しかし、賽は投げられた すずしろ
試合の前日、私は錠前の調整をしていた。
「ここが、こうで、こうなってるから…。あっ! つけるところ間違えた! 最悪だぁ〜」
『どうしたんです?』
「錠前の調整間違えた。」
『まあ、いいんじゃないですかね。それどうせ、100レドとかで売るつもりですよね?』
「……ここの4つは試合用だ。多分売り物程度の出力じゃ一人抑えるのには足りない。出力最大のが作りたかったんだけどな…。」
『あー、なるほど。そしたら、ここをこっちにつけてみては?』
「…………それだ!」
〈で、試しにつけてみた結果開かなくなった冷蔵庫が出来上がったと。〉
「…………どうしよう。」
「《逆転世界》で取れるのでは?」
「…それがなぁ、このシリーズに関しては無効になってるんだよ。」
〈自分で掛けたのに外れたら意味が無くなってしまうのです。〉
「なるほど…。だったら、それを外す用の何かを、倉庫から探してみるのはどうですか?」
〈「それだ!!!!!」〉
「………で、なんで代償薬を持ってきたんですか?」
「こいつはな………」
〈代償薬ではなく、抹消薬なのです! 契約を無かった事に出来る優れものです!〉
「…………。まあ、そのルールを利用して開けてやろうって訳さ。」
「でも、それ生き物じゃ無いですよね? そもそも薬が飲めるんですか?」
「物には薬を押し付ければ、勝手にめり込んで行くぞ。」
〈見てて面白いのです。〉
「ぞ、そうですか…。」
「取りあえず、開けたらご飯にしようぜ。」
「そうですね。」
Godよ、私に力をお与えください。
お前は、Allを望み過ぎだ。
よって、Ⅸ↺Number目に生まれたDaughterに、力を授けようではないか。
では、私はBarthed子を数えましょう。
こいつが、Ⅸ↺のdaughterだ。
名前は………
短め。
次回から、始まりますよぅ。
次回投稿 2月前半




