Let's倉庫探検! 前編
遅くなりました!!
「…気を取り直して、倉庫を整理するぞ。」
「…?倉庫はどこですか?」
「どこって、そこの部屋だよ。扉閉まってるけど。」
そういって指された先は、この家と店を仕切るための扉でした。
「…そう言われても。そこはお店に行くための扉じゃないですか。」
「なんのためにさっき《逆転世界》を使ったと思ってるんだ。」
そう言いながら彼が扉を開けると、そこには杖や剣、さらには人形から馬車まで、様々な品が積んでありました。
「す、凄い…!」
「楽しく見てないで片付けるぞ。なにせ量が多いからな。」
「何処から片付けるんですか?」
「そこの棚からだな。一日で終わるかはわからんが取りあえず始めるぞ。」
「わかりましたー!」
「これでようやく半分だな。いやー、疲れた。」
「もう夕方ですよ。今日は切り上げて、また明日にしませんか?」
「…そうだな。ご飯にするかー。」
「わかりました。では、リビングに戻りますね。」
ご飯の準備をしている最中、今日の倉庫整理の中で気になった事を聞くことにしました。
「そういえば、なんであんなに剣がいっぱいあったんですか?明暗さんが剣を持っているのを見たことがないんですけど。」
「…あの剣たちは〖恨みの名刀〗っていうシリーズなんだよ。」
「〖恨みの名刀〗?」
「ああ。とある鍛冶師が生涯をかけて作った、一本一本に彼の恨み嫉みなどの負の感情が宿っているいわゆる魔剣と呼ばれている剣。それが〖恨みの名刀〗と呼ばれている剣たちだ。」
「なるほど…?」
「その中でも、特に私の気に入っている一本を紹介しよう。…
《逆転世界》!」
そういって彼は、一振の剣を呼び寄せました。
「こいつの名は【時刀 十六夜】。彼が打った剣の中でもトップクラスの力を持つ、私の相棒だ。」
「その剣にはどんな『感情』が宿っているんですか?」
「こいつはな。彼の流れ行く時に対する『絶望』が込められているんだよ。」
「『絶望』…ですか?」
「私が深く言えることでは無いが、時間ってのは恐ろしいものなのさ。」
「そうですか…。」
「まあ、こんな暗くなる話はやめて、ご飯にしようか。」
「はい。」
「〖恨みの名刀〗シリーズはレンジアに合わなかったか。うーん、〖終ワリ亡キ姫ノ飴〗はこれ以上は危ないからなぁ…。」
「ますたー、無色の夢がそろそろ使用期限を迎えます。」
「そうか…。それは使い所があんまり無いしな…。取りあえず次来た客に合いそうだったら押し付けちまうか。効果自体は間違いないからな。教えてくれてありがとう。」
「いえいえ、ますたーと話しているのが私の一番の喜びですかraaaaaaaaaaaaa」
〈えらーがはっせいしました。えらーがはっせいしました。〉
「…これさえなければ完璧なんだけどなぁ。こいつ。まあ、常闇の神薬でもかければ治るだろ。」
スランプでした。日常系が書けなくて困ってましたね。
次回の更新は早くて明日、遅くて12月です。




