第21話 本当の友達
みなさんお仕事に勉強、お疲れ様です。最近眠くて眠くて、午後はあくびが止まりません。眠気を飛ばす良い方法があったら教えて欲しいです。
お待ちしています。
それでは21話どうぞ!!!!
バルトゥングとの戦いを終え、2人は次の階を目指し階段を駆け上がっていた。
「リーリエ、怪我は大丈夫?」
「さっき治療してもらったから大分よくなったよ!ありがと!」
バルトゥングとの戦いで怪我をした左肩だが、サペンの治癒魔法により止血されていた。
「でもさっきはあのまま戦い続けていたらまずかったかも、、、」
「ごめんね。僕は全然力にならなかったね」
落ち込んでいるサペンを見て彼女は励ましの言葉をかけた。
そうこうしていると扉の前に到着した。
「この奥にまた敵がいるんだよね」
「たぶんね。気をつけて行こう」
バルトゥングよりも強かったら、、、と心配が一瞬心をよぎったが、気持ちを強く持った。
「いくよサペン!!」
二人は扉を開けるとそこには男女が立っていた。
「や~っぱり、いくら天才新人君と言っても新人君だね!」
女性はきゃははと笑い声を上げた。
「まぁそうやっていうなよ。ワヨ。新人の失敗を尻拭いをしてあげるのも先輩の役割だからな」
男性がわははと笑った。
「本当にコーザは優しいんだから。まっ、私は任務を遂行するだけだけどね!」
そういうと2人はリーリエに視線を向けた。
「こんなかわい子ちゃんでもデューネ様に反抗するなら傷つけないといけないな」
「えー!!あんなドブスより私の方が1兆倍かわいいもん!」
その言葉を聞きフッとコーザは笑った。
2人の会話を静かに聞いていたリーリエだが、嫌気が差し話を遮った。
「仲良く話をしているところ申し訳ないんだけど、デューネはどこにいるの?あなた達の後ろの扉を通れば会えるのかな?」
「そうよ~。この扉を通ればデューネ様に会えるわよ~。で~も~、あなたは私たちに倒されるから会うことはできないけどね!!!」
ワヨはとびっきりのスマイルを向けた。
「できれば、あなた達と戦いたくないわ。大人しくそこを通してくれないかな?」
その言葉を聞いた2人は目を合わせ、大笑いをした。
「何を言っているの?私たちに勝てると思っているの?」
「実力差もわからないなんて可哀想だな」
見下すように放った。
「そう。なら、私も目的のためにあなた達には倒れてもらうわ」
リーリエは戦闘態勢に入った。
「良いわよ。あなた達と私達の実力差を身を持って知ってもらうわ」
「ワヨ、戦闘の音がデューネ様に聞こえて眠りの妨げになってしまっては良くない。音が聞こえないようにしておけ」
わかったと言うとワヨは後ろに大きく飛び、コーザは背中の剣を出し構えた。
お互い戦闘態勢に入ってから両者の間に流れる時間が止まった。その時間の歯車を回し始めたのはリーリエからだった。
「ファイヤーボール!!」
コーザに向かって放たれたファイヤーボールはギリギリのところでかわされてしまった。
「危なかった。あいつ魔法を使えるのか。まぁだが、ギリギリだったが避けられたがな。次はこっちの番だ!」
コーザが突っ込んで行き、それに合わせてワヨは強化魔法を唱え始めた。
(この感じ、、、あの時と同じだ、!)
夜に襲われたときのことを思いだし警戒をした。
「くらえ!!」
「!?」
剣を大きく振りかぶり攻撃をしてきたが、リーリエは軽々しくかわした。
「ふっ、まぐれで避けられたか。だが、そんなまぐれ何回続くのかな?」
コーザの攻撃は止まらなかったがリーリエに掠りもしなかった。
(これなら私でも避けられる。紫の炎も出さなくていいかな)
「くそ。。なかなかやるじゃねぇか」
額の汗を拭き剣を構えた。
「もうやめた方が良いよ。あなた怪我しちゃうよ」
「なめんじゃねぇ!!!」
リーリエは彼のことを心配するがコーザは聞く耳を持たず攻撃をしてきた。
(軽く火傷させれば諦めてくれるかな?ワヨっていう人はなにもしてこないし)
攻撃を避けようと体を反らそうとしたが、一瞬体の自由が効かなくなり、さっきバルトゥングに刺されたところをもう一度刺されてしまった。
「リーリエ!!」
「ふっ、調子に乗っているからだ!」
「きゃはは!コーザをバカにするからだよ!」
(今のは何?一瞬体が動かなくなったんだけど、、)
「ほら、もう一発行くぞ!」
リーリエが考え込んでいると、攻撃がもう一発飛んできた。リーリエは一瞬ワヨの方を見たが動きはなく、攻撃を普通に避けようとしたが、また体の動きが一瞬止まった。それにはサペンも気がついた。
「くらえ!!」
(まずい、避けきれない!)
