イツマデモ
「本当は 戻りたいんでしょ?」
その言葉に僕の体がビクッと反応した
戻りたい!皆の所に白木さんの傍に居たい!
本当は そう叫びたかった
「いえ 約束ですから もう逝きましょう」
僕はそう言って覚悟を決めたのでした
「そうね じゃあ逝きましょうか」
「はい」
病室に居る三人を見ながら返事をした
そして 後をついて逝こうとすると 僕の前で
佇むと 動かなくなったのです
どうしたのかな? そう思っていると
「天界から新しい御達しが 届いたわ」
そう言った途端 僕の周りは闇に包まれた
「どうなったんだ⁈ 何処ですか〜?」
だが何も返事は返って来なかった
「これは・・・一体・・・」
暗闇の中を手探りで 足を踏み出すと その先
には何も無く 僕は闇の中に落ちて行った
闇の中を落ちて行きながら 声が頭に響いた
「命は 大事にするのよ」
そして目を覚ました僕に 白木さん達は驚いた
「東條さん⁉」
「うわっ 洋二!」
「東條さん!」
「あれ?どうなったんだ?」
「どうなったじゃねぇよ 心配させやがって」
「本当よ!全く!」
「でも無事で良かった」
白木さんが泣きながら そう言った
そしてそれから間も無くして 白木さんの退院
が決まった 元々悪い原因が分らなかった為に
体調も顔色も 優れていたので あっさり
決まったらしい
ただ 何時悪くなるか分らないので 注意は
必要だと 父親は何度も念を押されていた
記憶は時が経てば 少しずつ思い出すでしょう
そう 言われたのです
僕はと言えば 店を頑張って切り盛りしていた
だが以前と違うのは 元気になった白木さんが
店を手伝ってくれてる事だった
白木さんの料理は上手くて お客さんにも評判
が良かった 僕より上手いと・・・
まぁそれは置いといて 一ヶ月も経たない位で
白木さんの記憶も戻り 阿部さん達も喜んだ
そして僕は何時までも 白木さんの傍に居る
そうココロに誓ったのでした
ーーーーー おしまい ーーーー
ココロ 〜 隠れ処 〜 編を読んでくれた方々に
最後迄読んでくれて 本当に有難う御座います
その都度 考えながら 書いている内に何時も
内容が グダグダになり すいません( ; ; )
これからも頑張って書いていくので
宜しければ 今後も見に来てやって下さい
お願いします
本当に有難う御座いました




