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生忌物倶楽部  作者: 鬼居かます
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05「第一話 出会い」 私はこうして犬笛を手に入れた。

【毎日昼の12時と夕方の18時の2回更新します】



 


 夜になった。

 寮の一室に千木良きいと三ヶ木ゆうの姿があった。

 そこは二人が暮らす部屋だった。二人はルームメイトなのである。 

 



 二人とも部屋着でくつろいでいた。

 テーブルには紅茶とお菓子が置いてある。

 きいがドライフルーツケーキを手にとって言う。




「私はゆうがルームメイトで幸せだよっ」




「あら、どうしてかしら?」




「うんっ。

 だってなんでも話せるし、それにお菓子だって食べられるし」




「お菓子は祖父たちが送ってくるのよ」




「おじいちゃんたちは、お菓子屋さんなのっ?」




 すると三ヶ木ゆうは、うふふ、と笑う。




「違うわよ。牧場をいくつか経営しているの。

 だからお菓子は仕事関係の贈り物なのよ。食べきれないって言ってたわ」




「いいなっ、お菓子がいっぱいってっ」




「そう? 

 屋敷には農園もあるから、これからいろんな果物もきっと届くわよ」




「わあーいっ! 

 楽しみっ! 持つべきはやっぱり親友っ」




 そう言って、きいはゆうに抱きついたのだった。




 そのときだった。




 ウオーーーーーーーン、

 と、遠くから良く通る鳴き声が聞こえてきた。




「な、なにっ?」




 真顔に戻った千木良きいが三ヶ木ゆうに尋ねる。




「遠吠えみたいね。……あのイヌかしら?」




「あのワンコ? そうかもっ」




「仲間を探しているのかしら?」




「寂しいのかなっ? 私、行こうかっ」




 そんな会話をした。

 そのときだった。

 廊下をばたばたと歩く音がして、大勢の声がこの部屋にまで聞こえてきたのだ。




「どうしたのかなっ?」




「行ってみましょ」




 二人は立ち上がると廊下に出た。

 するとすでに各部屋の生徒たちがみんな外に出ていた。




「どうしたのっ?」




 きいが近くにいた女生徒に話しかける。

 同じクラスの顔なじみだ。




「動物たちが変らしいのよ」




「変? どういうことかしら?」




 ゆうが尋ねる。




「私も詳しくは知らないんだけど、当番の佐藤(さとう)さんが先輩たちと巡回に行ったのよ。

 そしたら動物たちが大騒ぎしてるらしいよ」




 この学校が全寮制なのは実家が遠い者もいる訳もあるが、それだけが理由ではない。

 動物の世話には休日がないからである。

 生徒たちは班に分かれ交代で面倒を見ているのである。




「どうしたんだろうねっ?」




「行ってみましょう」




 きいとゆうは友人に礼を言い、動物舎に向かったのである。




 動物舎にはすでに大勢の生徒たちが集まっていた。

 そしてそれだけではなくて、当直の獣医や寸又嵐(すわらし)先生の姿も見えた。




「寸又嵐先生、いったいどうしたんですか?」




 三ヶ木ゆうが声をかけると寸又嵐先生が振り返る。




「どうしたもこうしたも見ての通りだ」




 見るとここの家畜が大変なことになっていた。




「ああっ、駄目だよっ、怪我ずるよっ!」




 きいが叫ぶ。

 ここにいるのはヤギやヒツジと言った中型のほ乳類なのだが、

 みんな押し合いへし合いして囲いの隅へと隅へと固まっているのだ。

 辺りには悲鳴に似た鳴き声が響き、敷き藁の埃がもうもうとわき上がっている。




「いったい、どうしたのかしら?」




 ゆうが不思議がる。




「……怯えているな」



 寸沢嵐先生が家畜たちを観察して、そう答える。




「怯えているのっ? どうしたのっ?」




 きいが囲いの中へ入り込み、ヤギの一匹に抱きついた。

 その身体はぶるぶる震えていた。




「大丈夫だからっ、大丈夫だからっ、

 大丈夫だからっ、大丈夫だからっ、大丈夫だからっ……」




 ぎゅっと抱きしめる。

 ヤギのごわごわとした堅い体毛が感じられる。




「……もう大丈夫みたいっ。落ち着いたよっ」




 千木良きいの言う通りだった。

 先ほどまでそわそわとしていた雰囲気はなくなり、目をつむり静かに床に座り込んでいる。




「ふつうじゃない恐がり方ね。なにが原因でしょうか?」




 三ヶ木ゆうが傍らに立つ寸又嵐先生に尋ねた。




 そのときだった。




 ウオーーーーーーーン。




 再び遠吠えが聞こえてきたのだ。

 すると落ち着いていたヤギがまたまた震えだし、仲間と押し合いへし合いを始めたのだ。




「あっ、駄目だようっ」




 きいがヤギの群の中に飛び込む。

 そして一匹一匹をなんとかなだめようとしている。




「あれだろうな。

 あのイヌの遠吠えにみんな反応してしまっているのだろう」




「あのイヌ……。

 やっぱりオオカミなんでしょうね」




「だろうな。

 これだけの動物が怯えるンだ。それ以外は考えられないな」




 すると寸又嵐先生は囲いの中へ入り込み、

 ヤギとまみれているきいの服を引っ張った。




「これっ、千木良。

 一匹一匹をなだめていてきりがない。元をなんとかしろっ」




「ふえっ? ……元ですかっ?」




「ああ、あのオオカミをなんとかしろっ」




「イエッサー」




 きいは敬礼をすると囲いを乗り越えて、

 ひとりぱたぱたと走り出す。

 行き先は診察室横のケージだった。




 ケージに到着した千木良きいが見たものは、

 うろうろと落ち着きなく歩き回る巨大イヌの姿だった。




「ど、どうしたのっ? 

