Let's倉庫探検! 後編
「ということで倉庫掃除2日目、始めるぞ。」
「…なんか、昨日より物が増えてませんか?武器類は全部棚にしまったと思うんですけど。」
「………気にするな。そういうこともある。」
「絶対無いと思いまs」
「気にするな。」
「あっ、はい。」
そんなやり取りをしつつ、作業2日目がスタートしました。…なんで物が増えてるんでしょうか。昨日は彼は家から出ていなかったと思いますが。…まあ、気にせず始めますか。
「これ、何ですか?」
倉庫整理の最中、私は金属の入れ物を発見しました。振るとカラカラと音がなります。
「…あー、それは…。…そう、飴玉だよ。君は食べただろ?『覚の結晶』。あれの能力の入ってないバージョンだ。」
「飴が入ってるんですか?!?」
「だからといって開けようとするなよ。」
「なぜですか?美味しいのに。」
「…開けたらランダムで毒が出てくるんだよ。危ないだろ?」
「じゃあなんで置いてあるんですか?」
「箱が壊れないんだよ。だから処分が出来ないのさ。」
「な、なるほど…。」
「今度飴はあげるから。そいつはそこの棚に置いておいてくれ。」
「わかりましたぁー。」
「………………結局掃除、2日で終わりませんでしたね。」
結局、二日間やっても、倉庫の半分も片付きませんでした。
「………………………3日目、やるか?」
「…やめときましょうか。きりがないですし。」
あと精神も体力もどっちも限界なので。
「そうだな。」
「…ご飯にしましょう。」
「部屋戻すか。《逆転世界》。」
「ますたー。」
「どうした?」
「あの飴が入った箱は何が入ってるんですか?」
「あー。」
「答えづらかったらいいのですが。」
「いや、そんなことはないさ。あれには、〖終ワリ亡キ姫ノ飴〗の残りが入ってるんだよ。」
「〖終ワリ亡キ姫ノ飴〗…。あの欠陥だらけの問題作ですか。」
「…欠陥だらけとは言うけどねぇ。少なくとも、覚とドッペルは成功したと思うよ。レンジアと覚の適合率がおかしかっただけで。」
「なぜ、あんなイタズラ好きで偏屈な奴がレンジアと相性が良かったんでしょうか。傍から見れば、相性は最悪、むしろ抵抗があっても良さそうですが。」
「そこが謎なんだよねぇ。天邪鬼とか吸血鬼みたいな制御しやすそうな材料は出来てないのに、覚やドッペルは制御が出来ている。」
「聞けば聞くほどよくわかりませんね。」
「そこで今日は、少しでも謎に近づくために、重めに《逆転世界》を使おうと思ってね。飴玉に。」
12月行くまでに投稿出来たのでセーフ(大嘘)。
次回、〖終ワリ亡キ姫ノ飴〗と《逆転世界》の秘密が少し明らかに。




