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天邪鬼の異世界雑貨屋  作者: 15夜
王様は逆夢を見るか?
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暗中模索 / 一寸先は闇 ①

 さて、娘を俺から奪った者の正体は分かった。

 問題は、これからどうするかだ。取りあえず、店の場所にもう一度行ってみたい…。が、1つ懸念すべき事がある。それは、外に出たらかくじつに俺に警護の兵士がつくことだ。もしバレてしまって敵方に伝わってしまったら、それこそ娘はもう帰ってこない。


「どうするべきか…。」


「どうかしましたか、お父様。何かをお悩みになられていますけれど。」


 話しかけてきたのは、息子のモンドだった。


「…………なあ、モンド。もし店を探すとなったら、お前ならどうする。」


 …俺には、もう手当り次第店を見て回るくらいしか思いつかない。それぐらいには思考が回っていない。何も知らない人間なら、もう少し妙案が思いつくだろうか。


「うーん、僕、なら、商業ギルドに聞きに行きますね。店であるなら、それで大丈夫なはずです。」


「そうか、ありがとう。参考になったよ。」


「? ありがとうございます? では、失礼しますね。」


「わかった。」


 そうか、その手があったか。完全に頭から抜けていた。そうか、ギルドか…。








 次の日、俺はお忍びで商業ギルドに来ていた。

 理由は至ってシンプルだ。昨日モンドに言われた通り、素直にギルドに「暗明堂」について聞きに来たのだ。


「こんにちは、商業ギルドです!何をお探しですか?」


「いや、探しにきたのは品ではなく店だ。」


「お店、ですか。わかりました! では、お店のお名前を仰ってください!私が探してきますね! なんというお名前ですか?」


「『暗明堂』という店だ。」


「わかりました!『あんめいどう』ですね! ○番をお渡し致しますので、番号が呼ばれるまでしばらくお待ち下さい!」


「わかった。ありがとう。」








「○番〜!○番〜!○番の方〜!カウンターまでお越しください!」


 内心焦りながら、余裕を装ってカウンターへ歩く。


「○番の者だ。」


「○番の方ですね!」


「で、どうだった? 店は見つかったか?」


 どうだ?


「『暗明堂』は…


 (店はあるはずだ。


 いや、あってくれ。


 そうでなければ、俺は…娘に何もしてやれなくなってしまう。



 頼む!)



…………………………………………………………ありませんでした。他の国のお店かもしれませんね。」

















 俺は、前が見えなくなっていた。












 








「所で明暗さん、このお店って商業ギルドに登録してるんですか?一応この国では登録することが推奨されていますよ。」


「え。そんなのあったの? …今度登録しなきゃかー。でもなー、店に変な人来ると困るしなー。」


「………まあ、推奨されているだけでしなくてもいいんですけどね。…あまり知られていないんですけど。」


「じゃあ、しなくていいや。面倒くさいし。」



〉﹀﹀﹀﹀﹀〈

〉攻撃失敗!〈

〉︿︿︿︿︿〈

ようやく登場男の子。


♪次回の〜投稿は〜1月中〜だぞ〜お楽しみにな〜

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