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放課後の気持ち

もっと話したい。もっと笑顔が見たい。そう思うのはどうして?

何処まで考えたら答えは出る?

放課後の誰もいない教室で、あたしは葉月の姿を思い出しながらため息をついた。


「何だよ。らしくないな。悩んでる事でもあるのか?」

びっくりした。振り向くとそこには葉月がいたから。

「…もっと仲良くなりたいなぁって。」

「誰と?」

「あんたとよ!べ、別に特別な意味じゃないから!!」

かんなはプイッと顔を背けた。


「なれば?俺もかんなとは時々ケンカするけど、いい友達だと思ってるし。」

そう言って笑った葉月。

一方かんなはというと…。

「友達かぁ…。」

この間の葉月が見せた表情と同じ表情をしていた。


「俺と友達なの嫌か?」

「嫌じゃない!でも、なんかもやもやする。」

何故か目を合わせられない。

「俺だってもやもやするんだよ…。」

「え…?それってどういう―。」

「それ以上言うなよ」

かんなの言葉を制したかと思うと、葉月は思いもよらぬ事を口にした。


「本当はかもっと話したい。もっと笑顔が見たい。そう思うのはどうして?

何処まで考えたら答えは出る?

放課後の誰もいない教室で、あたしは葉月の姿を思い出しながらため息をついた。


「何だよ。らしくないな。悩んでる事でもあるのか?」

びっくりした。振り向くとそこには葉月がいたから。

「…もっと仲良くなりたいなぁって。」

「誰と?」

「あんたとよ!べ、別に特別な意味じゃないから!!」

かんなはプイッと顔を背けた。


「なれば?俺もかんなとは時々ケンカするけど、いい友達だと思ってるし。」

そう言って笑った葉月。

一方かんなはというと…。

「友達かぁ…。」

この間の葉月が見せた表情と同じ表情をしていた。


「俺と友達なの嫌か?」

「嫌じゃない!でも、なんかもやもやする。」

何故か目を合わせられない。

「俺だってもやもやする。」

「え…?」

続く沈黙を破る様に、葉月が口を開いた。

「杏果が好きな筈なのに、別の奴が頭から離れない。」

首をかしげる。言っている意味がよく分からない。

「そうなの…別の奴って?」

何故かかんなは知りたくなった。

「振られたくねーから言わねー。」

ピント来たかんなは囁いた。

「好き。」

「え…?」

「あたしも、好きなの。葉月の事が!」

かんなは葉月にしがみついた。

「ちょ、何で分かったんだよ!それに…俺から抱きしめようとしたのに!!」

「えっ!」

こんなに良い雰囲気なのに、口げんかになるのはいつもの事で。

二人は笑い合って初めてのキスをした。いつもはお互い意地っ張りだけれど、その口づけはとても優しく甘かった。

―少し甘すぎたのかも知れなかったけれど。

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