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パーティ集め③

「えっと確認なんだけど

ほう・・・魔【火属性】

ゼク・・・魔【雷属性】

らてぃ・・・魔【風属性】

パル・・・魔【水属性】

ふりぃ・・・魔【氷属性】

であってるんだよね?」

「ああ」

「同じく」

「ですわ」

「ええ」

「・・・」

「そしてみんな悪い、最初に言っておくべきなのかもしれないが俺は魔力こそあれ何の属性か分かんないんだ」


らてぃとパルは驚いた。

それもその筈この世界で属性がわからないなんていくことはほぼほぼないからだ。


「だからパーティ組むのやめたと思っても俺は軽蔑はしない」


これは俺の本心だった

得体のしれないものに背中を預けることなど俺なら考えても難しい

だが彼女たちは


「いいえ、大丈夫です」

「同じくです」

「そもそもそれぐらいのことでパーティ解消するなら私たちはどこにも入れてもらえないと思います」


二人のまっすぐ見る目を俺は直視することができなかった。

なぜならさっき発言した言葉があるからだ


「いいね、その心意気そんじゃ俺たちは正式にパーティを組むことに決めようぜ」


ほうの一言でパーティ組むことになった。

だがなぜだ?


「なぜ俺がリーダーになっているんだ?」

「だって、お前リーダーじゃないとふりぃがパーティ抜けるとか言うし」


・・・


「ぶっちゃけ俺はリーダーになりたいんだがな、だけどこういう時いつもアンお前が全体をまとめていたからな、これからもうまく俺たちをまとめてくれ」

ほうに続いてゼクも言う。

らてぃとパルはそこまでお二人に信用されているならぜひアンさんがリーダーをしてくださいとのことだった。

それじゃ、ギルドパーティ書


リーダー アン・・・魔【?属性】

ほう・・・魔【火属性】

ゼク・・・魔【雷属性】

らてぃ・・・魔【風属性】

パル・・・魔【水属性】

ふりぃ・・・魔【氷属性】


よしこれをギルドマスターに渡すよ。

そんじゃ行ってくるね

そしてギルドマスター前までくると今までとは違った緊張感があった。

いつもふざけている感じじゃないマスターその眼光で俺はびびった。


「ま、ええんじゃないかの?」


マスターは軽く返すと承認のサインをしてくれた。

とてつもなく長いサイン

なんでも偽装されないようにするための工夫などとか言っていた。

そして俺たちは無事にパーティになった

なったのはいいが・・・。


「今から第一回パーティ話し合いを決行する」

「なにそれ面白そう」


ほうとゼクが勝手に会議を行った。

なんでも第一回パーティ話し合いでは俺たちのパーティ名を決めるとのことだ

あ・・・ちなみにだがパーティ名は後からでも自由に変えられるとのことだった。


「俺はやっぱり業火爆裂パーティなんていうのがいいな」

「却下」


ふりぃがほうの意見を切り捨てた。

俺的には結構かっこいいとおもったのだけど・・・。


「それじゃ私は水の都エンジョイパーティなんてどうでしょうか?」

「却下」


みんなから却下が出た

だってここ水の都じゃないし全然接点がないんだよね・・。

今、ほう・パルの意見がでたけどまだ

ほうの方がましかな・・・。


「氷面パーティ」

「ごめんなさい」


おれは声を高くして言う

すいませんでした。まじですいませんでした。

いや、ここまで深く気にしてたなんて思わないじゃん

そのパーティ名にしたらおれパーティ名呼ばれるたびにいたたまれない気持ちになるよ


「漆黒雷帝パーティ」

「却下」


またしてもふりぃが切り捨てるかの如く却下した。

まあ

ほうの意見と結構似てる感じあったからな・・・。


「六花のパーティ」

「まあ及第点」

「いいんじゃねぇか」

「だな」

「ねー」

「俺もいいと思う」


らてぃの意見だ。俺たち六人のことが一目でわかるそのパーティ名は結構良くほかの人からもいいといた。

ふう危ないところだった。

これで俺の爆裂六人衆パーティを言わなくてすんだのだから・・・。





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