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流浪の戦士

掲載日:2026/02/22

このアイデアは私の考え込む時間から生まれました。とりあえず、皆さんに気に入ってもらえるかを見るために、こんなに大きな章を作ってみました。もし気に入ってもらえれば、最初から書き始めるつもりです。


ラグナールは、畑を眺めていた。

誰しもが、蒔いたものを刈り取る。

だが彼には、見ることしかできなかった。

自分が蒔けなかったものを、見つめることしか。

唇から、静かに言葉が零れた。

「……どうやって種を刈り取れるというのだ。

 俺にはその資格がない。

 あまりにも多くの命を奪った俺に、そんな権利などあるはずがない……」

声はかすれ、風が彼の頬を打った。

空は赤く染まり、地平の彼方で太陽が沈み始めていた。

その背後から、老人の声が響いた。

老賢者の、疲れを知り尽くしたような、重く渋い声。

「過去のことで自分を責め続けるな。

お前を知らぬ私だが、それでも分かる。

お前は過ぎ去った過去に囚われ、自分自身を壊しているのだ。

なあ、今のお前が、あのときの言葉を吐かなかったら。

他の者を助け、命を生む種を蒔いていたら……いや、そんな仮定は無意味だ。

今を生きよ。未来を鍛えよ。

自分の種を蒔き、蒔いたものを刈り取れ。

なぜなら、今のお前は、かつてのお前よりもずっと良い人間なのだから」

老人の声は、長い年月を生き抜いた者のそれだった。

そして、静かに付け加えた。

「空っぽであることは、良いことだ。

空だからこそ、新しいものが入り込む余地が生まれる。

だから教えてくれ、ラグナール。

これからお前は、どう生きていくつもりだ?」

老人はラグナールの瞳をじっと見つめた。

風はゆっくりと流れ、木々の葉がそよぎ、

空には、最初の星々が瞬き始めていた。

ラグナールは顔を上げた。

その瞳に、強い決意が宿っていた。

「……俺は、平穏を見つけたい。

蒔いたものを刈り取りたい。

もっと良い人間になる。

それが俺の望む姿だ」

老人は穏やかに微笑み、

小さな声で、しかし確かに、こう言った。

「ならば、その変化への道を歩み続けなさい」

ゼロから完全版を作ってほしい場合は、コメントを残してください。


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