なんとなく透き通ったブルー
イミフだったのでちょっと書き直しました。
涙雨
心落ち着く
女一人旅に出てみた
場末の温泉街
男にしばられてきた
人生 バイバイ
私が望んだ物とは
ちょっと違ったの
どんな宝石も
私には価値がない
ただ寂れて
一人酒を飲む
哀れかしら
虚しいかしら
案外私は満足
元々一人ぽっちには慣れてる
晴れの日には
お布団を干して
音楽を聴きながら
楽しくお料理
雨の日には
レンタルのビデオ見て
長靴でピチャピチャ散歩
音のハーモニー
昔からそうだった
友達付き合い
合わせて来たけど
私女のくせにお喋りが下手で
詩を書いたり
絵を描いたり
そういう時間が
好きだった
父親を知らない私
恋人みたいに
連れ立っている親子を見ると
どんな気分なんだろうと不思議
だからね 私お母さんの生き写しよ
一人でも寂しくないから
見合い話なんて持ってこないでね
お母さんには自分の幸せを考えて欲しい
お母さんが生まれてきたこと
私が生まれてきたこと
全てが繋がってる
ほら同時にあくびした
母娘の絆って深い物ね
なんとなく透き通ったブルー
感謝しているの 産んでくれて
ありがとう お母さん
羊水の色 青空の色
お母さんの涙の色
深い絆にはかえって
なんとなく透き通ったブルーが似合う
タイトルが先に浮かぶとろくな詩が出来ないんだよな。
十二年前ガンガン詩を書いていたときは言葉が溢れていた。




