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12 固有スキルは我が身を助ける

前回のあらすじ

 先輩βプレイヤーの3人にスキル見せてもらった

夕食の時間はスキルについていろいろ聞けて有意義だったな。

部屋に戻って、ベットに腰掛けて一息ついてから固有カテゴリについて聞くのを忘れていたことを思い出した。

カナミさんたちの【ステータス】に表示されなかったけど、「スキルクリエーターズワールド」だけに

みんな自分で作ったスキルを持ってるんだよね。奥の手的なモノだからやりとりしないのかな?


固有スキルは【金玉飛ばし】と【スキル習得】か、後者はなんで固有スキルなんだろう。

そういえば【金玉飛ばし】の【ステータス】を確認してなかったことを思い出した。


■■■

【金玉飛ばし】

金属の塊を飛ばしたり、引き寄せたり出来る。レベルに応じて制御できる数が増加する。

■■■


なんと飛ばすだけじゃ無くて、引き寄せることも出来るらしい。

あの勢いで飛んできたら死ねるけど、メダル拾うのにも使えそうだ。

さっさと確認しておけば良かった。スキル覚えたらすぐ確認するようにしよう。


もう一つの固有スキル【スキル習得】で現在の習得中スキルを確認しておこう。

昼間にもスキルの情報を聞いただけで、リストが追加されていたから、今回も増えてるに違いない。

どうだろうか?【スキル習得】!


■■■

 ユーキ(地球人(アースリング)・男)

