流浪の戦士
このアイデアは私の考え込む時間から生まれました。とりあえず、皆さんに気に入ってもらえるかを見るために、こんなに大きな章を作ってみました。もし気に入ってもらえれば、最初から書き始めるつもりです。
ラグナールは、畑を眺めていた。
誰しもが、蒔いたものを刈り取る。
だが彼には、見ることしかできなかった。
自分が蒔けなかったものを、見つめることしか。
唇から、静かに言葉が零れた。
「……どうやって種を刈り取れるというのだ。
俺にはその資格がない。
あまりにも多くの命を奪った俺に、そんな権利などあるはずがない……」
声はかすれ、風が彼の頬を打った。
空は赤く染まり、地平の彼方で太陽が沈み始めていた。
その背後から、老人の声が響いた。
老賢者の、疲れを知り尽くしたような、重く渋い声。
「過去のことで自分を責め続けるな。
お前を知らぬ私だが、それでも分かる。
お前は過ぎ去った過去に囚われ、自分自身を壊しているのだ。
なあ、今のお前が、あのときの言葉を吐かなかったら。
他の者を助け、命を生む種を蒔いていたら……いや、そんな仮定は無意味だ。
今を生きよ。未来を鍛えよ。
自分の種を蒔き、蒔いたものを刈り取れ。
なぜなら、今のお前は、かつてのお前よりもずっと良い人間なのだから」
老人の声は、長い年月を生き抜いた者のそれだった。
そして、静かに付け加えた。
「空っぽであることは、良いことだ。
空だからこそ、新しいものが入り込む余地が生まれる。
だから教えてくれ、ラグナール。
これからお前は、どう生きていくつもりだ?」
老人はラグナールの瞳をじっと見つめた。
風はゆっくりと流れ、木々の葉がそよぎ、
空には、最初の星々が瞬き始めていた。
ラグナールは顔を上げた。
その瞳に、強い決意が宿っていた。
「……俺は、平穏を見つけたい。
蒔いたものを刈り取りたい。
もっと良い人間になる。
それが俺の望む姿だ」
老人は穏やかに微笑み、
小さな声で、しかし確かに、こう言った。
「ならば、その変化への道を歩み続けなさい」
ゼロから完全版を作ってほしい場合は、コメントを残してください。




