第13話 戦いの始まりの話
投稿がとんでもないくらい遅くなり申し訳ございませんでした。
最初に伝えておきます。
この第13話はもしかしたら書き直すかもしれないです。書き直さないかもですけど、、汗
それでは本編どうぞ!
「今から約1000年前この世界は魔王軍と人類、妖精軍に分かれて戦争をしていたんだ。この戦争の発端は魔王軍による人類領土の進行によるもので、この時代に世界を治めていたエルフは人類側についたの。戦争はあの事件が起こるまでの3年間均衡状態だったらしいわ。あの事件が起こるまで、、、」
「あの事件?」
リーリエはミアに聞き返す。
「そう。人類側を裏切った一族が現れたの。それがあなた達の一族、ペルム一族よ。」
ミアはお茶を口に運んだ。
「うそ、、」
ミアはコップを置くと続けた。
「書物によるとペルム一族の役割は先行部隊のまとめ役として、指揮と最前線で戦うこと。ただ、戦争の終結が近くなった時に何日も帰ってこなかったらしいの。それを不思議に思った、今人類界を統治している王の先祖フォルシュは、ペルム一族を探しに行ったらしいの。そしたら、ペルム一族が魔王の前に跪いていて、命令をもらっていた。その光景を見たフォルシュは引き連れていた軍で奇襲をかけ、魔王の封印と族長の首を取ったの。」
「えっ?」
首を傾げるサペン。
「それで首を持ち帰ったフォルシュは英雄と讃られたの。進行を考えた魔王の封印により戦争は終わり、話し合いにより土地は半分に分けることにした。あと、世界を統治するのはエルフではなく、フォルシュの家系と魔族のある一族が協力して行うことになったの。この戦争を起こしてしまったエルフが責任を感じて降りたらしいわ。それが1000年前から今まで続いているわ。まぁこれが今学校で教えてもらう歴史ね!」
この話を聞き、リーリエは悲しそうな顔をし、サペンは不思議そうな顔をしていた。
「あのさ」
口を開いたのはサペンだった。
「1つ不思議なところがあるんだけどいいかな?僕の世界とこの世界の違いかもしれないんだけど、ペルム一族って先行部隊の最終兵器みたいだったんだよね?ということは、結構人間と妖精達に信頼されてたんじゃないの?しかも先行部隊って戦闘の知識が無いと一気に軍が負けちゃうようなポジションじゃない?」
「そうね」
ミアはあっさりと答えた。それを聞いたサペンは少しこけた。
「戦闘力はめちゃくちゃ高かったらしいわよ。この戦争が3年も続いたのはペルム一族が前線で戦っていたおかげだと私は思う。信頼は書物には書いてないけど、自分が大将のポジションにいたら裏切る可能性がある一族をそんな大切なポジションに置かないね」
サペンはもう1つ気になることがあった
「じゃあペルム一族、いや、リーリエが魔物の子って呼ばれてるのは、魔王に仕えて人類を裏切ったから?」
「いや、それは違うと思うわ。その戦争が終わった後に、今のようにエルフの森を中心に東側を人類の領土、西側を魔物の領土として、2つに分けフォルシュの家系と魔族のある一族が監視するようになったの。もし領土の侵入があったら問答無用で殺すって噂だし。だから、魔物も人類も決して領土を跨がってこないんだけど、たまに人類の領土に魔物が急に出現するの。そこには必ずペルム一族がいるから魔物を呼び出して未だに人類を滅ぼそうとしているって言われてるわ。あなたもまだ若いから魔物の"子"って言われてるのかもね」
お茶を口に運んだ。
(若いってリーリエと見た目同じくらいじゃん、、)
サペンは心のなかで突っ込んだ。
リーリエは今までの話しを頭のなかで整理した。
「じゃあやっぱり、私たちペルム一族は悪くて、みんなからあんなことをされるのは当たり前なのかな?」
頭のなかでは今まで周りの人からされた事が駆け巡っていた。
「でも、私はそんなこと知らないよ?私はみんなと仲良くしたかっただけだし、あのゴブリンの集団が襲ってきたときだって、みんなを守りたかっただけ、、、!!」
ミアはリーリエの姿をみてどんなことをされてきたのかを想像してみたが、たぶん想像もつかないことをされてきたのだろうと思い、考えるのをやめた。そしてリーリエに近づいた。
