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のこされた犬  作者: 栗きんとん
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すすき

私の名前は犬山 ドックカフェのマスターをしています

勿論 犬は大好きだが愛犬との辛い別れを経験してから 飼う事をやめている

カフェは店舗を借りていて、ドックメニューも手作りの物をだしている 軽食が中心だがこだわり選び抜いた大皿の上に 見栄えは勿論 味もバツグンの料理をのせている

一押しがプリンアラモードでこの店の人気商品だ

そのお陰か客足が途切れない程度にはやっていけてる

立地もそこそこよく、緑も多く、歩道には犬を連れて散歩する人も多く、その合間に店に立ち寄ってくれる人も結構いる

私のカフェの並びには、パン屋 薬局 お茶店等があり、

人通りもそれなりにある方だと思う


いつもの朝、店に向かうと 電柱に犬が繋いであった

まーよく在ることなので 気にしないようにして 店の鍵を開け、

ちらっと犬の方に目をやると、元気の無さそうな顔で伏せていた。

視線を上に向けると、電柱の足場にバッグが掛かっていた

電柱に近付き、バッグの中身を見てみると ドックフード おやつ トイレシート ブラシ ボールが入っていた

私は犬を店の中に入れ、水を顔の近くに置き「お飲み」と囁いた

さて どうしたものか 顎を手で撫でながら 少し様子を見ることにした


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