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10 滝壺と魔物

前回のあらすじ

 行程通りに進むのを断念して、ゴブリンの集落に泊まった。

翌日の午前中に地図と格闘していると待望のスキルを獲得した。


『テッテレテー!!』

『ユーキはスキル【マップ】を習得しました』

『テッテレテー!!』

『ユーキはスキル【クロック】を習得しました』


山に入ってからずっと時間を気にしていたせいか【クロック】も同時に習得していた。

早速【マップ】で僕らのいる場所を確認すると立体的なマップが視界の左上隅にコンソールのように表示された。

【マップ】スキルは等高線付きで街道の位置や目印になりそうな大木の位置も描画されており、とても分かりやすいものだった。

以前にヤマトさんに聞いたように【エネミーサイン】で敵の位置も描画されている。


これで慌てる気持ちも無くなった。

ルニに急ぐ旅では無いと伝えると、行きたい場所があるというのでいろいろ回る羽目になった。

いつもの武術指導の旅行では日程が決まっているので、余計な場所には行けなかったらしい。


その目的地は、ロックバルト山の滝だったり、湖だったり、花畑だったりと特別なものでは無かった。

手元の簡単な地図で滝の場所にざっと当たりを付けて、【マップ】スキルでそれらしい場所を探して向かった。


滝は少し開けた空間となっていた。水が絶えず流れ落ち、周囲の空気は清んでいる。

そこはちょっとした観光スポットになりそうな景観だったが、観光客は居ない。

周囲には小動物が居てのんびりした風景だ。

但し、風景はのんびりしているが、【マップ】上の【エネミーサイン】は真っ赤だった。


滝の周辺は小さくてアライグマのような見た目の【スイムベアー】の住処だった。

手元の地図にも『熊危険!近づくな』と書いてある。

僕もルニと一緒じゃなかったらまず近づかない場所だ。


【スイムベアー】は目の届く範囲だけで20匹は転がっていた。

メスの個体が大きく、オスが二回りほど小さかった。

メスは大きいとは言っても柴犬ほどの大きさだ。そして数が少なかった。

風下に回って木立のかげから遠巻きに【ステータス】を確認したが、オスの方が前衛寄りに見える。


■■■

 スイムベアー(魔物・オス)

 能力値

  体力  65 /65

  魔力  134 /134 (122+12)

  筋力  82

  器用  102

  敏捷  331 (245+76)

 スキル

  ・身体

   【魔力強化】1

   【敏捷強化】4

   【回避】3

   【水泳】3

  ・魔法

   【水魔法】2

  ・魔物

   【牙術】4

■■■


体力は小鬼(ゴブリン)程度だが、オスはどの個体を見ても敏捷はほとんどが300を越えていた。

見た目の体重は60キロぐらいなので、体重が半分ぐらいになる計算だ。

さらに【回避】まで持っていてやりにくそうな敵だった。

そして名前に違わず【水泳】【水魔法】のレベルがそこそこ高かった。


■■■

 スイムベアー(魔物・メス)

 能力値

  体力  72 /72

  魔力  201 /201 (154+47)

  筋力  73

  器用  85

  敏捷  220 (183+37)

 スキル

  ・身体

   【魔力強化】3

   【敏捷強化】2

   【回避】1

   【水泳】4

   【潜水】2

  ・魔法

   【水魔法】4

  ・魔物

   【牙術】2

■■■


メスは分かりやすい後衛タイプだ。

【水魔法】のレベルがやたらと高い。

【水泳】の他に【潜水】なんてスキルも持っていた。

メスは巣を守ってずっと水辺にいるのだろう。


魔法スキルが高いのが気になる。

魔法は魔言(スペル)を使うことでイメージが補完され、威力が格段に向上する。

魔言(スペル)は人が生み出した技術だと聞いたけれど、魔物も使うのだろうか?

【風魔法】スキルは魔言(スペル)が無くても明確なイメージを持てば効果を発揮する。

下着を覗くのに使ったプレイヤーが犯罪者になったこともあるらしいとはヒロシ情報だ。

奴は悔しそうにそう話していた。おっと、ヒロシ情報はどうでもいい。


「敵のスキルですが、オスとメスでスキルレベルが違っていますね。オスが小さい個体です」

「はい」

「オスのレベル2以上のスキルは【敏捷強化】が4、【回避】が3、【水泳】が3、【水魔法】が2です。」

「【水泳】と【水魔法】は習得しておりません」

「メスのレベル2以上のスキルは【魔力強化】が3、【敏捷強化】が2、【水泳】が4、【潜水】が2、【水魔法】が4です」

「おお、【敏捷強化】以外は習得しておりません」

「これは新しいスキルが獲得できるチャンスですね」


なんでこんな情報を口にしているかと言うと、昨日の【フォレストウルフメイジ】狩りの後の【植物魔法】習得に関するやり取りがきっかけだ。

僕はレベル2以上のスキル持ちを倒すと必ずスキルを習得していたのだが、ルニは違っていた。

敵がスキルを持っている事を知っているのがその条件かも知れないと考えて、敵のレベル2以上のスキルを伝えることにしたのだが、直後に【ダンスベアー】に遭遇しその辺がうやむやになっていた。

