シンテン
何時の間にか 蚊帳の外に・・・だけど 白木
さんが嬉しそうだし いいか!そしてひっそり
と 洗い物の続きを始めたのでした・・・
黙々と洗い物をしていると 阿部さんが言った
「あ な 何か 2人の邪魔しちゃったみたいで
ゴメンなさいね」
「邪魔だなんて とんでもない」「白木さんも
嬉しそうだったから それでいいかと」
「ほぅ〜〜」
阿部さんと太樹が声を揃えて言った
「な 何だよ 2人して!」
「いや 別に〜」
「あ あの私そろそろ帰らないと」
白木さんが 気まずそうに 言った
「あ そうだね」
「じゃあ また明日来ますね」
そう言って帰ろうとした 白木さんを阿部さん
が 呼び止めた
「白木さんアドレス教えてくれない?」
「アドレス交換ですか! 喜んで〜」
そして交換を終え 白木さんは帰ったのでした
「進展あって良かったね〜 それに白木さん
可愛いし いいじゃない」
「な 何の事か分らないんだけど」
「まぁいいわ」「さぁ私達も行きましょう」
「じゃあ 洋二またな」
そう言って太樹達も 帰って行った
ふぅ〜 やっと静かになった
進展か まぁ確かに少し進展あったかな
阿部さんのお陰で 彼女の名前が分ったし
それに白木さんの事も 少しだけだけど分った
様な気がした それだけで 満足だった