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天邪鬼の異世界雑貨屋  作者: 15夜
小さき者の逆襲を見よ。
57/60

店員は何処へ、あなたはだーれ? まえ

「店に誰も来ない!」


「…それ、態々城に来てまで俺に言う事か?」


「あの模擬戦から一ヶ月。 誰も店に来ないから売り上げが無くて、生活が…」


 …私の記憶だと…、


「無くても生活出来てましたよね?」


「……………」


「……………」


「確かに。」


「そうですよね。」


「じゃあいいじゃねぇか。」


「良くない! 暇でやることが無いんだよ!!」


 …私がやめて城に戻ってから、3日置きにこんな感じで明暗さんが来るようになりました。

明暗さんがずっとこんな感じなので、ロッレさんは2週間はここに来ていません。

ファウストちゃんは「修理中」だそうです。


「また商品の仕入れをするのはどうですか?」


「それは昨日行った。 3日置きに行ってるから今日は行かない。」


「店の外装を綺麗にしたらどうだ? 汚かっただろ?」


「あれはわざとだから手を付けない。 変なやつ来ると困るし。」


「…まぁ暇なのはわかったよ。 で、何が足りないんだ?」


「人。 というか店番。」


「暇関係無いじゃねえかよ。」


「店に誰も来ないのに店番しなきゃいけないから暇、 って事ですよね?」


「そういうこと。 …レンジア、 借りてっちゃダメ?」


「ダメ。」


「…はぁ、 人手が足りない…。」











「人手が足りない。」


『私がいるじゃないですか。』


〈わたしも、 いるのですよ!〉


「そうじゃないんだよな…。 人間の店員が欲しいんだよ…。」


『いっその事《大逆転世界(リバースワールド)》を使ってみては…っていうのは違うんですよね。』


「それは本当にどうにもならない時の切り札だからなぁ。」


〈人を創る道具は無いのですか?〉


「…無いなぁ。 あったら良かったんだけど。」


『まぁ、何かあるまで待つしかないですよ、ますたー。』


「はあ。 前途多難だなぁ。」


〈…わたしの身体(ボディ)も作ってくださいね〜?〉

前のを見返して、違和感なく投稿出来そうなので再開します。


いつも通り不定期ですが、よろしくお願いします。


次回、中編か後編です。

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