 みんな怯えるから遠吠えは駄目だよおっ」




 きいはケージの中へ入り込んだ。

 すると巨大イヌはきいに気づき巨大な鼻先をきいになすりつけてくる。

 その仕草は甘えているように見える。大きな身体で小柄なきいをなでまわしているのだ。




「大丈夫だよっ。私はここにいるよっ」




 きいは両手でイヌの頭を抱え込む。

 するとイヌはふんふんと鼻を鳴らし温和しくなった。




「ひとりで寂しかったのっ?」




 きいはそう言ってイヌの頭に自分の顔を重ねた。

 そしてしばらくそのままにしているのであった。




 やがて五分くらい経過した頃だろうか。

 イヌが突然にきいから顔を離すと服のすそをそっと咥えたのだ。

 そしてくいくいと引っ張る。




「ど、どうしたのっ?」




 千木良きいは視線をイヌに向ける。

 するとイヌは窓の向こうをじっと見つめるのだ。




「どっかに行きたいのっ?」




 するとイヌはその言葉がわかったみたいになり、

 服を引っ張り、窓の外を見る行為を繰り返したのである。




 きいは外を見る。外は晴れていて星が瞬いているのが見えた。




「……行こうかっ?」




 ケージの扉を開けて千木良きいはイヌを出した。

 そして外へと通じる扉を開けるのであった。




 空は雲ひとつない満天の星空だった。

 ここは近くに人家もないことで周囲が暗く、そのため星がきれいなのだ。




「すっごい星だねっ?」




 きいは言葉が通じるはずもない巨大イヌに歩を合わせそうつぶやいた。

 吐く息はまだ白く本格的な春はまだ先だとわかる。




「ねえ、どこに行くのかなっ?」




 校門を出たときである。

 歩を緩めないイヌにきいはそう問いかけた。

 するとイヌはその意味がわかったかのように深い森に視線を向ける。




「この先っ?」




 きいが問いかける。

 するとイヌは鼻先できいの身体を押す。

 どうやらそのようであった。




「わかったよっ。私も行ってあげるよっ」




 通じたのだろう。

 きいがそう言うとイヌは先を歩き、ときどき振り返り、

 きいが付いてくるのを確認しながら、森へ森へと歩くのであった。




 そうして小一時間も経過した頃だろう。




「お墓っ?」




 そこは墓地だった。

 背の高さにフェンスがあり、その向こうに墓石が延々と続いていたのである。




 そこまで到達するとイヌはその巨体に似合わず軽快な動きを見せると、

 ひょいとフェンスを飛び越した。

 そして向こうに着地すると振り返り、きいをじっと見るのだ。




「ふえっ? ちょっと待っててっ」




 きいはフェンスをよじ登る。

 とてもではないがイヌのように飛び越えるのは不可能だ。

 そして墓地の中に降り立った。




 どうやらここは霊園らしく分譲中の看板が薄明かりの中、ぼんやり浮かんで見えた。

 そしてもちろん誰の姿もない。




「あ、あんまり気持ち良くないねっ……」




 改めて思う。ここはお墓だ。

 この墓石の中ひとつひとつに人骨が収められていると考えると身震いがする。

 きいは決して怖がりではないが、やはり夜中の墓地にひとりでいる現実を思うと、

 逃げ出したくなる気持ちがふつふつと沸いてくる。




「で、でもワンコもいるし、大丈夫だよねっ」




 するとイヌは意味がわかったのか、頭を一度下げた。

 そして再びきいの裾をくいくいと引っ張って霊園の奥へと案内するのであった。




「待ってよっ」




 きいは暗くておぼつかない足元を気にするので、

 付いて行くのが大変だった。




 そしてしばらく歩いた後である。

 いきなり先を行く巨大イヌの足が止まった。

 そこは霊園のほぼ中央で小高い丘の頂上でもあった。




「きれいだねっ」




 街の灯の群れが見えた。

 駅前のビル群が見下ろせる絶景の場所で、千木良きいは昼間ここに来たいと考えた。

 きっと三ヶ木ゆうを連れてくれば喜ぶに違いないと思ったのだ。




「あれっ?」




 ふと振り返るとイヌの姿が見えない。




「あれっ、ワンコ、どこっ?」




 すると物陰が動いた。




「……うわっ」




 きいは小さく悲鳴を上げた。

 だがよく見るとそれは巨大イヌだった。

 イヌがいつの間にかしゃがみ込んでいた。それで気がつかなかったのだ。




「そのお墓になにか用なの?」




 きいはイヌに近寄った。

 すると巨大イヌはむくりと立ち上がり、墓石の元に鼻先をつけた。




「なにしてるのっ?」




 するとイヌは振り返り鼻先を、きいに近づけた。




「なにこれっ?」




 見るとイヌがなにかを咥えていた。

 それは細長い金属のようだった。

 きいはそっと手を伸ばし、それを受け取る。




「……笛?」




 笛だった。細い革紐がついていたが、紐は手に取るとぼろぼろになって朽ち落ちた。

 ずいぶん長い間風雨にさらされてすっかり駄目になっていたようだ。




 そのときだった。

 ピーーーーッと上空から鳴き声がした。




 きいはとっさに見上げるが空の漆黒に溶け込んでいるようで姿は見えない。




「……ヤマトかな?」




 しばらく目をこらして星空を見上げる。

 だけど声はすれども一向に見えない。



 