攻撃を食らうことを覚悟すると、2人の間の地面に黒い穴が開き、そこからサペンが勢いよく飛び出してきた。
「アクアッパー!!」
サペンの水を纏った拳はコーザの顎をクリンヒットさせ、後ろに倒した。
「チッ、防御魔法は少し間に合わなかった。あのペンギンも魔法を使うのか。完全に蚊帳の外だった」
ワヨは唇を噛み、倒れたコーザに近づいた。
「大丈夫?」
「ありがとうサペン」
サペンは急いでリーリエの左肩に回復魔法をかけ始めた。
「くそ。。あのペンギンめ」
「コーザ、大丈夫?」
痛そうに顎を撫でながら体を起こす。
「しょうがねぇ。本気出すしかない」
「そうよ!あなたの力はこんなもんじゃないんでしょ?」
「あぁ!!」
落とした剣を手に持ち、リーリエ達を視界にいれた。
「ほら、あんたの本気を見せてあげな!!」
そういうとワヨはさらに強力な強化魔法をかけた。
「なんかわからねぇーけど、力がどんどん沸いてきやがる!!」
コーザの腕や首からは血管が浮き出てきた。その姿から体が魔法に追い付いていないのは明白だった。
「これなら、あいつを一撃で殺せる!!」
ジリジリと2人に近づくコーザ。
「きゃはは!!これだけの魔力でなんて姿になってるのよ!」
ワヨはコーザの姿を見て大笑いをした。
近づいてくるコーザにリーリエが気がついた。
「サペン、ちょっと危ないから下がってて、本気で戦わないとまずいかも」
サペンも振り替えるとそこには見違えてしまったコーザがいた。サペンは言われた通り後ろに下がった。
「ワヨ!これはやりすきじゃないの?仲間が死んじゃってもいいの?」
ワヨは微笑むだけで、何も言わなかった。
「まぁ、良いわよ。私が倒してあなたの暴走を止めてあげるわ」
リーリエは背中に力を入れ紫の炎を腕に纏った。
「!?あれは、ペルム一族!!」
リーリエの姿を見たワヨは驚きを隠せなかった。
「いくわよ!!ビィオ・ファウスト!!」
放った攻撃は簡単にかわされてしまい、距離を一気に詰められた。
「遅いな!!」
リーリエはなんとか剣はかわすことができたが、続けてきたパンチに反応することができずに横に飛ばされた。
「もう。ここに来てから痛い思いしかしてないわ」
瓦礫の中から脇腹を抑えゆっくりと立ち上がった。
「お前の一発一発の攻撃は威力が高い。だが、明らかに戦闘経験が浅すぎる。そこがお前の敗因なんだよ!!」
コーザは倒れそうなリーリエに向かって走って近寄ってきた。
「ビィオ・ネンゲ!!」
放たれた無数の紫の火の玉達はコーザの体に命中したが、怯むこと無く突進し攻撃をしてきた。
「なっ、!?」
リーリエは飛び込んで間一髪攻撃を避けた。
「うそ、なんであんなに攻撃を受けて平気なの!?」
驚いている彼女を見てワヨは不気味に笑っていた。
「きゃはは!!痛みを感じなければ恐怖は感じないのよ!!あなたは赤ちゃんのパンチに恐怖を感じないでしょ、それと同じよ!さぁ止めるには殺すしかないわ!あなたに人殺しができるかしらね」
「なんてことを、、」
リーリエは今回この人を殺すのはなにか違う気がしていた。
「リーリエ!!きっと、ワヨを気絶させればコーザは止まるはずだよ!」
「たしかに、術者が気絶すれば魔法も解けるはず。それなら、、」
標的をワヨにし、攻撃をしかけたが行く手をコーザが阻んだ。
「目を覚まして!!あなたは操られているのよ!」
「今さら命乞いか?そんな嘘を誰が聞き入れる」
「無駄よ!!強化魔法と同時にこいつには私の言葉だけを聞く魔法もかけておいたから」
リーリエは攻撃をすることができずに逃げ回ることしかできなかった。
(このままじゃ体力の限界がきて殺されちゃう。あと、急がないとデューネに逃げられてしまうわ。心を決めるしかないのね。コーザを、、)
と次の瞬間、リーリエは体が動かなくなくなってしまった。
(またこれ、、!?!?)
コーザは既に攻撃を仕掛けている。逃げようとするが全く体が動かない。
「どう?私の魔法は体が動かないでしょ。身体中の骨をバキバキに砕かれてしまいな!!」
(動いて、私の体!!!)
コーザのパンチがだんだん体に近づいてくる。リーリエが諦めかけた次の瞬間!!
