留守番と副作用と謎のロリっ子 partレンジア 中編
「…なに、こ…こ…?」
扉を開けた先は、異世界でした。
…いや、本当に異世界な訳ではなく、異世界のように見える、ということですよ。言葉の綾というものです。
「…誰か…いますか…?」
〘パスワードヲ入力シテクダサイ〙
「………え?」
〘パスワードヲ入力シテクダサイ〙
目の前に、文字列が出てきました。
Q
汝は嘘付きなりや?
どういう意味でしょうか。見たことのない文字なのでわかりませんが、恐らくこの機械を動かすのに必要なのでしょう。
「取りあえず無視して、探索を続けますか…」
…と探索を続けようとした時
〈全くもう、誰ですか。私とお父様の部屋に入ってくる奴は。〉
「えー、と…」
〈別に話なんか求めてないのですよ。取りあえずお父様にバレないように拷問にでも…〉
…私、もしかしなくても死にかけてます?これ。
「は、話を聞いて…」
〈だーかーらー、話なんて聞かないって言ってるのですよ。大体、なんでこの家に入れているのですか…。〉
「それは、明暗さんに助けてもらったからで…。」
〈嘘、ですよ。お父様はそんな理由で人助けしないのです。まったく、つくならもう少しマシな嘘を…ひっ!〉
『どうかしたの、自動人形。そんなに大声を出して。』
「…誰?」
〈えぇーととと、おお姉様。か彼女はははここのへ部屋に侵に入していいた者でででしてえー。〉
『…なぜそんなに動揺してるのですか。ゲージが上がっていますよ。』
「?」
〈もしかしてお姉様、お目が見えていらっしゃらない?〉
『そうよ。ついでに、耳も聞こえづらいわ。』
〈そうですか。ともかく、こちらは問題ありませんので。〉
『わかりました。では、私はますたーとのログを見に戻りますね。えへへへへ。』
そう言い残して、彼女?は去って行きました。
〈…〉
「…」
少し沈黙が続いた後、彼女が喋りかけてきました。
〈貴方に感謝するのです。光栄に思うのです。〉
「…ありがとう、ございます?では、私は失礼しますね。他にもやることがあるので。」
〈あの…〉
「なんですか?」
〈友達に、なってもらえないですか?〉
「…いいですよ。」
〈やったのです!〉
「…これから、よろしくお願いしますね。」
〈はいなのです!〉
こうして、初めての友達ができました。ロリっ子の。
「ロッレ、一番目、帰ったよー。」
『ますたー、おかえりなさい。』
〈お帰りなさい、なのです。〉
ギリギリアウツ!ポゥ!
次回投稿、1月予定。
12/27 結構致命的なミス修正。この先無いように気をつけます。
12/29 もっと致命的なミスを修正。駄目だこりゃ。