 習得中スキル

  ・身体

   【魔力強化】

   【筋力強化】

   【器用強化】

   【視力強化】

   【聴覚強化】

   【嗅覚強化】

   【打撃耐性】

   【切断耐性】

   【刺突耐性】

   【圧迫耐性】

   【回避】

   【受け流し】

   【体術】

   【騎乗】

   【瞑想】

   【気配察知】

   【気配隠蔽】

  ・武器

   【剣術】

   【短剣術】

   【槍術】

   【棒術】

   【短剣術】

   【弓術】

   【投擲術】

   【縄術】

   【盾術】

   【鎧術】

  ・魔法

   【風魔法】

   【雷魔法】

   【火魔法】

   【回復魔法】

   【炎熱耐性】

   【雷耐性】

  ・加工

   【採集】

   【解体】

   【金属加工】

   【金属分解】

   【刀剣整備】

   【調理】

   【罠解体】

  ・異世界

   【コンソールログ】

   【インベントリ】

   【マップ】

   【エネミーサイン】

   【ターゲット】

   【ターゲットライン】

   【ターゲットエリア】

   【イクイップ】

   【スキルセレクト】

   【マジックセレクト】

   【パーティ】

   【パーティチャット】

   【ウィスパー】

   【アイテムトレード】

   【スキルエフェクト】

   【ファンファーレ】

   【AFK】

   【オートアタック】

   【ブライトネス】

   【ミュート】

   【クロック】

   【ログアウト】

■■■


ぐわっ!増えすぎです!こうして見ると多すぎる!目がチカチカする。

ネタスキルとして紹介されてた【ミュート】まで追加されていた。

仕掛かり中が多すぎでしょう。どれが覚えそうか分かるようにして欲しい。

この進捗の不透明感に、かよちゃん狂いになる前の斎藤(さいとう)がやらかした事件を思い出した、


―――――――


あの時、奴は上司が管理する未攻略の営業先リストを勝手に持ち出したんだった。

仕事に燃えていた奴は片っ端から電話していたんだけど、進捗報告書が誰にも読めなくて会議室が騒然となった。

なぜならその報告書は、リストの横に可愛い動物のシールが貼られた一枚の紙きれだったのだ。


「えーなんで分かんないんすか?ライオンさんはプンプンさんで、ウサギさんはニコニコさんで、ブタさんは食べられるのは秒読みっすよ」

騒然としていた会議室は一気に凍り付いた。


顔を真っ赤にした山根(やまね)課長は、これまで聞いたこと無いような大きな声で詰問(きつもん)を始めた。


「そっ、そんなこと分かるかぁ!!本当に覚えてるのか?!じゃあ、このチームAWPG様はどんな具合なんだ?!」

課長が聞いたのは、大手アミューズメント企業のAWPがARスポーツ業界への足掛かりに作ったチームで、つまりは競合企業(ライバル)だった。

「そこは、サークルの先輩のヨッチさんがAWPでちょい偉いらしくて、こないだ飲んだときに商品のビデオをクラブで流したんすよ。」

うん、全然分からない。奴は続けた。


「ユーキの作ったジャミン・アーミーズ超かっこいいし、ビデオもすげーし、流すしかないでしょう。やべーつって、クラブは大盛り上がりっすよ」

オイ、急に褒めるな。イケメンは言動もイケメンだった。

商品名は後輩の池田の発案なので、突っ込まないで欲しい。僕だって未だに慣れてない。


「そんで、ヨッチさんが、マジやべーな!デバイスはお前んとこのにするわ!つって、これが契約書っす。なんで、シールは牛さんす。」

「は?!」

山根(やまね)課長は変な声を出し、みんなは再び戦慄した。

だってリストの1/4は牛のシールだったんだもん。牛さんの意味は誰も分からなかった。


斎藤(さいとう)は天才だった。

リストを見ながら一件づつ確認したら、進捗、担当の名前、電話番号、チャームポイントまでメモも見ずにスラスラ出てきた。

奴はその後も説明を続けたが、コネクションの張り方が尋常じゃなかった。

良く話をするスーパーのおばちゃんの旦那が社長とか、道ばたでじゃれてきた犬が会長の探してた犬だったとか、そんな奇跡の連続だった。


奴の最初のリストはもちろん全部が牛さんシールだった。

あまりに簡単すぎて課長が自分を試しているのかと思った頃に、机の上に未攻略リストがあったので営業してきたそうだ。


「な、なんで報告しなかったんだ…」

山根課長の声にはすでに最初の勢いはなかった。

「だって、今日は山根課長とお子さんのダブル誕生日じゃないすか!サプライズプレゼントですよ~」

山根課長は泣いていた。みんなでなんかもらい泣きした。その会議を境に我が社は快進撃を始めた。

斉藤の出した動物さんシールのチャートは、簡潔で見やすいと逆に受け入れられて会議の短縮に寄与した。


しかし、そのチャートは僕には分かりにくかった。

山根課長も同じだったらしく、数字のシールや文字のシールに変えようとして女子社員を中心に大反撃を食らっていた。

なんとか分かりやすくしたいと思っていた僕はそれを見て作戦を考えた。

苦肉の策でかわいい動物に進捗のわかる表情を付けたシールを導入した。狐さんはツーンとした顔だ。いちいちよく出来ている。


デザインを開発チーム時代のコネでパッケージデザインやってる後輩の佐々木に依頼したのだ。

依頼したのはデザインだけだったんだが、翌週には商品みたいなパッケージに入って俺の所に届いていた。

すごい!かわいい!と女性陣に受けてさくっと導入された。佐々木(ささき)はゴツい男子なのに可愛いの好きだよな。