今朝、朝食を取りながら相談し、改めて調べて見ることにしたのだ。


スキル構成を伝えながら【スイムベアー】を遠巻きに鑑賞しているけれど、水辺で寝そべったり、ゴロゴロ転がったり。

滝壺に潜っては魚を加えて出てきて子供らしき個体に与えたり、これが結構可愛い。

【水魔法】や【水泳】などスキル習得のチャンスではあるが躊躇してしまう。

【ステータス】には明確に魔物と表示されているが、本当に討伐対象なんだろうか?


「しかし、これ殲滅すべきでしょうか?」

「【スイムベアー】の住処は避けるべしと言われては居ますが、討伐すべしとは聞いたことがありません」


いつも魔物と見れば即討伐に向かっていたルニも判断に迷っているようだった。

判断が付かないままに見守っていると【フォレストウルフ】が2匹やってきた。

ルニによれば、食べ物を求めて群れの中で力のある個体が狩りに来たのではないかということだった。

じわじわと【スイムベアー】に近づいていく。

水辺にいる何体かはゴロゴロと転がったままだ。


思わず手を握りしめながら行方を見守った。

【フォレストウルフ】の方が二回り程度大きい。

さらに近づいて、もう目と鼻の先だ。


「グォオオオ――――――ン」


突然滝壺の方から咆哮が聞こえると【スイムベアー】が一斉に襲いかかった。

転がっていた個体もあっという間に身を起こして向かう。

一匹あたりに4~5匹のオスに一斉に飛びかかられ、【フォレストウルフ】は身動きが取れなくなっていた。

さらに牙を剥いて噛み付こうとした所に水が浴びせられた。あれは【水魔法】か。

そこからはあっという間で、【スイムベアー】の群れに飲み込まれそのまま骨も残らない勢いで咀嚼されていた。

【スイムベアー】は見た目に反して獰猛な魔物だった。


「討伐すべきでしょう」

「ですよね」


ルニの目が正義感に燃えていた。

あのシーンを見れば討伐すべき魔物だと分かる。

しかし、この密度で襲いかかってくる魔物は戦ったことが無い。


「あの密度で襲いかかられるとやりにくそうですね」

「動きが遅いですし、それほどの驚異は無いと見ます。【水魔法】も殺傷能力は無さそうです」

「遅い……ですか?」

「ユーキさんにも動きは見えていたと思いますが?」

「そう言われてみると見えていたような気がします」


確かに、襲いかかられるシーンを思い出しても動きが見えていた。

水が浴びせられたシーンなんて普通なら気付かないかもしれない。

敏捷は高いが、【体術】などのスキルは持っていないので、純粋に【牙術】で戦っているのだろう。


「ユーキさんでも簡単に圧倒できるはずですよ?」

「そうでしょうか?」

「ええ、間違いありません」


ルニはそう告げるとにっこりと笑顔を浮かべた。

この人は笑顔が本当に可愛いな。言ってることは相当物騒だけど。

彼女に言われると本当に出来そうな気がする。いや、間違い無く出来るんだろう。


「一気に迫られると間違いがあるかもしれません。水上に出ている個体から一匹づつ確実に討伐しましょう」

「なるほど。了解です」


彼女が剣を抜き放ち身構えたのを見て、僕も慌てて剣を構えると【グラスレペル】をかける。

【スイムベアー】は残った骨を咥えてまた元の位置に戻って再びくつろぎ始めた。

あの姿に騙されてはいけない。だらだらしているように見えて防衛用の布陣なんだ。


「では、参ります」

「はい」


彼女が飛び出すのに続いて木立を割って飛び出した。

【スイムベアー】は既にこちらに気がついているようだ。よく考えれば【エネミーサイン】が赤かったのだから既に補足されていたのかも知れない。

先を行く彼女が走る速度を落とさずに、最も近くに居た【スイムベアー】を下からすくい上げるようにして真っ二つに切り裂いた。


『テッテレテー!!』

『ユーキはスキル【水泳】を習得しました』

『テッテレテー!!』

『ユーキはスキル【水魔法】を習得しました』


当たり前のようにスキルを習得してしまった。

自分が倒していなくても大丈夫だった。

ルニは習得できたのかな?


