しかし、賽は投げられた ごぎょう
『で、ますたー? 実際、どう立ち回る予定何ですか?』
「《逆転世界》連打でどうにかなるなる。」
『《大逆転世界》は?』
「さてねぇ。」
『………事前に計画表くらいは作ってくださいね。』
「こんにちは、ファウストちゃん。」
〈レンジア! どうもなのです!〉
「相変わらず元気ですね。何かいいことでもありましたか?」
〈実は…………〉
〈お父様が遂に王様に喧嘩を吹っ掛けたらしいのです♪〉
「…………え?」
〈お父様なら間違い無く勝てるのです。心配しなくていいのですよ?〉
「…………ファウストちゃん、その王様、私の父上なんです。」
〈………本当です?〉
「この場面で嘘をつきますか?」
〈……お父様に止めるように言ってくるのです。このままでは…、レンジアが悲しむのです。〉
「…………お願いします。」
「…んで、ファウストは私にキャンセルするように言ってきたと。」
〈………マスターはどういう判断なのですか?〉
「間違い無くこの道は避けられない。レンジアというある意味爆弾を抱えた状態で、この国を土台に据えて店をするのは流石に無理だ。」
〈………………………〉
「お前はこの先、死ぬまで彼女を支えて生きていけるか? 少なくとも、そのAIなのかどうかも解らない身体じゃ無理だな。」
〈……なら、私がちゃんとした意味で身体を持てれば良いのですか?〉
「答えはノーだ。問題はそこじゃない。私がお前に問いたいのは」
「お前は本当にAIなのか、という所だ。なぁ、virus君よぅ。いい加減、出てきたらどうだ?」
〘\(╹▽╹)/ジャ~ン!〙
「…………………」
〘…………………〙
「わかったか?お前にこの問題は解決出来ない。」
〘ワカッタヨ! デモ、チカラガヒツヨウナトキハイッテネ!〙
「蹴飛ばすぞ。……………もしもの時は思いっきりやれ。」
〈はいなのです!〉
結局、明暗対サザンローズの直接対決は、実現される事となった。
「俺はね、ただ、問いたいんだよ。」
「はたして王様は逆夢を見るか? ってね。」
果たして、今の所の仕込んである伏線の答えが全てわかる人はどれだけいるのか。
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