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No.11

短いです。すいませんm(_ _)m





 No.11




 休憩し終わってから竹林へと戻ってきた。

 さて、竹は四~五年物を選ぶのが良いと聞いたことがある。だがこっちは素人だからな、青っぽいのを選べば良いのか。それともこっちの黄色味掛かったものを選べば良いのか。うーんわからん。

 うんうん唸っていたところに万物の瞳(ロゴス)で調べたら分かるかなと思い。駄目元で見てみた。




 【竹】:成長した竹だよ。物作りには適しているよ。タケノコ、美味しいよね。




 「おい、これ明らかに誰か自分の事見てるだろ。まあタケノコについては忘れてたから有り難いが、あれは朝方じゃないと無理じゃなかったか。生で食えるのは?」


 何処の誰かは知らないが、知りたいことが分かったので感謝はする。タケノコについては明日の朝にでも取りに来ようと考えた。

 取り合えず万物の瞳(ロゴス)で確認した竹は、大丈夫そうなのでそれを伐採する。

 竹の節に先ほど研いだ石斧をあて。背の方を予備で持ってきていた、もうひとつの石斧の持ち手部分を使い。叩きながら切れ目を入れていく。


 パキッ パキッ


 「よし! いける!」


 何度も繰り返し叩き、竹を伐ることができた。

 そして万物の瞳(ロゴス)で同じように竹を調べ、同じ手順で幾つか伐っていく。


 「ふぅ、取りあえずはこんなもんか」


 額の汗をぬぐい、時間を掛けて伐った竹が十本。いっぺんに全部は持っていけないので、一本だけ余計な部分等を切り落とし、持ち運び安いように蔓草で縛りあげた。

 残りの九本は分かりやすいところに置き。切り落とし部分も何かに使えるかもと同じ場所に置いておくことにした。


 「これで(ウロ)の周りに骨組みをつくって、簡易テントみたいなのを作るか」


 これだけではまだ足りないが。往復するためにも一度拠点に戻らねばと、竹を担いでいったのだ。


 「それじゃ一旦戻りますか。えいほ、えいほっと」
















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