そのまま彼女が左手に、僕が右手に分かれて進む。

目の前で起き上がった愛らしい個体をルニの剣捌きを真似てすくい上げるようにして切り裂いた。

素早く身を引こうとしていたが、【剣術】や【体術】の補正で十分に追従することが出来た。


「グォオオオ――――――ン」


敵の号令が遅い。さらにもう一匹を切り裂いた。


『テッテレテー!!』

『ユーキはスキル【敏捷強化】のレベルが4に上がりました』

『テッテレテー!!』

『ユーキはスキル【水泳】のレベルが2に上がりました』


【スイムベアー】は初めて見るレベル4のスキル持ちだったのでスキルレベルの上昇が凄い。

スキルに裏打ちされた敏捷値で飛ぶようなスピードで口を開けて噛みつきに来る個体をどんどん切り裂いた。

確かに素早いが動きが単調だ。それはダーズ師匠の剣筋に比べれば易しいものだった。

普通に真っ二つに出来る膂力を得てしまったので、丁寧に弱点を突く必要が無かった。


【スイムベアー】は討伐すべき獣だ。

牙を剥いてうなりながら飛び込んでくるその姿は間違い無く魔物だった。

それでもこんな風に倒すとちょっとだけ申し訳ない気持ちになる。


少し足を止めると水をかけられた。

実際に食らってみると少し粘りのあるベトベトした水だった。

嫌な攻撃だ。ちょっと服が巻き付いて動きにくい感じがするがそれだけだった。

もう少し実力が拮抗した戦いであれば致命的だったのかもしれない。

とは言っても気持ち悪いので避けながら【洗浄】で消した。


【マップ】を見ると自分の背面の敵の配置も分かる。ARスポーツで鍛えた僕にはとても直感的に捉えることが出来た。

やがて【マップ】上で地上部分の魔物は全て討伐された。

【水魔法】がレベル2に、【水泳】がレベル3に上がっていた。


メスの個体が滝壺にプカプカと浮きながらこちらを伺っている。

結局遠隔攻撃となるとやっぱり【飛剣術】頼りか。それとも【弓術】を試してみようか?

習得したばかりの【水魔法】……は敵の方がレベルが上だ。

そんなことをもやもや考えながら飛んで来るベトベトした水を回避していた。


「水の中は厄介ですね。どう攻めましょうか?」

「ふむ。それでは切り込みはお任せあれ!」


ルニが滝壺に向かって走り出した。

うわ!水上走ってる!忍者が居ます!それ、まさか【歩行術】ですか?

水上なのに地を走るように水を蹴って方向を変えて、飛んでくる水玉を左右に躱す。

そのまま水上を駆け抜けて水中に逃げ遅れた【スイムベアー】が切り飛ばされた。


『テッテレテー!!』

『ユーキはスキル【パーティ】のレベルが3に上がりました』


調査が進んでいない【パーティ】のレベルが3に上がり、これで装備と合わせてレベル4だ。

ここに来る間に【ステータス】で調べては見たものの効果がよく分からない。


■■■

【パーティ】異世界/ランク2

仲間とパーティを結成し経験と情報を共有する。レベル上昇でパーティの効果と発揮できる距離が拡張される

■■■


その『パーティ効果』というのが知りたいのだが、【ステータス】に魔力を投入してもこれ以上の情報が得られなかった。

スキルに気を取られているうちにルニは対岸にたどり着いていた。

対岸からすぐ折り返し、再び水上をこちらに走り出した。


『テッテレテー!!』

『ユーキはスキル【歩行術】を習得しました』


その様子をじっと眺めていたら【見取り稽古】の効果が発動した。

水上ではルニの剣に巻き込まれるように【スイムベアー】が切り裂かれようとしていた。


『テッテレテー!!』

『ユーキはスキル【魔力強化】のレベルが2に上がりました』

『テッテレテー!!』

『ユーキはスキル【潜水】を習得しました』


【魔力強化】がありがたい。魔力総量が10%アップだ。【潜水】は使う時あるのかな?

水中に逃げている【スイムベアー】相手に潜水で敵うとは思えない。

と、まだファンファーレが鳴っている。


『テッテレテー!!』

『ルニートはスキル【魔力強化】を習得しました』

『テッテレテー!!』

『ルニートはスキル【水泳】のレベルが3に上がりました』

『テッテレテー!!』

『ルニートはスキル【潜水】を習得しました』


なにこれ!ルニのスキル上昇の情報が【コンソール】に流れ始めた。

心当たりといえば【パーティ】しかない。

これがレベル4のパーティ効果ということか!!


