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メザメ

さようなら 白木さん・・・どうか


幸せになって・・・下さい・・・


その時声が響き渡った


ダメよ〜 命を無駄にしないで〜


その声を最後に 僕の体は消滅したのでした






消滅した僕は魂になり 体から抜け出ていた


そして病室を 上から見下ろす格好になり


ベッドで眠っている 白木さんの足元で


うつ伏せになっている 自分の姿があった


その光景を目の当たりにして 改めて思った


自分は本当に死んだのだな・・・と





この時動かない白木さんを見て 本当に白木


さんは助かったのか? そう思っていると


「心配しなくても 彼女は助かったわ」


そう声が頭に響いた


それを聞き安心して逝けると思った時だった


病室の扉が開き 太樹達が血相を変えて入って


来ると うつ伏せの 僕を揺らしながら





「洋二!どうしたんだ」「洋二!」そう叫び


冷たくなってる 僕の体に気付くと 後退り


「何が起きたのか分らないけど あの時に


気付けば良かった すまない」


涙を流し病室の床を叩きながら 叫んでいた


魂だけなのに その姿を見て 胸が痛んだ





「太樹は悪くないさ 自分を責めるなよ」


届かないのは分っていたが そう呟いていた


その時 白木さんが 静かに目を覚まし それを


見た太樹達は 驚いていた


僕は白木さんが助かったのを見て これで何も


思い残す事なく 安心して逝ける そう思った





だが白木さんの発した言葉に その思いは


揺らいだ


「ここは何処?貴方達は誰?」


それを聞き驚いた・・・が 本当に驚いたのは


次に白木さんが言った言葉だったのです




































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