あの日までの俺
初めて書かせていただきます^^
正直センスは自分でもないとわかっております・・・はい・・・
でもそんなセンスの無い私の作品で少しでも楽しんでいただけたらなと思って書かせていただきました^^
おもしろかったとか悪くないなんてコメントをいただけたら作者は大変喜びますw
もちろん批判や改善部分なども指摘していただけると今後の勉強になりますのでそれでも作者は喜びますw
私と同じ感性を持つ人なら楽しんでいただけるのではないかなと思います。幅は広めではないですね・・・
ではこれからがんばっていきますのでよろしくお願いします^^
人間・・・
母が生んだのか、望んで生まれたのか、神が生んでくださったのか、なぜか地球という名の星に生まれた我ら人類。
そうして生まれた人類も、人として近い存在が生まれてからすでに600万年から500万年たっているそうだ。
なぜ人類が生まれたのか、なぜ生きるのか、地球にとって人類とはなんなのだろうか、死ぬとどうなるのか、最近そんなことばかり考えている・・・そんな疑問を抱いたことのある人はたくさんいるはずだ。
俺もそんな疑問を抱いていた日本の高校3年生だった。
成績は中の下で、運動神経も中の下、ルックスも中の下、特に才能も無い。趣味は寝ることと漫画を読むこと。家庭は中流で、両親と俺だけの3人家族だ。生活に特に支障は無いし、友達もそれなりにいる。
朝起きて学校へ行き、授業表を見て教科書を用意し、授業を受ける。放課後になり、家に帰宅し夕食を食べ、趣味をたしなみ、風呂に入って就寝する。休日には友達と遊んだり、一日中ごろごろしていたり、東京へ遊びにいったりしていた。他人からみれば十分充実しているのかもしれない、むしろ贅沢なくらいだ。それが俺の日常だった。
だが、俺はこの贅沢な日常に不快と不満を感じていた。こんな生活していて何になる?そう思っていた。 ただ生まれてから周りと同じように育てられ、周りと同じように学生になり、やがて周りと同じように受験をし、そして周りと同じように就職をする、結婚をし、十分働いたら老後の隠居生活を楽しみ、孫の顔を見て喜び、そして死ぬ。そんな理想のような人生。そんな理想のような人生が俺には、こんなもの?これが幸せ?こんな人生のために今の生活をしている・・・実に単純でつまらない人生だ。そんな単純な人生に納得して生きている人間達も哀れでならない、そう感じていた。なぜか?
それはこの世界には刺激が足り無すぎる、そう思っていたからだ。俺が求めていたのは漫画の世界のような世界、あんなに刺激が多い素晴らしい世界を見ていると・・・現実にある世界はなんともつまらない、比べ物にすらならない。
まさに・・・妄想オタクだ。
みんながみんなこんな下衆な刺激のない世界に生きるのに満足感を覚えている意味がまったくわからなかった。たった一度の人生?こんな人生が一回もあると思うだけで吐き気がするほどだ。死んでしまいたい、この世界から解放されて漫画の世界にいきたい。何度もそう思った。だが人間の生きるという本能には勝てなかった。
もっと漫画のような楽しいことは起こらないのか・・・このくだらぬ日常をかき消すようななにか俺をわくわくさせるような新しい未知の出来事、そんな世界や出来事が起こることをバカみたいに俺は強く望んでいた。
だがやはり所詮望むだけ・・・妄想であり何も変わりはしない・・・
そんな考えが心のどこかでやはりあった・・・
しかし、そのどこかにあった考えはあの日、完全に消滅した。
2012年12月31日午後11時59分59秒それは起こった・・・
楽しんでいただけたでしょうか?そうでなくても読んでくださっただけでもうれしいです^^では次回作もがんばりますb