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第18話 夜襲

まさかの同じ日に連続してかけました。

楽しみにしていてくれた人がいたら嬉しいです!!


それではどうぞ!

辺りはすっかり暗くなったが二人は楽しそうに話をして歩いていた。


「てことがあってさ~。もう嫌になっちゃうよね」


ミアはもうっ!というように話をした。


「もうなにそれ~」


ミアの話しは面白くて、話している間ずっと笑っていた。するとミアは突然立ち止まり、ポケットに入っていた何かを落としてしまった。


「いっけなーい!!ポッケから何か落としちゃった。リーリエも一緒に探して!」

「もうなにやってるのよ~。どういうの?」


二人はしゃがみ、リーリエが地面を探そうとすると、ミアが小声で話しかけてきた。


「そのまま探しているふりを続けて。後ろの曲がり角に数人誰か私達をつけてきているわ」

「えっ?」


リーリエが後ろを振り向こうとする。


「見ないで、、、!!」


ミアはそれを止めるように声に力を込める。


「いい?私が合図したら走るから、私に合わせて」


リーリエの返事を聞く前にミアは立ち上がった。


「見つけた!リーリエも手伝ってくれてありがと!そしたら、家に帰ろっか!」


するとミアはリーリエの腕を引っ張り走り出した。


「ちっ、気づかれたか、いくぞ!」


数人はリーリエ達を追いかけた。




「はぁはぁ撒けた?」

「いや、まだついてきているわ。いつもならもう撒けても良いのに、、、今日はしつこいわね。はぁはぁ」


2人はしばらく息をきらしながらも走り続けた。しかしなかなか逃げることができないでいた。


「あー!!!もう!本当にしつこい!!!しつこい人は嫌い!!ねぇ、どうする?やっつけちゃう?」


ミアがしびれをきらしリーリエに提案をする。


「いや、私戦うと色々と良くないし、サペンにも怒られちゃうし、、、」


そんなことを言っていると、目の前から2人の行く手を阻むように、全身黒服のフードで顔を隠している人たちが現れた。2人が立ち止まると後ろから追ってきていた人たちにも追いつかれてしまった。


「やっと追いついたぜ手間かけさせやがって」


黒フードの1人がしゃべる。ミアは自分のおかれている現状を考え戦闘態勢に入った。


「これは後でサペン君に謝らないといけなさそうね」


ミアはニヤッと笑う。


「もうサペン怒ると少し恐いんだからね、、」


リーリエもしぶしぶ戦闘態勢に入った。


「ほぉ~。俺たちとやろってのか。お前達いくぞ!!」


2人が襲いかかり残りはなにやら呪文を唱え始めた。


「ほら、いくわよ!!」


ミアは大きな死神の鎌をどこからか出し、1人に襲いかかった。大きな鎌を振り下ろすと、それを防ぐように蹴りで鎌を止めた。


「へぇ~。あなたなかなかやるじゃない」


ミアは蹴りを相手に食らわすと、相手は後ろによろめいた。少し間合いを取り、相手のことをじっと見ていた。その目には光がない。


「へぇ~あなた相当命を取っているわね」

「くそ、この女!!絶対殺してやる!」


相手は先程よりも早いスピードで突進してきた。ミアが鎌を前に出して構えると、鎌から寒気がたつ異様な雰囲気を放ち始めた。


「モール・ヒュレーン」


突進してきた相手を鎌が捉えると、斬られたところから黒い炎が吹き出し、肉体は焦げ落ちてしまい、背中の方からは黒い影が出てきた。


「よし!まずは1人の魂霊の収穫完了!!」


ミアは残りのフードの人たちにも襲いかかった。




「きゃーー!!」


リーリエは相手の攻撃を受け、後ろに軽く飛ばされた。


「ほら、どうしたよ。お嬢ちゃん」


相手はじりじりと近づいてくる。


(近距離で戦ったことがないから、なかなか攻撃が当たらない、、距離を取らないと、あれを出すのに少し時間もかかるし)


リーリエは右手を前に出した。


「ファイヤーボール!!!」


いつもの紫色の炎ではなく、普通の魔法を使った。しかし、相手には簡単に避けられてしまい、リーリエの方に走って近づいてきた。


「そんな遅い攻撃じゃぁ俺にや当たらないぜ!!」


相手はリーリエを殴りに来たが、間一髪の所で避け、距離を取った。


(よし!これくらいなら、間に合うかも。サペンごめん)


