マチアワセ
明日は太樹と買い物か・・・
何の因果で野郎と買い物なんかに だけどまぁ
太樹の頼みだし 仕方ないよな
そして長い一日が終わったのでした
翌日準備を終え 待ち合わせの場所に向かった
待ち合わせか
これで待ち合わせの相手がなぁ〜
まぁ 腐ってても 仕方ない
確か この辺りだと思ったけど 居ないな
太樹を探して 辺りを見渡すと周りはカップル
達で賑わっていた
何か俺って絶対に場違いだよな・・・
黄色い声が飛び交う中で 1人キョロキョロと
これじゃあ まるで 変質者みたいじゃないか
くそ〜 太樹の奴一体何処に居るんだよ
それに 待ち合わせにこんな場所選ぶなよな
って言うか 早く来いよ!
被害妄想だとは思うが カップル達が冷やかな
目で僕を見てる気がして 仕方なかった・・・
「ハァ〜」溜息を吐き 俯いた時だった
「あれ?もしかして東條さんですか?」
名前を呼ばれた方を見て驚き 一瞬固まって
胸の鼓動が トクンと高鳴った
「白木さん?どうして ここに?」
「阿部さんに誘われて ここで待ち合わせを
東條さんはどうして?」
「俺は太樹に誘われて ここで・・・」
ハッ!そして気付いた2人の いやこれは多分
阿部さんの策略だろうと・・・
白木さんもきっと 気付いてるに違いない
ともあれ この場を何とかしないとな
僕は息を飲み込み よし!と意気込むと決死の
思いで 言ったのでした




