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桃太郎に恋の相手あらわる!?すてきな美人と納豆デート!

鬼退治に向かうことになった桃太郎。


残された時間が短くなる中、たそがれていると…。


「ふう・・・。嵐の前の静けさとはこのことか。」



桃太郎が海を見つめながらつぶやく。



鬼退治のために島に向かうまであと少し。



桃太郎は立ち上がった。


苦しんでいる人がいる。


残された時間は少ないのだ。



桃太郎はお茶でも飲もうと宿舎の食堂にやってきた。



「ずいぶんのんびりだわね。



桃ちゃん。」










「!?」





「あら、あなたはいまや有名人。知らないとでも?」







「お前は・・・・・



DA・RE・DA」







「私は鬼専門のインスタグラマー、百恵よ。






せっかくの鬼を退治してくれるヒーローがどんな感じか見に来たってわけ。」







百恵と名乗った女は、まるでクシュフルに出てくるようなゆるふわオーガニックコーデをしていた。



「ちなみに私は納豆についている醤油を追加で入れるタイプよ。」





「気が合うな。


おれはそれに七味も入れる。」



桃太郎はおもむろに口を開く。



いきなり登場した女性を前におどろきつつも、なぜか惹かれつつあった。


まさか・・・・そんな!




「そう?じゃあ出会った記念に納豆カフェでも行ってみる?」



「あなたのおごりでね。」









「いいだろう、手加減はしないぞ」





桃太郎と百恵は連れ立ってでかけた。



数分ほど歩くと話題の納豆カフェ「佐々木希」に着いた。



ふたりは思い思いに納豆定食を注文し、黙々と食べ進めた。





「そろそろ本当のことを言ったらどうなんだ。



百恵よ」



百恵は納豆をかきこみながら答えた。


「くぁwせdrftgyふじこlpいおでょアウイhぢウオアホイ久じお。。。。。




「え、何?全然わからん!」



「ふふ・・・。あなた別の時代から来たでしょう。」





「びっくりドンキー!



なぜそれを!」



「あなたの情報をある筋から聞いてすぐにピンと来たわ。









なぜなら私も現代から来たからね!!!」







「え〜〜〜〜マジ!



びっくり〜〜〜〜」



「でしょ〜」



「うんうん」



「わたしは現代にいたころはインスタに宣伝を投稿して小銭を稼いでたんだけど、ある日気づいたらこの時代にいたってわ。






しょうがないから鬼を撮影してこっちでも小銭を稼いでるのよ。」






「そうか。おれは鬼を退治して現代に帰るつもりだ。」





「え〜〜〜〜超いいじゃん!



着いていって写真撮っていい?」



「フン、油断するなよ!」

急きょ現れた鬼インスタグラマー、百恵。


一体どんな波乱を鬼退治にもたらすのか?


枕を涙で濡らしながら次回を待て!

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