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短編小説どもの眠り場

言動と心が一致しないメスガキさん ~グループ活動~

作者: 那須茄子

「(授業が始まり、先生がグループ活動の説明を始めた。僕は内心、蓮菜さんと同じグループにならないことを祈っていたが、運命はそう甘くはなかった)」


「さて、今日はグループ活動を行います。皆さん、席の近くの人とグループを作ってください。」





「(えっ、マジかよ...)」



「はぁ、ほんとダルい

(やったー! 透君と一緒に活動できるなんて、最高!)」



「...…(くそっ、なんでこうなるんだよ)」



「ね、何か意見ある? どうせ何も無いよね?? 

(透君の意見、聞きたいな)」



「いや、特にないよ。

(なんでこいつ、こんなに嬉しそうなんだよ。絶対馬鹿にしてる! 悔しい、けど何も言えない!!)」



「グループ活動の意味分かってんの。話し合いしないと始まんないよ。ほらほら、思い付くまで頑張れ頑張れー

(そんな時もある!! 一緒に頑張っ!!!!)」



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