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短編  作者: さくらもち
16/22

4-2

4-2です。

ハッピーバレンタインで終わりたいならこの回で読むのを止めて下さいね。

私は大量のチョコを持って事務所に向かった。

親しい子に友チョコや義理チョコを配りながら事務所内を回る。

まとめてお菓子を入れていた紙袋は減る事がなく、代わりに友チョコや逆チョコが溜まっていった。


さく「お届けものでーす」


ブラン「お前な、男子にそれはねーぜ」


さく「ないって?」


ブラン「郵便配達じゃねーんだわ」

さく「おけ」


ブラン「おー適当な返しすんなー」


さく「まあまあ、これ、どうぞ」


ブラン「ん?チョコか。サンキュー…今年は流石にその…ブラジャーの型とってねーだろうな……」


さく「さあどうだか」


ブラン「皆で開封する時俺だけ変な空気流れんだわ。分かる?」


さく「心配しなくても今年はハート型」


ブラン「おーおーそれもそれで色々問題なのよ」


さく「あれ、違った?」


ブラン「…お前さ、バレンタインを男子が困り果てる姿を面白がる日だと思ってる?」


さく「ソナコトナイヨ」


ブラン「おいやめろそれおい」


そんな会話をしていると、後ろからふんわりとした、天使の声が聞こえた。


コウ「何してるのー?」


ブラン「お、お前の本命来たぞ」


さく「あ!コウ!!」


コウ「さくらちゃん、やっほー。忙しそうだね」


さく「全然!これはいどうぞ!」


コウ「えー!良いの!?ありがと!」


ブラン「絶対貰えんのに喜び方が一番ピュアだよな、○って」


さく「だから天使なんだよ」


ブラン「へいへい。天使ね天使」


コウ「あれ。ブラン、君ひまわりと一緒じゃないの?」


ブラン「あー、アイツ、バレンタインには心底興味無いみたいで毎年この日だけ職場来ないんだよ。多分チョコを貰うのすら面倒臭いんだと思う」


コウ「す、凄…!確かに色んな女子から貰うけど…あー、ひまわりって甘いもの苦手なんだっけ?」


ブラン「そうだなーいけるけど甘すぎんのが無理なんだった気がする」


ひまわり、相変わらずだな…。


さく「…じゃあ、また後でひまわりには渡そうかな」


ブラン「おー、そうしてやってくれー」


コウ「ねーねーこのチョコ食べていい?」


さく「どーぞ。感想また頂戴ね」


私は再び友達にお菓子を配り始めた。

皆様が疑問に思ったであろうことを言い当ててみようと思います。

「あれ、コウここで出番終了なの?」

あってましたら教えてください!笑


今回、コウさくブラン、と珍しい組み合わせでしたよね。作者も書いていて何だか新鮮でした。


ここまでご覧頂きありがとうございました。

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