{※[]※}終焉ノ歌姫、此処ニ眠ル
私は、死なない。
否、死ねない。
何故かは、私にはわからない。
多分、《大逆転世界》を使い過ぎたのだろう。
世界をひっくり返しすぎたのだ。
…………………、………………。
罪を集めているのは、私のかわいい弟子の為だ。
きっと彼は、私以上の能力者になれる。
彼は望んでいないだろうけど。
私は、貴方にもっといい人生を歩んで欲しい。
だから、人々の罪をひたすら集める。
だけどそれも、彼からしたら余計なお世話なのだろう。
でも、ただ、彼が…、彼の様な人間が二度と現れないことを祈って…。
「よう、傲慢娘。元気か?」
「……何しに来たのよ。嘲笑いにでも来たの? それなら残念ね。私は絶望なんかしてないわ。」
「笑いに来たわけじゃないさ。ただ、どうやって過ごしているのか気になってね。」
「どうしたもこうしたも無いわよ! 貴方のせいで私は城から追い出されたのよ! 他でもない、貴方のせいで! どう責任をとってくれるのよ!」
「………傲慢なのは変わってないのか…。まあ…、それなりに責任はとってやろう。例えばそうだな…。」
「金を寄越しなさいよ! 今、私は生活に困ってるの!」
「料理のグレードを下げればいいじゃないか。後は…、働けば給料入るだろうし。そこの問題は無いね。」
「私に働けって言うの? 冗談じゃないわ! 私は神に選ばれた人類なの。人々に崇められる存在なのよ!」
「そうか? 少なくとも私は、お前みたいなやつ崇めてる奴、信用しないけどなぁ。あと、百歩譲って神だったとしても邪神だろ。」
「………私に喧嘩売る気?」
「別にどっちでもいいぞ。そう受け取ったなら別にそれでいいさ。」
「そういう舐め腐った様な態度が気に入らないのよ! 私の能力忘れたの!? 簡単に世界なんて私の力で滅ぼせるのよ!!」
「そうかい。やりたいなら好きにすればいい。私は止めないぜ。」
「言ったわね! 後悔なさい! 堕天セシ終焉ノ歌姫! 世界を終焉に導きなさい!」
「しかし、それをされると、彼が困るな。流石に止めさせて貰う。」
「何……言ってるの………?」
「世界よ、全て流転せよ! 我が、天邪鬼の力を以て! 《大逆転世界》!」
「……どうにかなったな。さすが私。」
「………こうなったら! こうなったら貴方を先に殺すわ! そうすれば…、この世界はもう一度、私の命を以て終焉を迎えらるのよ!」
knife is stabbed.
「………ころ、せたの…?」
「………………………………………………………………………。」
「やっ…たわ! やった! これで世界を! 堕天セシ終焉ノ歌姫! この世界に終焉を…!」
「…君は、強欲だね。ここまで強欲に終焉を求めるとは…。」
「何!? 誰の声よ!」
{※[汚しき魂を以て、彼女に巣喰う強欲の罪よ。我が罪となり、彼の者の魂を天国へと送りたまへ]※}
「七色の大罪」
「…………可哀想に。せめて、安らかに。」
「貴方は、君を裏切った私を赦してくれるだろうか…?」
スランプ中。次回投稿未定也。
1/21 ヤバい誤字を修正。大事な場面で…。
1/25 少し修正。