「だから、私は始めに話した通りこの歴史は間違っていると思う。色々と書物を読んでみたけどどうしても話が合わないの。それを調べてるんだけど、この世界ではその時期について追及すること、学校で学んだ歴史について口外することを禁止してる。そして、、、、」
一呼吸起き勢い良く続けた。
「さっき君たちが気絶にまで追い込んだ人たちは警察部隊なのだ!!!!」
2人は不思議そうに目をパチクリさせた。2人の反応が予想外なものであり、ミアはずっこけた。
「警察部隊だよ!!」
ミアはすごい勢いで身を乗り出した。
「いや、私たちそういうの全然わからないんだよね、、」
申し訳なさそうに頬を掻きながら答える。
「警察部隊ってのは、政府の1つの組織で、社会の秩序を守るために悪いことをした人とかを捕まえる組織のこと!あなた、そんな常識も知らないのね!」
リーリエは苦笑いをする。
「まぁでも、悪いことをしていたミアを逮捕しようとしていた警察部隊の人を気絶させちゃったのはなんか申し訳ないな」
「そんな人のこと心配してて良いの?あなた警察部隊に攻撃したのよ?指名手配をされて命を狙われるわよ」
リーリエとサペンは顔を見つめ合い不思議そうな顔をしていた。
「そんなの今とさほど変わらないじゃん」
「あっ、ごめん」
三人の間に気まずい雰囲気が流れた。
「ま、まぁでも、あんだけ勢い良く気絶してたらきっとなにも覚えてないよ!」
ミアはえへへという感じで話した。
「まぁ指名手配が出ちゃうと顔がばれちゃうし、僕たちの目的も達成しにくくなるから目立たない分には良いね。それでさ、話を戻すけど、ミアは歴史を調べて何かわかったの?」
その質問を聞きさっきまでのふざけた顔ではなく、真面目なミアになった。
「本当に聞きたい?これを聞くなら相当な覚悟が必要だよ。」
ミアから出るオーラで2人は寒気がした。これ以上聞いてはいけない気がした。
「ま、まぁ、この話しはまた今度にするよ!ね、リーリエ!」
「そ、そうだね!それでさ!話しは聞いたけど、私に聞きたいことって何?」
リーリエは急いで話題を変えた。
「あー、それはペルム一族だったら本当の歴史を知ってるんじゃないかって思ったんだけど、トータルで考えてあなたたちは知らないことがわかったわ」
ミアは少し肩を落とした。
「まぁでも、無理やりつれてきちゃった訳だし、お礼に私ができることならなんでもするわ」
その言葉にリーリエは身を乗り出してミアに尋ねた。
「この街の領主デューネについて教えて」
ミアの眉毛がピクリと動く。リーリエはすごく真剣な顔をしていた。
「デューネか、、、。リーリエの覚悟を受け取って、正直に話そう。あいつは奴隷商人だよ。しかもペルム一族専門のね。自分の地位を築くために、ペルム一族を倒したとか言って買ってきた奴隷をぼこぼこにして毎回見せびらかしているんだってさ。」
サペンはリーリエのことを気にしながら質問をした。
「でもさ、1000年前は前線で戦ってた一族でしょ?やり返したら勝てるんじゃないの?」
「そこまでは私にはわからない。でも1000年前から戦いをしてこなければ退化したっていうことも考えられるわよ」
リーリエはそんな2人を他所に何かを真剣に考えていた。
「まぁ、今日はもう遅いしもう寝よっか。ベッドとか毛布とか適当に使って良いからうちに泊まっていきな。」
「え?もうそんな時間?」
リーリエはマンホールからの光を見てみると光は暗くなっていた。
三人は明日に備えて眠ることにした。ただ1人は考え事をしていてなかなか寝付けなかった、、、
その日の夜ある城では部下があることを報告していた。部下は命令を受け、城を後にした。
読んでいただきありがとうございました!
歴史は語る人によって違ったり、相手から見るのか味方から見るのかによって全然違うなと歴史の教科書を見て思ってた学生時代を過ごしてました(笑)
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また第14話でお会いしましょう!




