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短編  作者: さくらもち
12/22

3-2

3-2です。

皆さんのクリスマス、誰と過ごしましたか?

作者はうちのワンコと2人っきりで過ごしました♡

結構ボリュームあるぞこれ…。


クレープを手にさくらちゃんの元へ戻る。


さく「おかえりー。ありがとう!」


コウ「たーだいま。はいこれ、先に食べて?」


さく「うん、じゃあ貰おっかな。」


そう言って僕が持っているクレープにかぶりつく。


コウ「美味し?」


さく「めっっちゃウマい!!!」


コウ「そりゃ良かった」


幸せそうに頬張るさくらちゃんの姿に思わず笑顔がこぼれる。


徐々に食べるスピードが遅くなっていく様子を見て、僕はさくらちゃんにストップをかける。


コウ「食べ過ぎると夜ご飯入んないよ?後は僕が食べるから」


さく「あ、ありがとう!」


…確かにこれ、美味しいな。お腹を空かせてきたのもあってかめっちゃ食べれてしまう。


ペロリと食べてしまった。


さく「コウも結局めっちゃがっついてんじゃん」


コウ「お、思ったより美味しかった…」


さく「だよねー」


そろそろか…


コウ「さくらちゃん、ほら見て。今2分前だよ」


さく「だいぶ精霊達も集まってきたね~」


さくらちゃんは僕の方に身を寄せる。


辺りはすっかり薄暗くなっていた。

少し緊張しながら待った2分間はあっという間だった。


さく「わぁ……綺麗…」


一斉にイルミネーションの明かりが灯り始めた。



コウ「そうだね。でも、」


さく「ん?」



コウ「君の方が綺麗だよ」



さく「………」


さくらちゃんはしばらく黙り込んだかと思うと、急に1人で大笑いし始めた。


さく「アハハw何それ!!くっさ!!w」


コウ「いい、1度行ってみたかったんやって!」


さく「フフ、ハハw」


コウ「い、いいやろ??きょ、今日くらい……」


さく「もー仕方ないなぁ…」


コウ「なんなん?!」


さくらちゃんはそう言うと僕の顔を自分の方に向けて言った。



さく「…じゃあ、私だけ見ててよ」



コウ「へ??」


こちらが思考停止している間に、さくらちゃんはバッと僕の顔から手を離した。


さく「アハハwこれでちゃらだよちゃーら。」


コウ「えっと…」


さく「くさいこと言われたお返し」


コウ「あ、ありがと…?」


さく「おもしろーw」


コウ「ええー?」


う…またからかわれた気がする…。


イルミネーションの道を先に歩くさくらちゃんの肩はずっとクスクスと笑っていた。

恋人同士でもやっぱりくさい言葉って普段は言えないですし、恥ずかしいもんですよね~

て、私恋人いないんですけどね。、


ご覧頂きありがとうございました。

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