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空の雨。  作者: rein
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空の涙。

「空!そーら!起きろばか!!」

「んー?なんだよ涙。」

なんだよな…寝てんのに

「ばかそら!合宿先考えてるんだから!起きろ!!」

「あははっ!何してんの?空くん」

「そうだぜ!はははっ」

ちぇー

そういえば夏休みだったなぁ(笑)

「で、どこになるんだ?」

「海か山だなぁ…と、街が綺麗な海のあるとこになるかな」

「へぇ、いいじゃん海」

「よなぁ…桜は?」

直人が桜にふる

「海かな。涙は?」

「海…だが、あとから写真部に来た私が仕切っていいのか?」

また心配してるし。

そもそも俺が誘ったしなぁ…。

「いいんだよ、涙。俺が誘ったしな。」

「けどそれは、私を変な男の子から守るため―」

「いいんだよ、俺よりしっかりしてるんだしな!!」

そう言い丸める。

「うぅ…」

よし、丸まった(笑)

涙は一目惚れしたし、守るのが当たり前だしな。


そして、

「じゃぁ、海にけってい!!」

「「「やったぁ!」」」


明後日は合宿、楽しみだ!!

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