」
『そういや、貴方名前は?』
「コットン、『コットン・ガーベリー』です。」
『わかったわ。よろしく、コットン。』
「はいっ!」
半年経ってない!
セーフ!
次回 不明