「私の大切な友達になにしてるよ!!!」
リーリエの真横から風が吹き、コーザの右腕が飛び攻撃は外れた。そのままの勢いでワヨとの距離を一気に詰めた。
「おりゃー!!」
「くっ、!!」
コーザの腕を切った人の攻撃はワヨの頬を掠め、足に触れたのと同時にリーリエにかけられていた魔法も解かれた。
(チッ、継続魔法はやっぱり魔力を使っちゃうわね)
ワヨは後ろに飛び距離を取った。
「誰だおめーは」
キレぎみに聞かれた彼女の姿に、リーリエとサペンは見覚えがあった。黒髪で大きな鎌を持った女性。
「私はリーリエの大切な友達のミアよ!」
「「ミア!!!!」」
2人はミアがこの場に来たことを喜びと驚きが半分半分だった。ミアはリーリエのもとにすぐに行った。
「ミアなんで、、」
「そんなことは今はあと。まだ戦えるね」
「うん!」
元気に返事をした。
「よし、それなら私はあの男を相手するからリーリエはあっちの女を頼むよ」
「わかった!」
リーリエはすぐに立ち上がり、拳に魔法を溜め始めた。コーザはそんなリーリエを待つはずもなく攻撃をしかけた。
「あなたの相手は私よ!」
ミアが髪の毛をなびかせて攻撃を受け止めた。
「大切な友達を傷つけた罰として死神の元に連れていってあげるわ」
そう言うと鎌からはなんとも言えない異様な雰囲気が立ち込めた。
「バイバイ。。モール・ヒュレーン」
別れを告げ、鎌でコーザを斬ると肉体は黒い炎に包まれながら倒れ、鎌には黒い影が突き刺さっていた。
「ふぅ~。私は終わりっと!」
ミアはリーリエの方に視線を向けた。まだ魔法を拳に溜めていて、それはすごい量になっていた。
「そんな遠くで魔力を溜めて攻撃しようなんてね!これだけの距離があればあなたの攻撃なんて避けてあげるわ!」
ワヨが動こうとするとまるで誰かに押さえつけられているかのように足が上がらなかった。
「な、なによこれ!!」
ワヨは急いで足を動かそうとするが全く動かすことができなかった。
「あなたは許さないわ。命で遊ぶなんて絶対に許さない」
「や、やめて!!!」
「ビィオ・ファウスト!!!」
右手に溜めた魔力を一気に解放し、ワヨに向かって放った。2人の距離が遠かったため、放たれた魔法はどんどんと加速していき、威力も増し顔面におもいっきり命中した。その威力からワヨは勢いよく後ろに飛んでいった。また押さえられているように感じた足も無理やり動かされたので、足からは凄まじい音がした。倒れたワヨはピクリとも動かなかった。
「勝った」
ボソッと呟くと勢いよくサペンが抱きついてきた。
「無事でよがっだよ゛」
サペンの顔はくしゃくしゃだった。
「心配かけてごめんね。でも本当に助かったよ」
ニコッと笑顔をサペンに向けた。そんな2人の近くにミアが近づいてきた。それにリーリエは気付き目を向けた。
「ミアもありがとね!ミアがいなか」
パチン!!!と乾いた音が部屋に響いきリーリエの顔は横を向いていた。話をしていたリーリエは何が起こったのかがわからなかったが、ほっぺたがヒリヒリするのを感じていた。顔を正面にゆっくり戻すとミアが涙ぐんでいた。
「どうして、私を置いていったの!?私はあなたにとって大切な友達って手紙に書かれていたけど、私にとっても大切な友達なんだよ!!」
リーリエは唖然としていた。そんな彼女の両肩を掴みミアは続けた。
「本当の友達っていうのは!助けて欲しいとき、困っているときに頼れる人なんだよ!!それでいて一緒に解決しようとしてくれる人なんだよ!!リーリエにとって私は頼りないの?!」
なんて答えれば良いかわからず黙っていると、ミアはリーリエを抱き寄せた。
「でも、無事でよかった。本当によかった。」
リーリエはミアが泣いていることをやっと理解し目から涙がこぼれた。
「ごめん。私、、。でも、本当に大切だから失いたくなかったの、、」
「うん。それはわかってる。だってリーリエはすっごく優しいもんね」
お互い抱き合いながら泣き続けた。少しするとお互い涙を拭き見つめ合いリーリエからお願いをした。
「ミア。私、ここに捕らわれている私の同族を救いたいの。手伝ってくれる?」
「もちろん!!」
任せなさいと言わんばかりに胸を叩いた。
「僕も手伝うよ!」
サペンはピョンピョン跳ねながら自分もいることをアピールした。
「サペンもよろしくね」
ミアとサペンは握手を交わした。
「よし!それじゃあデューネのところに行こう!」
3人はデューネのところに続く部屋に急いで向かうため、誰もいない部屋を後にした。
読んでいただきありがとうございます!
私の友人関係は広く浅くだったのでミアの「本当の友達っていうのは!!」ってところ身に染みています。。学生のみんな!1人でいいからなんでも話せる友達を作っておこう!!
先輩からのアドバイスだ!←何様やねん
ごめんなさいごめんなさい。でも本当に大切なことだと社会人になってから思っています。(急に真面目)
ではでは、次のお話で会いましょう!
良かったらいいね、コメント、感想お待ちしています。
待ってるよ!!!!!!!!




