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アビリティ・コネクト  作者: 高坂ライト
アビリティ・コネクト ~初回トーナメント編~
4/23

初回トーナメント編~トーナメント開始~

トーナメント当日。

俺はいつもより早く目が覚めた。

今は朝の5時。少し外の風にあたりたくなり、俺は外に出ようとした。

なるべく物音をたてないようにしたんだが、少し音をたててしまうと、そのせいかリトが目を覚ました。


「悪い。起こしちゃったか?」


俺がそう語りかけるとリトは寝ぼけた顔で言った。


「ん?ああ。」


目をこすり無理矢理起きようとするリト。


「いや、俺も目が冴えちゃったからついていっていいか?」


「別に俺は目が冴えちゃった訳じゃないからな。まあいいよ。」


俺たちは静かに物音をたてずに寮から出た。

学校の外にはすぐ近くに河原がある。俺たちは二人、そこでたそがれた。ほんのり冷たく気持ちいい風があたり、二人の髪の毛がなびいていた。

数秒、何も話さなかったが、リトが話しかける。


「やっぱり、今日のトーナメントが不安なんだろ?」


リトは俺が思っている事に見事、的中させた。


「まあな…さすがにレベル9といきなりは精神的にも、実力的にもきついんだよな。」


「それはそうだろうな。俺だって如月唯と戦うって知ったときはきつかったさ。」


「お前もか?」


「ああ。やっぱり、ボコボコに倒されて恥ずかしい目にあいたくないじゃん。」


「そうだよな…」


俺は自分がボコボコにされるかも知れない姿を思い浮かべてしまって体が震える。


「でもさ。大丈夫だ。どんなにボコボコにされても。その前に自分の出せる力を出して上に見せつけてやるんだ。自分の実力を。レベル9とやれるなんて、光栄なことだよ。」


「そうだな。やってみるか!ボコボコにされたって、上に見せつければいいんだよな!そうすれば、レベルもあげられるかもしれない。やってやるぞ!」


「頑張れよ。あきら!」


「おう!」


その後、俺たちは寮に戻り時間が経過するまで二人で馬鹿なことをやったり、いろいろ語り合っていた。

学校にいく時間となり、いつも通り学校へ行く。教室では澪や最近、仲良くなった須藤鷹と今日のトーナメントの話で盛り上がった。

そしてアビリティ・トーナメントが開催されるアビリティ・バトル・ドームへと移動した。アビリティ・バトル・ドームは東京ドームと同じくらいの大きさがある。しかもそのドームは二個もあるんだ。

今、一つのドームに全校生徒と全教員、世界政府の人間が数名揃っていた。

校長の武藤が高台に立って話始めた。


「これより第352回。アビリティ・トーナメントを開催する!皆さん、いい成績を出せるように頑張ってくれ!ルールはいつも通りで死なせては駄目だ。当然だ。だが近々、ある結界を貼ることになる。どんな攻撃でも死んでしまうことのない結界だ。よかったな!

話を戻す。レフェリーがこれ以上続けるのはまずいと思ったらそこで終了になる。以上」


そう告げ武藤や他の教員数名、世界政府の人間達は戦いを見物する特等席へと移動した。その場所は観客席とは別に作られた小さな部屋だ。壁が透けているからそこから戦いを見物するようだ。

観客席も満員となりいよいよトーナメントが始まる。

俺は23回戦目だ。全校生徒は900人弱いるのでとてもトーナメントに時間がかかる。3日開催といったが、だいたい1週間はかかっているらしい。

その前にリトの戦いが18回戦目にあるから、俺はそれをみようと思っていた。

ドームは右が第一ドームで奇数回戦目の人で、左は第2ドームで偶数回戦目の戦いがある。

俺は左側のドームへ向かった。行く最中に澪と合流したので一緒に戦いを見ることになった。

16回戦目まで終わってついにリトの戦いが始まった。

アナウンスが入る。


「続いては第18回戦!レベル7-柏木リト対レベル8-桂川将!」


二人が入場し、向き合うと握手をした。この握手は戦いの準備が出来たという合図。握手をして少し遠ざかるとアナウンスが入る。


「第18回戦目!開始!」


第4話 初回トーナメント編~トーナメント開始~

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