 そんなときだった。

 ピカリと光が差して、墓石たちをボウッと闇から浮かび上がらせた。

 きいは目がくらみ思わず手で覆う。




「大変っ。見回りだっ」




 それは霊園の車両だった。

 今は夜中だがちょうど巡回の時間らしく、一台の軽自動車が急な坂道を登ってくるのが見えた。




「ワンコ、行こうっ」




 きいは巨大イヌをうながして、元来た道を引き返すのであった。

 満天の星々の下、きいとイヌは足早に霊園を後にした。




「それは犬笛じゃなかしら?」




 翌朝のことである。

 寮の部屋で三ヶ木ゆうがそう告げた。

 昨晩墓場で見つけた古い金属の笛を見せるとゆうがそう教えてくれたのだ。




「犬笛っ?」




「ええ、イヌをしつけるのに使うのよ」




「こうやってっ?」




 きいは笛を咥えると力一杯吹いた。だが音が出ない。




「……あれっ? 壊れてるのかなっ?」




 すると三ヶ木ゆうがにっこりと笑顔を見せる。




「違うのよ。

 壊れているのではなくて、人間には聞こえない周波数で音が出るの。

 だけどイヌにはちゃんと聞こえてるわよ」




「へえっ? おもしろいねっ」




 きいは改めて犬笛を見た。

 それは金属で細長く作られていて、細かな象嵌が施されている高そうなものであった。




「あら? イニシャルが刻んであるわよ」




 ゆうが笛を見て指摘した。

 見るとそこには『Y・T』とある。




「誰だろうねっ?」




 きいが尋ねる。




「……お墓にあったのよね? 

