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俺はどうやら異世界転生したらしい


俺はどうやら異世界に転生したらしい


「ここは…?」

気がつくと、彼は真っ白な空間にぽつんと一人でうつ伏せのまま横になっていた。彼が起き上がろうと上体を起こすと、彼の正面に女神のような風体をした美女が突然現れた。彼女はまるで女神のような優しい口調で囁いた。


「私は女神です。あなたは異世界転生することに成功しました。これから、貴方には別の人生を歩んでいただきます。」


彼は今まで自分が何をしていたか、どんな名前だったか思い出そうとしてみたが、何も思い浮かぶことが出来ず、ただ女神の言うことを黙って聞くことにした。


「貴方には、とある村の青年として生まれ変わっていただきます。彼には、親しい幼馴染みの少女がいて、普通の両親がいて、幸せな人生を送っていましたが、幼馴染みとの婚約の直前に、とある事がきっかけで彼は死んでしまいました。このままでは周りの人間達が悲しんでしまい、幼馴染みの少女が後を追うようにして命を絶ってしまう可能性があるためです。彼女は私たちにとってとても重要な人間であり、彼女を死なせるわけにはいかない事情があります。そこで、貴方には死んだはずの彼の代役を務めて欲しいのです。予め断っておきますが、貴方に拒否権はありません。では。」


彼が何かを言おうとする前に、女神が杖のようなものを振ると同時に、彼の視界は真っ白な光で埋め尽くされ、彼の意識はそこで途絶えた。



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