『商品はかっこよさを追求しろしか言われなくて、ラブリー不足で死にそうだったから楽しかったです』

猫ちゃんの便せんに、丸っこい文字でそんな内容がつらつら書かれたものが同封されていた。


シールは女性陣に大受けだった。なんか斉藤にも受けていた。

よく見ると動物の中に数字が埋め込まれていることを教えたら、山根課長に顔を真っ赤にして感謝された。

あれ以来、課長は感情表現がとてもたくましい。


その後、なぜかそのシールが弊社から販売された。

さらに『出来る営業の進捗管理』とかいう感じの本が出版されて、シールと一緒に飛ぶように売れた。

山根課長と斉藤の共著だったが、ほとんど斉藤が書いていた。驚いたことに斉藤の文章はまともだった。

執筆中にシールの相談をされた僕にも、なぜか印税が入ってきた。


斉藤はそのあぶく銭でかよちゃんと運命的な出会いをしてしまったらしい。


―――――――


ちょっと思考の旅に出てしまった。カナミさん達と分かれた後で良かった。

ともかく、いつ覚えるかわからなようなリストは辛いのでやめて欲しい。


『ユーキはスキル【スキル習得】のレベルが2に上がりました』


1年どころか、1日でスキルレベルが2になってしまった。βテスト終盤で大放出なのかもしれない。

初めてのレベル2なので、【スキル習得】の【ステータス】が変わってないか確認しよう。


■■■

【スキル習得】

未習得のスキルを習得しやすくなる。レベルに応じて未習得のスキル獲得が容易になる

■■■


うん!変わらなかった!使ってみるしか無いようだ。

では使ってみようか【スキル習得】!


■■■

 ユーキ(地球人(アースリング)・男)

 習得中スキル

 ・身体

   【魔力強化】 2 /200 (-50)

   【筋力強化】 2 /200 (-50)

   【器用強化】 3 /200 (-50)

   【視力強化】 2 /200 (-50)

   【聴覚強化】 1 /400 (-100)

   【嗅覚強化】 1 /400 (-100)

   【打撃耐性】 1 /400 (-100)

   【切断耐性】 1 /400 (-100)

   【刺突耐性】 25 /400 (-100)

   【圧迫耐性】 1 /400 (-100)

   【回避】 3 /200 (-50)

   【受け流し】 3 /200 (-50)

   【体術】 25 /200 (-50)

   【騎乗】 3 /400 (-100)

   【瞑想】 1 /600 (-150)

   【気配察知】 1 /400 (-100)

   【気配隠蔽】 1 /600 (-150)

  ・武器

   【剣術】 21 /400 (-100)

   【短剣術】 1 /400 (-100)

   【槍術】 1 /400 (-100)

   【棒術】 1 /400 (-100)

   【短剣術】 1 /400 (-100)

   【弓術】 1 /400 (-100)

   【投擲術】 5 /400 (-100)

   【縄術】 1 /400 (-100)

   【盾術】 1 /400 (-100)

   【鎧術】 1 /400 (-100)

  ・魔法

   【風魔法】 1 /600 (-150)

   【雷魔法】 1 /600 (-150)

   【火魔法】 1 /600 (-150)

   【回復魔法】 1 /800 (-200)

   【炎熱耐性】 1 /600 (-150)

   【雷耐性】 1 /600 (-150)

  ・加工

   【採集】 3 /400 (-100)

   【解体】 8 /400 (-100)

   【金属加工】 3 /600 (-150)

   【金属分解】 2 /600 (-150)

   【刀剣整備】 1 /400 (-100)

   【調理】 1 /400 (-100)

   【罠解体】 1 /400 (-100)

  ・異世界

   【コンソールログ】 1 /400 (-100)

   【インベントリ】 4 /600 (-150)

   【マップ】 2 /600 (-150)

   【エネミーサイン】 2 /600 (-150)

   【ターゲット】 3 /400 (-100)

   【ターゲットライン】 1 /400 (-100)

   【ターゲットエリア】 1 /400 (-100)

   【イクイップ】 3 /600 (-150)

   【スキルセレクト】 1 /400 (-100)

   【マジックセレクト】 1 /400 (-100)

   【パーティ】 2 /400 (-100)

   【パーティチャット】 1 /400 (-100)

   【ウィスパー】 1 /400 (-100)

   【アイテムトレード】 1 /400 (-100)

   【スキルエフェクト】 4 /200 (-50)

   【ファンファーレ】 4 /200 (-50)

   【AFK】 4 /400 (-100)

   【オートアタック】 2 /400 (-100)

   【ブライトネス】 2 /400 (-100)

   【ミュート】 1 /400 (-100)

   【クロック】 1 /400 (-100)

   【ログアウト】 3 /1000 (-250)

■■■


ぐわっ!情報はありがたいけど余計に見にくいわ!目がチカチカした。

変化としては右側に数値が出るようになったぞ。3つ表示されている。

さっそく改善されたようだ。ありがとう僕のトラウマ体験!