心の中でサペンに謝ると、リーリエは背中から紫色の炎を出し、腕の方に流れるように炎を纏った。


「!!やっぱりこいつ、、」


相手はリーリエの姿を見て後ろに一歩あとずさった。


「ここからが私の本気よ!!」


遠くでその姿を見ていたミアは興奮して飛び跳ねていた。

リーリエの拳に炎がどんどん溜まっていく。


「あなた、宙を飛ぶパンチは受けたことあるかしら?」


拳に溜まった炎はさらに大きくなった。


「ビィオ・ファウスト!!!」


怯んでいる相手に向かって体全体を使って右ストレートをすると、拳に溜まった炎が拳の形をして飛んでいった。


「はっ!!」


相手は我に返りリーリエの攻撃に気がつくも時既に遅く、リーリエから放たれたビィオ・ファウストはどんどん加速し、顔にヒットすると、熱さと殴られたことにより、倒れて動けなくなってしまった。


「くそ、あいつビビりやがって。せっかく強化魔法をかけてやったのに、意味ねぇな。もういい。今日は帰るぞ」


そう言うと2人をを取り囲んでいた黒フード集団は倒れた仲間を残して一瞬にして消えた。


「なんだったんだろ?」


リーリエが不思議そうにする。


「さぁね」


ミアが反応する。2人がその場から立ち去ろうとすると、すぐ後ろから声がした。そこにはリーリエが倒した男が横たわっていて、まだ意識があるみたいだった。


「あんた、あれくらってまだ意識あるの?タフだね」

「だま、れ、」


ミアはその姿を見ると悪い顔で笑った。


「ねぇねぇ、リーリエ私良いこと思い付いちゃった。この人に誰の指示でこんなことしたのか聞けば良いんじゃない?」

「でも、そんな簡単に教えてくれるかな?」


ミアはさらに悪い顔をして倒れた男に尋ねた。


「ほら!あんた誰の指示でこんなことしたの?」

「誰が、、お前達なんかに言う、、はぁはぁ、ものか」


ミアは少し脅してみることにした。


「じゃあお前の仲間みたいに、真っ黒焦げにしてあげようか?!」

「ぐっ、、はぁはぁ、好きにしろ」


男性は痛そうに顔をしかめながら答える。


「ほら、やっぱり言わないよ」


リーリエが諦めようとするが、ミアは全力で嫌そうな顔をする。


「そんな顔しなくても、、」


リーリエが苦笑いをする。


「もう面倒くさいから、終わらせる!」


ミアは男性を少しの間見つめた。


「なるほど、、デューネから差し向けられたのね」

「!!!お前なんでそれが」



デューネの名前を聞くとリーリエは拳を握った。ふふっと笑うミアは内緒と言うとようにポーズをして、2人はその場から離れた。


「ねぇねぇミア。一つ聞きたいんだけど。」

「ん?どうしたの?」


少し歩いた所でリーリエが話し出す。


「初めて会ったとき、どうして私達に助けを求めてきたの?」


凄くピュアな目を向けて聞いてきた。


「いや、近くにペルム一族かもしれない人がいるって教えてもらったから、、」


なんだかリーリエを利用したみたいで申し訳なくなり、真っ直ぐ目を見ることができないでいた。


「そうなんだね。あといつも気になってたんだけど、どうしてミアは話しても無いことをわかるの?」


素朴な疑問を投げ掛けた。


「あー、それはね。死神の目を使ってるからだよ」

「死神の目?」


不思議そうに首をかしげる。


「そ。死神の目は周りにいる人魂だったり、幽霊を見ることができるの。それで、この目を持ってから知ったんだけど、人間とか生き物ってだいたい恨まれてることが多くて、その人を殺そう殺そうってずーっと幽霊が私達の周りに付きまとってるの」

「そ、そうなんだ」


恐怖からあははっと、リーリエが乾いた笑いをする。


「人魂とか幽霊はその人を殺そうとしてるから、ちょっと聞くとすぐ教えてくれるの。その人にとって不利益なこととかをね。あとは、人魂とかの数が多ければ悪事をたくさんしているってのもわかるね」

「それでさっきとか私の時とか、わかったんだね。ちなみになんだけど、」


リーリエは一呼吸を置いて


「私の周りには相当な数がいるの、、?」


なんとも言えない顔をして、ミアを見る。ミアは少し考え込む。


「う~ん。まっ、大丈夫だよ!!」


リーリエの背中を少し強く叩きながら大きく笑った。


「えっ?なにそれ!気になるじゃん!!」


2人の楽しそうな会話がイネンザイデの夜に響いた。


「気になるじゃーーん!!!!!」

どうだったでしょうか?

リーリエとミアの技かっこよくないですか!?

ちょっとうるさいですね。黙ります汗


明日もあがるかもなのでよろしくお願いします。

サペン全然出てこない、、、。


それでは、第19話で会いましょう!


いいね、コメント、感想お待ちしています!

よろしくお願いします。


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― 新着の感想 ―
[良い点] ミアちゃん、かっこよ。
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