ナミダ
「し 白木さんが好きです! 僕と付き合って
下さい!」
そう叫んだ僕を白木さんは 目を丸くして
ただ 呆然と見ていた
そして 無言のまま 時だけが流れた
突然の告白に 驚いていた白木さんが我に返り
「有難う とても嬉しいです」
「そ それじゃあ」
すると白木さんは俯き そして顔を上げた
「でも ごめんなさい それは無理なの」
「やっぱり俺じゃあ ダメですか?」
「そうじゃないです 私がダメなんです」
「え? ど どう言う事ですか?」
「私は 私は ごめんなさい」
そう言い残すと 走り去ったのでした・・・
僕は誰も居ない夕暮れの公園に 佇んでいた
何て恥ずかしいんだ 一人で勝手に勘違いして
告って 振られて 取り残されて・・・
いや いや たかが 振られただけじゃないか!
そうそう 振られただけ!別に全然平気だし!
白木さんだけが女じゃないし!
さぁ 早く帰って明日に備えて 寝るか〜
歩き出そうとした時 地面が歪んで見えた
地面がおかしいぞ あれ? 何で?
俺は 泣いてるんだ
べ 別・・・に 悲しく・ない・・の・・・に
何で 涙が出るんだよ 何で 泣いてるんだよ
膝から崩れ落ちると 涙が溢れ出したのだった




