序
*序*
エッセイというものを綴るにあたり、そのまま心の内を語るにはいささか羞恥心の壁が高く、飛び越えられずにいた。
そんな折、夜のバーにて男女がとある出来事について話しているのを耳にした。
酒は人の口を軽くさせる。
また、心の壁も低くさせる。
そこで、男女がバーにて語る物語に仮託しようと考えた。
さらに小心な自分は現実の世界ではなく、平衡世界の都市を舞台にすることにした。
読者よ。どうか我が臆病を許したまえ。
かつ、その広い心をもって読んでいただきたい。
そして、いささかの暇つぶしになれば、自分は幸いに思うものである。
ラーム皇紀 2770 年 1月5日
物語に仮託したエッセイと・恋愛ものです。
そして、拙作「伯爵令嬢の婚約破棄は教会の鐘と共に?」 の架空歴史とリンクをしております。
架空歴史については、これからも順次書いていく予定でおります。
パラレルワールドの歴史を考えてあるのですが、なかなか作品としては書き切れません。
もし、どなたか書いてみたいという方がいらっしゃいましたら、ご一報のください。
その他、細かい案を提供させていただきます。
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