 だとすると亡くなった方のじゃないかしら?」




「そっかっ。

 ……でも墓石の名前は見られなかったよっ」




「暗かったの?」




「うんっ。

 それもあるけど見回りの人が来ちゃったから、逃げちゃったからっ」




 きいはゆうに昨夜のことを詳しく説明した。

 するとゆうがしばらく考え顔になった。

 そして言う。




「……きっとあのイヌがその笛を、きいに渡したくて案内したんじゃないかしら?」




「そうなのっ? ワンコがっ?」




「ええ、それだと説明がつくじゃない」




「へえっ。

 これを私にくれたんだ。へえっ」




 きいは感慨深げに犬笛を見た。

 そして愛おしく手で包むとポケットに入れた。 

 どうやら肌身離さずに持ち歩くつもりらしい。




「大事にしよっ。宝物だよっ」




「きっと、傷の手当てとかエサをくれたりとかしたことのお礼なのかもしれないわね」




「へえっ。あのワンコ頭いいんだっ」




 きいは、うれしいなっ、うれしいなっ、とくるくる踊り出すのであった。




「後でお礼を言いに行こっ」




 きいはそう言い出した。




「ちなみにあのイヌは今も診察室のケージの中かしら?」




「そうだよっ。

 かわいそうだけど、今はあそこしか場所がないからっ」




「鍵はちゃんとかけたのかしら?」




「大丈夫だよっ。

 寸又嵐先生、怖そうだもんねっ。ちゃんと抜かりなくやってますっ」




 そう言ったきいはジャージに着替え始める。

 まもなく授業が始まるからであった。




「……じゃあ、欠席は髙見澤ヨウコだけだな。

 えーと、今日のホームルームにはゲストがいる」




 教壇に立った寸又嵐先生がクラス一同を見回してそう告げた。

 途端に教室はざわついた。




「諸君らの先輩に当たる。

 ……ま、私の先輩でもあるンだがな」




 するとドアが開きひとりの女性が入って来た。

 背が高くすらりとした体躯の若い女性だった。

 年齢は二十代後半と言ったところか。




「……すごいきれい」




 そんな声が漏れた。

 百七十センチはありそうな身長と、細くて長い手足からモデルと言っても差し支えがない。




大月(おおつき)香奈恵(かなえ)です。

 みなさんよりも……ン年間先輩になります。どうぞよろしく」




 そう言って大月香奈恵は優雅に腰を折った。




「大月先輩は元々はこの学校の教師をしていた。

 そして今は今度諸君らが行く研修センターの職員をされている。

 それでお前たちにセンターの紹介や注意事項なんかを教えてくださる。心して聞け」




 寸又嵐先生がそう紹介すると大月香奈恵が説明を始めるのであった。




 この農学科獣医コースでは四月に研修旅行がある。

 それはまだ顔もよく知らない生徒たちの親睦を深める意味合いがあり、

 また学校では飼えない大型の動物たちに触れ合う機会を設けるためでもあった。




 研修センターは車で半日かかる人里離れた山奥にあり、そこで宿泊する。

 近くには繁華街がないことから生徒たちは缶詰状態になり、

 ひたすら動物の世話をするのが研修内容であった。




「ねえ、きい。あの人、昨日の人よね?」




「うんっ。声が同じだもんっ。間違いないよっ」




