第三話 確認
遅くなりました。
よろしくお願いします。
あと、アイテムボックスのレベルを無くしました。
「んっ・・・」
広大な森の中、突如としてその男は現れた。
「ここは・・・?森の中か。一応周りには気配がないから安全なところに転移してくれたらしいな」
さて、現状の確認だな。
「ステータスオープン」
ーーーーーステータスーーーーー
名:カイト・フルヅキ〈古月 恢屠〉(15) Lv.1
種族:人種 職業:武人
武スキル
槍術 Lv.7
刀術 Lv.6
短剣術 Lv.6
体術 Lv.7
身体制御 Lv.7
身体強化 Lv.1
魔スキル
回復魔法 Lv.2
魔力制御 Lv.1
技スキル
料理 Lv.6
道具作成 Lv.6
錬金術 Lv.1
アイテムボックス Lv.--
並列思考 Lv.1
思考制御 Lv.5
鑑定 Lv.1
色欲 Lv.--(NEW)
言語理解 Lv.--(NEW)
耐性スキル
毒無効 Lv.--
精神耐性 Lv.5
物理耐性 Lv.6
ユニークスキル
纏魔法 Lv.1
称号
古月流免許皆伝
異端者
ケモナー
転生者(NEW)
闇の女神の加護(NEW)
健康体(NEW)
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「なんか増えてる・・・」
あの場所で見たステータスより、いろいろ増えてるなぁ。これは全部確認しないとダメだな。それに若返っているから体の機能も大分違ってきてる。向こうで生きていたころの15歳の体よりいろいろと違ってるし、魔力があるから身体能力も大分変るだろう。
「また、鍛錬しなおしだな!うっし!!やるか!!」
〈・・・あの。〉
「さーて、まずは確認からだな」
〈・・・あの!〉
「ん?声が・・・」
周りに気配がないのに声がするだと?しかもなんだか違和感がある声だな・・・。
〈ここです。貴方の腕にいます〉
「腕?・・・うおっ!腕輪がある!」
〈はい。初めまして、そしておはようございます、マスター。成長思考型変形金属です。〉
「マスター!?それにこの腕輪が神力半分使って手に入れた相棒か・・・」
〈その通りです。私の所持者登録はカイト・フルヅキ様になっております。それゆえにマスターと。〉
「なるほどな。これから末永くよろしくな。相棒」
〈こちらこそ末永くよろしくお願いします。マスター〉
「じゃあ、先に相棒の名前から考えようか」
〈ありがとうございます。それから私も個別でステータスがあるので”鑑定”で確認してください。それと遅くなりましたが、しゃべらなくても私に伝えたいと思いながら頭の中で言葉にすれば伝わりますよ。〉
「それを早く言ってよぉ。誰もいないからいいけど、すげぇ恥ずかしいじゃん。」
〈すいません〉
「まあ。いいや。それじゃあ確認していきますか。”鑑定”」
ーーーーーステータスーーーーー
名:No name Lv.1
種族:成長思考型変形金属
変形スロット
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成長思考型変形金属
魔石を与えると成長し金属が増える金属体。与えれば与えるほど成長する。上限なし。また会話し、知識や経験を積むことで思考が成長する。
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変形スロット
変形した際に名前を与えると、名前を言えば瞬時に変形できるようになる。スロットがない場合は、想像しながら作っていかなければならない。また金属量が足りない場合は、スロットが登録されていても変形できない。
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〈なるほどね。定番の魔石を喰わせればいいのか。増えた金属は分割してアイテムボックスに入る?〉
〈入ります。ただ変形は表に出てる量だけになります。〉
ふむ。インナーみたいに薄くまとわせて出せる量を増やしたりとか、変形した状態で止めておいたほうがいいかもな。さて次は名前か・・・。
「相棒。これから相棒の名前は照月だ。よろしく頼む。」
〈ありがとうございます。マスター。成長してマスターの最強の矛と盾になるように尽力します。〉
俺のほうの確認もするか。
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アイテムボックス
魔力によって入る大きさが決まる。現在、1畳の大きさ。アイテムボックス内は一覧表から選ぶか頭にものを思い浮かべることで取り出せる。が、思い浮かべて取り出す際は似たようなものがあると失敗する。現在・種類:1 個数:1
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色欲
確率操作、感度上昇が可能。また全種族と交配可能になる。
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纏魔法
魔法を体表面に纏うことができる。属性によって得られる効果変わる。魔法を取得することはできない。
Lv.1 四属性(火・水・土・風)を使用可能。具現化不可。
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異端者
異形のものが好きであり、それを一定数周りに認知されている人。異形のものに好かれやすい。
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ケモナー
獣人が好きであり、それを一定数周りに認知されている人。獣人に好かれやすい。
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転生者
転生者。それだけ。
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古月流免許皆伝
古月流武術の一定数が免許皆伝である。現在、槍術、刀術、短剣術、体術が免許皆伝である。
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闇の女神の加護
闇の女神からの祝福。女神から何かスキルがもらえる(健康体、色欲、言語理解)。またこの加護は闇の女神の巫女にしか見れない。
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健康体
寿命が延びる。病気にかからなくなる。死ぬまで健康!!
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このへんが特殊なスキルと称号か。他はレベルによって魔力の効率や増幅が上がっていくっぽいな。というか、色欲と健康体って加護の影響かよ・・・。まあ異種好きとしてはありがたいけどさぁ・・・。
〈これからどういたしますか?一応、女神様に簡単な知識はインプットされていますが。〉
〈とりあえず修行だな。体にスキルと古月流をなじませないと。あとアイテムボックスに何か入ってるから、それ確認するかな〉
これ、なんだろうな。一覧表には異世界の初心者出引きの本って書いてあるけど。出してみるか。って厚っ!重っ!そして細かっ!なんだこれ・・・。ふむふむ。本当に基本的なことが載ってるな。修行中はこれ読んで学ぶか。町に行くのはそれからでもいいな。食事も毒系は大丈夫だし、サバイバルもやったことあるし、いけるでしょ。
「よーし、修行早く終わらして異種族ハーレムでも作るぞー!」
〈頑張りましょう。ハーレムはどうでもいいですが・・・〉
ありがとうございました。
また、よろしくお願いします。