【マップ】上の【エネミーサイン】を確認すると残りは12体だった。

水上にプカプカ浮いている死体の影に隠れている個体も居る。

水上歩行は凄かったけど、水中に逃げられると厄介だ。


それでもずっと水の中には居られないようなので呼吸をするためやがて顔を出した。

相手もルニが水上を走ってくるのは流石に学習しただろう。

彼女は残りをどうやって倒すつもりなんだろうか?

僕の手札だと、無難に【飛剣術】か【風魔法】だろうか。

早く倒して、さっきの【パーティ】の効果を彼女に確認したい。


「魔の力よ宿りて我が剣の威を彼方に届けよ!【飛刃(ひじん)】!」


慌てている僕をよそにルニは戦闘に集中していた。

傍らに立つ彼女が上から振り下ろした剣先の直線上の水面が一瞬割れた。

延長線上に居た【スイムベアー】が両断されてプカリと浮いた。

さらに、たたっと水辺に走り、位置取りを変えてさらにもう一波。


「魔の力よ我が心を水面に映し剣と成せ!【波斬(なみきり)】!」


下から上に剣を抜き放った延長上に薄い波が一瞬だけ浮き上がり、水飛沫となって散った。

飛ぶ刃に水の刃で残る【ロックベアー】はもう3体だった。

ルニがいちいち格好いい!二つとも僕の知らない武技(アーツ)だった。


残りの3体が丁度水面に出てきたので僕も負けじと【風魔法】を放った。


「【ウィンドカッター】!」


ぐるりとカーブを描いて点在する3匹をまとめて切り裂いた。

敏捷の高い【スイムベアー】だが体力はそれほど高くない。

見えない斬撃には対処できずにそのまま倒れた。


どんどん溜まる経験値の収穫がすごい。

【魔力強化】がレベル3に、【水魔法】がレベル4に、【水泳】がレベル4に【潜水】がレベル2になった。

全て倒したところでルニがこちらに駆けてきた。


「ユーキさん!!やりました!習得致しました!!」

「やりましたね!」

「【魔力強化】に【水泳】【潜水】それと【水魔法】を習得致しました!初めての魔法スキルです!!」

「おめでとう!」

「それから、先ほどよりユーキさんのスキルレベルが上がったという声が聞こえるのですが、これは何でしょうか?」


【パーティ】のレベル合計が4になって、僕にルニのレベルアップ情報が聞こえるようになったように、ルニにも僕の情報が聞こえるようになったようだ。

僕は【コンソール】に文字情報も出るのだが、彼女には音声だけ聞こえるらしい。

レベル1はパーティ結成能力として、2と3は何だったんだろうか?謎が多いスキルだ。


ともあれ、彼女が新しいスキルを得たのはとても良い話だ。

今にも踊り出しそうな喜びようの彼女と死体を解体して回った。戦利品は毛皮と肉それに魔石だ。

メスの肉はとても美味だがなかなか出回らないらしい。魔石は大きさはまちまちで全部で41個あった。

水面に浮かぶ死体回収には久しぶりに存在を思い出した【念道魔法】が活躍した。


【水泳】と【潜水】を試したいというので、その日は魔物が居なくなった滝で一日過ごした。

躊躇無く下着になって水に飛び込むルニに目を奪われた。

彼女はスポーツブラにショーツ姿だ。

普段見せない格好に目が吸い寄せられるのに抵抗するのが大変だった。


いやそんなに見てな……はい。正直に申しますと抵抗は失敗したと思います。

は~。彼女は着やせするタイプなんだな。


「ユーキさん!一緒に泳ぎましょうよ」

「はい。いいですね!」


スキルの有無は大きいのだろう。クロールと平泳ぎを簡単に教えたらあっという間にマスターした。

結構な波もある滝壺でオリンピック選手もびっくりの速度で泳いでいた。

能力値にものを言わせた泳ぎではなく、ちゃんとクロールになっている。

ただし、あの回転速度をクロールと呼んで良いのか若干疑問ではある。


そんな彼女は今、素潜り中だ。

【潜水】スキルの効果なのか水中で目をあけても平気だった。

水中での水の抵抗も弱くなって体が動かしやすい。


【水魔法】は創造魔法のカテゴリに入る魔法で、何も無いところから水を出したり消したりするのを得意とする。

ルニは水から上がると、自分自身にあの【水洗浄】を使って水分とゴミを飛ばしていた。

同じレベル1の魔言(スペル)に【渇水】という水分を消すものがあるが、これだと肌がカサカサになってしまうようだ。


「いつものお返しに私が洗浄をおかけしますね」

「ええと、じ……がぼっ」

「あっ!ごめんなさい!」


懐かしい【水洗浄】は【潜水】スキルがあっても鼻がつーんとした。


次話「11 歩行術と健脚の怪人」

次回更新は9/12(月)です。

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