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しるし3(詩集)

チキンが飛んで行く

作者: さゆみ


おおぞらをチキンが飛んで行く


丸ごとや分断されたのや


羽がなくってもチキンが飛んで行く


照り焼きやハーブ焼きや


フライドされたチキンが飛んで行く


銀色のアルミがキラキラ光り


赤色と緑色のリボンが揺れる


OH!!空をチキンが飛んで行く


みんなが幸せになれればいいけれど


みんながチキンが見えるわけではなくて


みんなが幸せになれればいいけれど


みんなが居場所があるわけではなくて


それでも、薄紫色の冷たい空をチキンが飛んで行く


もし、胸の微痛が気になるのなら


きっとチキンの骨が刺さっているからだよ


掴みきれないおおぞらをチキンが飛んで行く






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― 新着の感想 ―
[一言] 読ませていただきました。 チキンが空を飛んでいく情景が頭に思い浮かび、ほっこりとしました。 良い詩でした。
[一言] 色んなチキンの見え方があるのかもしれませんね。
[一言] さゆみさん、はじめまして。「つぶらやこーら」と申します。今回の詩、拝読させていただきました。 チキンと一言で言っても、本当にいろいろスタイルがありますよね。私は最近運動不足で、まんまる小太り…
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