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No.13

連投してます。2/5



 No.13




 テントの幕として使用したのは大きめの葉だった。

 木の皮を大量に採取するのは大変なので、余裕がある時にしたい。

 大きな葉一枚で骨組みを全部覆うのは難しいので、蔓草で葉同士を連結させ使用した。

 グリーンカーテンのようになってしまったが、まあいいや。


 「立派かどうかは分からないが家みたいに見えるな。あと早急にやりたいのは、寝床だな。昨日地面に横たわっていたら、もう寒いの寒くないのて」


 一応(ウロ)の周りを木で覆ったから夜風は来なかったが。地面に体の熱を取られ、寒い思いをした。

 寝床に敷くのは何が良いのだろうか。直ぐ思い付くのが獣の皮だが。準備もなく、策もなく、度胸もない状態で獣相手はちょっと。いやいずれは相手にしないといけないだろうけどね。とにかく今はパスと言うことで。となると何が良いかな。

 何も思い付かなかったので、周囲探査も兼ねて何かないか探しに行くことにした。

 持って行く物の中に余った竹で竹槍を作ったので、手作りの石斧の代わりに持って行くことにした。


 「ふふふ、これぞ古来よりある百姓の武器なり。せいやあ!」


 二~三メートルほどある竹槍を突いたり回したりして取り回し確認した。


 「槍なんか扱った事何て無いからこんなもんで良いのかな?」


 何かの際に壊れるかもしれないので、これももう一本予備で持って行くことにした。こちらは先程よりも短いものだ。一メートル有るか無いかの長さだ。


 「『竹の二槍使い』と呼んでくれ。うん無いな、イタすぎる」


 お遊びはここまでにして、暗くなる前になんとか探したいものである。

 そこで行くのは竹林の先。あの辺一帯から微妙に植物の生態が変わっていた気がした。もしかしたらこちらにはない物があるかもしれないと、期待しながら竹林へと向かった。


 「しかし竹林も人の手が入って無いと歩きにくい!」


 密集している竹を避け突き進むこと数十分。

 竹林を抜けた先はやはり植物の生態が変わっていた。

 そこには見渡す限り金の穂を実らせた。


 「稲穂だ! いや麦か? おおっ! とにかくすげぇえ!!」


 近寄っててみればひとつは間違いなく稲穂だったし。他にも実が生っているものがあったのでそちらを見に行くと。こちらは麦のようだった。

 麦の方は実物ではみたこと無いが、生っているところは映像や本などで見たことがあるので、これも間違いないだろ。


 「本物だよな? 何で一緒くたに……いやもうそう言う世界だと思お」


 本物だと思うが念のため万物の瞳(ロゴス)があることを思い出したので使用した。




 【稲穂の実】:お米のもとだよ。銀ジャリでお願いします。


 【麦の実】:パンのもとだよ。白くてふわふわなパンを所望します。




 「知らんがな! あとやっぱり誰か見てるな!」


 鑑定内容に突っ込み、誰とも知れない奴の要望など聞く気もなかった。と言うか今の状況で白パンなど作れるか! 無茶ぶりにもほどがあるわ!



















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