左端の数値は最初の頃に持っていた【体術】などの数字が大きいから、これが現在の獲得経験値だな。

【ステータス】の閲覧で沢山見かけたスキル、オススメとして紹介されたスキルに若干多く入っている。

その情報に触れるだけで経験値は入っているように見える。


真ん中は最大値のように見えるから、200と400と600があるけど、これだけ稼いだら習得できそうだ。

右端のマイナスの数値は【スキル習得】の効果かな?

-150とか結構凄いかもしれない。


数が多くて辛いから小出しに見ることはできないかな?

ちょっとスキルのカテゴリ名を指定してやってみよう。

「【スキル習得】【異世界】スキルっ!」

部屋に一人なので少し大きな声に出してみる。魔力を使っているようで頭が少しだけくらっとする。


■■■

 ユーキ(地球人(アースリング)・男)

 習得中スキル

  ・異世界

   【コンソールログ】 1 /400 (-100)

   【インベントリ】 4 /600 (-150)

   【マップ】 2 /600 (-150)

   【エネミーサイン】 2 /600 (-150)

   【ターゲット】 3 /400 (-100)

   【ターゲットライン】 1 /400 (-100)

   【ターゲットエリア】 1 /400 (-100)

   【イクイップ】 3 /600 (-150)

   【スキルセレクト】 1 /400 (-100)

   【マジックセレクト】 1 /400 (-100)

   【パーティ】 2 /400 (-100)

   【パーティチャット】 1 /400 (-100)

   【ウィスパー】 1 /400 (-100)

   【アイテムトレード】 1 /400 (-100)

   【スキルエフェクト】 4 /200 (-50)

   【ファンファーレ】 4 /200 (-50)

   【AFK】 4 /400 (-100)

   【オートアタック】 2 /400 (-100)

   【ブライトネス】 2 /400 (-100)

   【ミュート】 1 /400 (-100)

   【クロック】 1 /400 (-100)

   【ログアウト】 3 /1000 (-250)

■■■


おお!出来た。もっと絞って出来ないかな?

武器をすぐ拾えるようにように【イクイップ】が欲しいんだよな。

「【スキル習得】【イクイップ】っ!」


■■■

 ユーキ(地球人(アースリング)・男)

 習得中スキル

  ・異世界

   【イクイップ】 3 /600 (-150)

■■■


おお、普通にできた。今度は頭がくらくらしなかった。

単体だと魔力が減らないのかもしれない。


この経験値みたいな数値はどうやったら増えるのかな?

人から話を聞いたら増えたんだけど、自分で増やすのはどうやるんだろうか?

【金玉飛ばし】の時はスキルのイメージを固めてスキルを念じてたら使えるようになったんだった。

ちょっとこの状態で【イクイップ】に経験値が入りそうなことしてみたらどうだろうか?


ヤマトさんが実演してくれたように呼び出せないかやってみよう。

【金玉飛ばし】スキルのおかげでメダルも武器と言えるだろう。

ナップサックを持ってきて、座っている膝の上に乗せた。

メダルを袋から呼び出すシーンを想像する。次元の壁を越えて一瞬で手元に現れる。

そんなイメージで、声を出して召喚を試みる!

