始まり
俺たちはいつも4人でゲームで遊んでいたんだ・・・
そう、あんな出来事が起こるまでは・・・
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「なぁ、今日ドラクエ(ドラグーンクエストの略)Xやんね?」
そう言ったのはいつも遊んでいるメンバーで唯一のニートであるしゅうぞうだった。
「わり!!俺今箱根wwwww」
レモンサワーの500ml缶を揺らしながらアブさんはメッセージに返事を返した。
「俺はいけるよ」
そう返事を返したのはドラクエ(ドラグーンクエストの略)X界のパワフル参謀しょうすけだ。
「じゃあ、今日は3人かな?」
ドラクエ(ドラグーンクエストの略)Xでもっとも不人気なゴブリンをこよなく愛するもりこがそう言った。
俺たちの本日のドラクエ(ドラグーンクエストの略)Xはそうやって始まった・・・
「今日はつりをしよう!!」
ニートのしゅうぞうはつりをやるみたいだ・・・
「俺もつっかな!!」
ゴブリン(醜い)のもりこもつりをやるみたいだ・・・
しょうすけくんもつりをするのかな?
「俺はそんな低次元なこと卒業したよ!!金を稼ぐのさ!!」
しょうすけくんはみんなと一緒に魚をつらずにお金稼ぎにいそしむみたいだ・・・
みんなでゲームをやっているのに一人だけ違うことをやる・・・多様性があるいいゲームだね
しばらく各自でプレイを進めているとしょうすけは言った
「うちにきなよ!!最高の魚をつらせてあげる!!」
しゅうぞうともりこは夏場の生ごみに群がるハエのようにしょうすけの家の釣り場に群がった
自宅に群がったハエのような二人を見ながらしょうすけはつぶやく
「醜い・・・」
散々にしょうすけの家の魚を蹂躙したしゅうぞうは言った
「俺、用事あったはwwwww後は二人でやっといてwwwwwwwwwwwww」
そういってしゅうぞうはしょうすけともりこの二人を残しニートの森と呼ばれる
選ばれしモノのみがいけるという世界へ消えていった・・・
「あーあ・・・誘った人間が消えちゃったよ・・・」
しょうすけは悲しそうに言った
「まぁニートが常識ないのはしょうがないよ!!」
もりこはそれが一目で本心と分かるような真剣な表情をしていた
「あぶさんもいないし・・・しゅうぞうはニートの森に帰っちゃうし・・・もーーーー!!一体俺たちのドラクエ(ドラグーンクエストの略)Xはどうなっちゃうのーーーーーー!!!!!!!」
~続く~