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もしも犯人がいなかったら  作者: ユメツキ
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三話 本田ヤネラ


 「眠い。」


 目をこすりながら小声でつぶやく。


 昨夜は夜遅くまで友人に進められたゲームを全クリしたため眠い、すごく眠い。


 「もう今日は早退しちゃっおっかな。」


 「駄目だよ。ちゃんと授業受けないと。」


 小声で喋ったつもりだったけど隣の席の小苗ユウに聞こえてしまったらしい。


 「てか、お前は休み常習犯だろ。」


 それから少したった後、先生が教室に入ってきた。


 先生の話はほぼ聞き流しにしてたのだが、「転校生」というワードが聞こえたと同時に僕の眠気は全くなくなった。



 それからというもの僕、本田ヤネラは先生の話をしっかり聞いた。


 すると、教室の扉が開き転校生が入ってきた。


 整った容姿、長めの髪の毛、自分より低めの身長の転校生をみてまた俺はテンションが上がるのが分かった。


 彼、本田ヤネラにとって転校生は特別。


 転校生の自己紹介を聞いていると横から何か違和感を覚えた。見るとそこには驚いた顔した小苗ユウがいた。


 「何だよそんな驚いた顔して。」


 疑問をぶつけたのだが、帰ってきた返答はくだらなく普通だった。


 もう一度転校生の自己紹介を聞くとまた違和感を感じた。横を見るとニヤニヤしている小苗ユウがいた。


 疑問をぶつけるが意味わからないこと言い始めたのでそのまま無視をすることにしよう。


 俺は満面の笑みを浮かべ転校生、最上シュウイチを見た。

読んでくださりありがとうございます。

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