「【イクイップ】」「【イクイップ】」「【イクイップ】」「【イクイップ】」「【イクイップ】っ!」


そして、経験値が入っているか見てみよう。

「【スキル習得】【イクイップ】」


■■■

 ユーキ(地球人(アースリング)・男)

 習得中スキル

  ・異世界

   【イクイップ】8 /600 (-150)

■■■


おお!5回やって経験値が5増えた!経験値が見えるこのスキルは結構便利だ。

先は長そうだが、意外と簡単な気がしてきた。


気を良くして

「【イクイップ】」「【イクイップ】」「【イクイップ】」「【イクイップ】」「【イクイップ】」

「【イクイップ】」「【イクイップ】」「【イクイップ】」「【イクイップ】」「【イクイップ】」

これで経験値が10増えちゃうのか!なんか楽しくなってきた!

「【イクイップ】」「【イクイップ】」「【イクイップ】」「【イクイップ】」「【イクイップ】」

「【イクイップ】」「【イクイップ】」「【イクイップ】」「【イクイップ】」「【イクイップ】」

もうこれ、習得したも同然だろ。ハッハッハーほら来い!

「【イクイップ】」「【イクイップ】」「【イクイップ】っぐ!」

頭がぐわっとした。っと、あれ?手元にメダルがある!!!


『ユーキはスキル【イクイップ】を獲得しました。…(えぇー)』


やった!!けれど、回数が全く経験値に合わない?

単純に回数でも無いようだ。分かってきたと思ったら分からなくなったな。

早速【イクイップ】の【ステータス】を確認だ。


■■■

【イクイップ】

装備を自由に選択して変更することが出来る。

レベル上昇で組み合わせの保存数が拡張され、再使用時間が短縮される。

■■■


あれ?自由自在に呼び出せると思ってたらちょっと想像と違った。今はメダルだけが登録されてるのかな?

何度も【スキル習得】と【ステータス】を連続使用していて、魔力残高が心配なので【ステータス】を確認してみる。

心配なのに使わないと確認出来ないのはちょっとストレスかも。


■■■

 ユーキ(地球人(アースリング)・男)

 能力値

  体力 57 /57

  魔力 25 /49

  筋力 41

  器用 60

  敏捷 41

 スキル

  ・身体

   【体力強化】1

   【敏捷強化】1

   【再生】1

  ・異世界

   【コンソール】1

   【ステータス】1

   【イクイップ】1

   【インタープリター】1

   【冒険者カード】1

   【冒険者マニュアル】1

  ・固有

   【スキル習得】2

   【金玉飛ばし】1

 装備

  右手 オズワルド銅貨

  左手 なし

  頭部 なし

  胸部 迷い人の服

  腕部 なし

  脚部 迷い人のズボン

  足部 迷い人の靴

  持ち物 なし

 所持金

  1865(ヤーン)

■■■


やっぱり少なかった。魔力の上限がちょっと増えてる?!

そして、所持金の表示が増えてる!ってなんだこれ。

自分がいくら持っているか認識し始めたから追加になったのかもしれないな。


項目の増減があるってことは、【ステータス】も【スキル習得】みたいに表示が絞れるような気がする。

【ステータス】で魔力だけを再び表示する


■■■

 ユーキ(地球人(アースリング)・男)

 能力値

  魔力 25 /49

■■■


おお!出来た!しかも魔力が減ってない。表示を絞れば魔力使わずに確認できそうで嬉しい。

どのぐらい表示したら魔力が減るのか調べて見よう。


少しでも魔力が回復しやすいようにベットの上に座禅しながら【ステータス】の確認を続けた。

結論から言うと5項目以下になるように絞ると魔力消費は0だった。


■■■

 ユーキ(地球人(アースリング)・男)

 能力値

  体力 57 /57

  魔力 25 /49

  筋力 41

  器用 60

  敏捷 41

■■■


気を良くした僕は、もう一つぐらいなにかチャレンジしようと考えた。

魔力回復を兼ねて【瞑想】を取得してみよう!

瞑想というと座禅か?僕は胡座をかき、目を閉じて、黙想を始めた。


次話「13 金玉は財布に痛い」

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