 昨日の人とは廃部になった小屋で、寸又嵐先生といた人物のことである。

 二人の記憶と香奈恵の声は一致した。




「ねえっ、ゆう。昨日のこと訊いてみよっ?」




「えっ? なにを訊くのかしら?」




「うんっ。ワンコのことだよっ」




「わかったわ。

 じゃあホームルームが終わったら質問をしましょう」




 そして香奈恵の説明が終わった。

 多少質問も出たが、ほぼ滞りなく時間通りにホームルームが終了する。




 千木良きいと三ヶ木ゆうは顔を見合わせた。

 そして目配せが合図となり二人は廊下に出るのであった。




「あの……。大月先輩」




 始めに声をかけたのはゆうだった。




「なんでしょうか?」




 振り返る大月香奈恵はやはり背が高い。




「あのっ。……生忌物(いきもの)倶楽部(くらぶ)ってなんですかっ?」




 きいがいきなり核心に迫る発言をした。




「ちょ、ちょ、ちょっっっっと、きいっ!」




 するとゆうがきいの口を両手で押さえる。

 必死である。




「……ひゅう、ら、らんらろ? りったぁい、ろうしたろ?」




 もごもごと声を出す千木良きい。

 すると大月香奈恵がにっこりと笑顔を見せた。

 それはまるで女神様のような慈悲深い笑みである。




「あら、大丈夫よ。生忌物倶楽部ね? 

 うふふ。なにが聴きたいの?」




 そのときだった。




「痛っ。いたたたたたっっっっっーっ!」

「痛いっ」




 きいが叫んだ。同時にゆうも悲鳴をあげる。




「お前たちっ! 

 さては昨日、盗み聞きしていたなっ!」




 寸又嵐先生だった。

 先生は背後から近づいて、

 千木良きいと三ヶ木ゆうの耳を引っ張り上げていたのである。




「「ごめんなさいっ! ごめんなさいっ! ごめんなさいっ! 

 ごめんなさいっ! ごめんなさいっ! ごめんなさいっ!」」




 機関銃のような勢いできいたちが謝る。

 すると先生はようやく手を離してくれた。




「ひばり。別にいいのに」




「駄目です。癖になります」




 大月香奈恵が笑いながら言うと、

寸又嵐先生はぶすっとして答えた。




「……そうね。

 ここではなんだから、どっかに移動しましょう」




「では、そこの会議室で」




 香奈恵は快く引き受けてくれた。

 そして寸又嵐先生は、きいとゆうの二人の襟首を掴んで隣室の会議室へと入ったのであった。




 


よろしければなのですが、評価などしてくださると嬉しいです。


私の別作品

「固茹卵は南洋でもマヨネーズによく似合う」完結済み

「甚だ不本意ながら女人と暮らすことに相成りました」完結済み

「墓場でdabada」完結済み 

「甚だ遺憾ながら、ぼくたちは彼の地へ飛ばされることに相成りました」完結済み

「使命ある異形たちには深い森が相応しい」完結済み

「空から来たりて杖を振る」完結済み

「その身にまとうは鬼子姫神」完結済み

「こころのこりエンドレス」完結済み

「沈黙のシスターとその戒律」完結済み


 も、よろしくお願いいたします。

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