ヨテイ
白木さんもきっと 気付いてるに違いない
ともあれ この場を何とかしないとな
僕は息を飲み込み よし!と意気込むと決死の
思いで 言ったのでした
「あ あの 一緒に何処か 行きませんか?」
「え? 私ですか?」
「も 勿論です!」
バクバクと胸の鼓動が高鳴っていた・・・
「と 取り敢えず 行きましょう」
「は はい」
歩き出したのはいいが 何処に行けばいいのか
分らずに悩んでいると 白木さんが言った
「東條さんは何処に行く予定でしたか?」
「それが 太樹の用事だったので 予定が無く
なりました」
「そ そうですか・・・」
「白木さんは何処に行く予定でしたか?」
「阿部さんと 洋服を見に行こうかって」
「じゃあ 近くの ショッピングモールに 行き
ましょうか!」
「ええ いいんですか? 私の用事で? それに
洋服 買わないかもですよ」
「OK です 服を見に行きましょう!」
「は はい 有難うございます」
そしてショッピングモールに 向かいながら
これって まるでデートみたいだよな!
いや って言うか結果的には デートだよ!!
そうだよな〜 等と考えていると
「あの折角の休みだったのに 本当によかった
んですか?」
「勿論!それに休みは何時も ボ〜ッと過ごし
てるだけだから 全然大丈夫!」
「よかった 本当は迷惑だったんじゃないかな
って 不安だったから」
はにかみながらそう言った 白木さんの表情に
少しの間 僕は視線を奪われたのでした・・・




